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海水でも育つ植物?
驚いたことに海水程度の塩水でも育つ野菜がある。それは何だろう?  

正解はアイスプラント。アイスプラントは塩味のする新野菜として、近年、佐賀県を中心に栽培されている。ハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物。名前の由来は氷ったような植物に見えることから。南アフリカ原産。

耐塩性が高い塩生植物の一つであり、海水と同程度の塩化ナトリウム水溶液中でも水耕栽培が可能である。 さらに、生活環が半年程度と比較的短く、栽培も容易なため植物の耐塩性研究におけるモデル生物と考えられ学術的な注目も高い。塩害で問題になっている土地の、塩分を取り除く植物としても注目されている。

ファイトレメディエーションとは?
このように塩害などに汚染された土壌を、植物や微生物を使って広範囲にわたって浄化することを「ファイトレメディエーション」という。

タバコなどは土壌に含まれるカドミウムなどの重金属を根から吸い上げて葉にためこむ能力が高く、汚染された土壌を広範囲にわたって浄化することができる。

バイオレメディエーションとは?
また重油等で汚染された土地において、その土地に常在する、またはや外来のバクテリアによる重油の分解を促進させるため、窒素や硫黄肥料を施用することにより、 油流出の浄化を図るような場合がある。

このように植物や、菌類・微生物に限らず、生物のつくる酵素なども使って、土壌を浄化することをまとめて「バイオレメディエーション」という。

植物には他にも不思議な性質を持つものがある。

不思議な植物の超能力
ハーブなどの薬用植物は、口に入れると苦みや、辛みを感じる植物がある。これらの植物が持つ成分は、動物などに食べられないよう身につけたもの。このような特殊な成分を持つ植物は自分の身を守ることができるため、進化の過程で有利であったという説もある。

ある植物は虫に食べられることでその虫の天敵を呼び寄せる“におい物質”を出すものがいることも分かり、その物質で農薬をできるだけ使わずに害虫を駆除しようという試みも始まっている。

エネルギーや食糧問題に応用
エネルギーや食糧などの問題を解決する手段として、いま植物が持つ能力に注目が集まっている。

海中で光合成を行っている海藻の能力に注目し、海苔の光合成の遺伝子を他の植物に組み込んで光合成の能力を高め、二酸化炭素の吸収量を増やすことで温暖化対策に役立てようという研究も進んでいる。

さらに、植物の細胞壁にあるセルロースという成分を使い、環境に負荷が少なくて丈夫な素材、「植物性プラスチック」が開発されるなど、最新のバイオテクノロジーで植物から新たな素材を生み出している。

バイオレメディエーションとは? バイオレメディエーション(bioremediation)は微生物や菌類や植物、あるいはそれらの酵素を用いて有害物質で汚染された自然環境(土壌汚染の状態)を、有害物質を含まない元の状態に戻す処理のことである。  

バイオレメディエーションの典型例は、劣化した有機塩素化合物のような特定の土壌汚染物質を、微生物によって処理するような場合である。より一般的なアプローチの例としては、重油等で汚染された土地において、その土地に常在する、またはや外来のバクテリアによる重油の分解を促進させるため、窒素や硫黄肥料を施用することにより、 油流出の浄化を図るような場合がある。

概要と適用
自然界で作用しているバイオレメディエーションファイトレメディエーション(Phytoremediation)は何世紀にも渡り利用されてきた。例えばファイトレメディエーションによる農地の塩分除去などは古くから行われてきた方法である。 微生物を用いたバイオレメディエーション技術はGeorge M. Robinsonにより初めて包括的に紹介された。彼はカリフォルニア州サンタマリアの石油エンジニア助手であった。彼は1960年代の空き時間を汚らしい壺や様々な微生物の混合物と過ごした。

バイオレメディエーション技術は一般に現場型と 施設型に分類できる。 現場型バイオレメディエーションはその場所における汚染された物質の処理を指し、原位置浄化と呼ばれる。一方施設型は別の場所で処理するために汚染された物質を除去するものを指す。バイオレメディエーション技術の例としてはバイオベンティング, landfarming, バイオリアクター, 堆肥化, bioaugmentation, ファイトレメディエーション, biostimulationなどがある。(出典:Wikipedia)

 

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