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何と約10000歳の植物が発見された。生物の中で一番長寿なのは、樹木であるが、これまでの記録では、日本の屋久島に生育する縄文杉で、推定樹齢7200年とされていた。

屋久島の杉が長寿になるのは「年間の多雨に恵まれている」「花崗岩に堆積した、やせた土壌でゆっくりと成長する」「樹脂には防腐・抗菌・防虫効果がある」などがその理由だ。

今回発見された、世界一長寿の植物は「トウヒ」といって、松のなかま。クリスマスツリーの木というとわかりやすい。スウェーデンの標高910mの厳しい環境でハイマツのように地表をはいながら、ゆっくりと成長した。放射性炭素(C14)による年代測定で、樹齢9550年とわかった。

発見したのはスウェーデンのウメオ大学の研究者。スウェーデン中部のダーラナ地方にある山岳地帯で発見した。松のなかまは米国の樹齢4000〜5000年のものが最も長寿と考えられていたが、その記録を大きく更新した。

10000年前というと、土器をつくり、竪穴住居が普及し人々が定住するようになった時代。このころさまざまな道具を使い、農耕がはじまったとされる。日本では縄文時代(今から約16,500年前から約3,000年前)。有史以前の長い年月を生きるトウヒの存在は、いっきょに10000年の昔に戻ったような不思議な感じがした。

トウヒ(唐檜)とは?


トウヒは、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹。北半球の温帯から亜寒帯にかけて広い範囲に30種以上が分布する。分布の北限はシベリア・アラスカ・カナダの北極圏、南限はユーラシアではビルマとヒマラヤ、北米ではメキシコ北部の高山地帯に達する。タイガにおける重要樹種のひとつである。

日本ではエゾマツ、アカエゾマツ、バラモミ、ヤツガタケトウヒ、ヒメバラモミなどの種が見られる。

材は弦楽器の表面板や家具などに使われる。なお、弦楽器の材料としてしばしば表記される「ドイツ松」は、ドイツトウヒまたはその他のトウヒ属の材のことである。(出典:Wikipedia) 

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10000歳も夢じゃない世界最長寿の木 スウェーデン


スウェーデン中部のダーラナ地方にある山岳地帯で、同国のウメオ大学の研究者が樹齢が1万年近くある世界で最も長寿とみられる木を見つけた。これまで米国のマツの仲間が樹齢4千〜5千年で最も長寿と考えられていたが、その記録を大きく更新した。

この木は針葉樹のトウヒの仲間。放射性炭素(C14)による年代測定で、樹齢9550年とわかった。米誌ナショナル・ジオグラフィック(電子版)によると、標高910メートル地点でハイマツのような低木の根から、幹を立ち上げることを繰り返してきたらしい。現在ある直立の幹は、周辺の夏の気温の上昇で1940年代初頭から伸びたという。

鹿児島大の鈴木英治教授(植物生態学)は「横に次々と枝が出ており、1個体が生き続けて古い部分が9千年を超したということのようだ。木がゆっくり成長するスウェーデンの山の環境なら、このような発見があってもおかしくない」とみる。( asahi.com 2008年04月27日03時03分 )

 

スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」 (朝日選書792)
小澤 徳太郎
朝日新聞社

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まつぼっくりノート―ひろってふしぎつくってたのしい
いわさ ゆうこ
文化出版局

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