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世界で一番高い山は?
もちろんエベレストで、標高8,848mとされる。ただし地殻変動、地球温暖化による影響などもあり、標高は年々変動していると考えられる。

では、世界で初めてエベレストの登頂に成功した人は?
イギリス登山隊のエドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイとされる。1953年5月29日に登頂に成功した。現時点ではこれが歴史上初のエベレスト登頂成功とされている。2003年5月と2008年5月の2回三浦雄一郎氏が最高齢登山記録を打ち立てる。

世界で一番深い海はどこだろう?

正解はマリアナ海溝(Mariana Trench)で世界で最も深い海溝である。太平洋プレートはこのマリアナ海溝においてフィリピン海プレートの下にもぐりこんでいる場所である。

その深さは、最新の計測で水面下10,911mであるとされている。これは海面を基準にエベレストをひっくり返しても山頂が底につかないほどの深さである。マリアナ海溝の最深部は地球の中心からは6,366.4kmにある。

では世界で初めて地球の最深部に到達した人は?
ベルギーのジャック・ピカールとアメリカのドン・ウォルシュ大尉である。1960年1月23日、アメリカ海軍の協力のもとにオーギュスト・ピカールが開発した潜水艇(バチスカーフ)「トリエステ号」にドン・ウォルシュ大尉とオーギュストの息子ジャックが搭乗してマリアナ海溝内部を目指した。

二人は海溝の底に到達したといい、その時バチスカーフ内部の水深計が示していたのは11,521m(後に10,916mと修正)だったと主張している。さらに二人は海溝の底でヒラメやエビなどの生物が生息しているのを発見して驚いたという。マリアナ海溝の最深部分における水圧は実に10860 N/cm²(108.6メガパスカル、1cm²に1,086kgの重さがかかる)にのぼる。

日本の海洋研究開発機構は、無人探査機「かいこう」で1995年3月に10,911メートルの潜航に成功しているが、今回、世界で唯一の1万メートル級無人深海探査機「ABISMO」が、水深10,350mの深海底の堆積物をである、1.6m柱状のコアを採取に世界で初めて成功した。

深い海では「マリンスノー」と呼ばれるプランクトンの排出物、死骸などが絶えず降り注いでいるといわれる。「マリンスノー」の主な成分は炭素である。これらの炭素を含む有機物の中には、今まで知られていない新しい微生物が発見されるかもしれない。 

関連するニュース
水深10,350メートルの海底下堆積物採取


海洋研究開発機構の大深度小型無人探査機「ABISMO」が、マリアナ海溝チャレンジャー海淵で、深さ10,350メートルの海底で1.6メートルの堆積物柱状試料(コア)の採取に成功した。

また水深150メートルから10,258メートルに至る海水も連続採取した。10,000メートルを超える海洋−海底面−海底下の連続的試料採取を達成したのは「ABISMO」が初めてで、新しい微生物の発見や、大気−海洋−地殻の相互作用について新たな知見が得られると期待されている。

「ABISMO」は、現在、世界で唯一の1万メートル級無人深海探査機。深海底下で長いコア地層サンプルを採取できるほか、潜航中に採水できる能力が特徴。昨年12月に伊豆小笠原海溝で行った試験潜航で水深9,707メートルの潜航と9,760メートルの海底地層の試料採取に成功している。

初めてマリアナ海溝に挑んだ今回は、6月1日から3日にかけ、チャレンジャー海淵で3回の潜航を行い、3日に現存の無人探査機としては世界で最も深い10,258メートルの潜航に成功、同時に10,350メートルの深さの海底堆積物柱状試料も採取した。

マリアナ海溝は世界で最も深い海溝で、最深部は10,911メートルといわれている。海洋研究開発機構は、無人探査機「かいこう」で1995年3月に10,911メートルの潜航に成功している。( 2008年6月18日サイエンスポータル) 
 

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