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広がる「大麻汚染」
大麻汚染」が止まらない。芸能人や力士など、特別な人たちだけかと思っていたら、慶応大や早稲田、同志社大など有名大学の学生らが大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された。

テレビの特集番組では、白昼堂々と大麻の売人から購入する一般人の姿を見た。最近ではインターネットで種子を購入し、自宅で栽培するケースも増えているという。何で常識ある(?)大人や大学生の多くが犯罪と知りながら、いとも簡単にルール違反してしまうのだろうか?

「大麻」に実害はないのか?
経済的に多少、ゆとりがあり、人生に目的を持たない人たちが、手を染めるケースが多いようだ。「外国では違法でない国もある」「種子の販売だけなら合法」「タバコより身体に悪くない」という俗説も気を許す原因だ。

実際、害はないのだろうか?というとそんなことはなく、知人に勧められ大麻を吸ったある女性は「心と体がふわっと軽くなり、ストレスや疲れが吹き飛んだ」と錯覚。吸引する回数が増えると、吸った直後に自宅マンション4階から飛び降りた。「吸ったら死にたくなり、やけになった」。全身6カ所を複雑骨折しながらも命は取りとめたという。

生きる目標を持てないというのも問題だ。何かで人の役に立ち、命を燃やす生き方を見つけることが重要に思う。それにしても簡単に種を手に入れ、栽培し増やすことができるという「大麻」とはいったいどんな植物なのだろうか?

びっくり!「大麻」の意外な正体
調べてみてびっくり。「大麻」の正体は麻の袋とか麻ヒモ、通気性に優れる麻のスーツなどの衣服で使われている「」と同一の植物だ。私は「麻」というと身近で、環境にもやさしいイメージを持っていた。そればかりか、「麻の実」は七味唐辛子などに入っており、平気で食べている。しかも「麻」という植物も普通に見られる植物で、北海道などでは雑草化しているらしい。

たが、この「麻」の葉や花にはテトラヒドロカンナビノール(THC)が含まれ、これをヒトが摂取すると陶酔する。植物を乾燥した物(通称マリファナ)や、植物から作られた樹脂(通称ハシシ)はTHCを含有しており、これが規制薬物の対象とされる。日本に自生する「麻」にも1%以下のTHCが含まれている。

もちろん産業用の「麻」と嗜好用の「麻」は品種が異なる。外国産の嗜好用の「麻」ではTHCが10%も含有しているものもある。日本に自生する「麻」ではTHC含有量は少ないが、大麻取締法により、麻を栽培する者は、都道府県知事の免許を受けなければならない。たとえ野生のものであっても、葉っぱ1枚採取してはいけないので注意が必要だ。

「大麻」とは何か?


「麻」のこと。中央アジア原産とされるアサ科属で一年生の草本で、大麻(たいま)または大麻草ともいう。この植物から採れる麻薬を特に大麻(マリファナ)と呼ぶ。雌雄異株。高さ2-3m、品種や生育状況によりさらに高く成長する。

「麻」は生育が速い一年草であり、生育の際に多量の二酸化炭素を消費し、繊維質から様々な物が作れるため、地球規模での環境保護になるという意見もあり、再認識されつつある。

歴史
古代から人類の暮らしに密接してきた植物で、世界各地で繊維利用と食用の目的で栽培、採集されてきた。種子(果実)は食用として利用され、種子から採取される油は食用、燃料など様々な用途で利用されてきた。20世紀初頭より、米国や日本を始めとしたほとんどの国で栽培、所持、利用について法律による厳しい規制を受けるようになる。

成分
栽培植物としては非常に急速に成長する。葉・花・果実には薬効がある。特に、葉や花に含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC)は人体に作用し、摂取すると陶酔する。

植物を乾燥した物(通称マリファナ)や、植物から作られた樹脂(通称ハシシ)はTHCを含有しており、ロシア、アフリカ、オーストラリア、ヨーロッパの一部を除く世界中で規制薬物の対象とされる。 医療目的としても価値があり、古くから果実は麻子仁(マシニン)という生薬として用いるほか、葉や花から抽出した成分を難病患者に投与する方法も研究されている。

品種
産業用のアサと嗜好用のアサは品種が異なる。前者については、陶酔成分が生成されないよう改良された品種が用いられる。また、品種が同じでも用途に応じて栽培方式が違う。前者は縦に伸ばすために密集して露地に植えられる方式が主であるが、後者は枝を横に伸ばすために室内栽培が多い。

日本国内で栽培される大麻のほとんどが栃木県産で、その用途は主に麻布であり、トチギシロ(栃木白)という改良品種である。この品種はTHCをほとんど含んでいないとされている。栃木県はトチギシロの種子の県外持ち出しを禁止している。

生態
大麻は北海道では雑草に混じって普通に自生している。だが野生のものであっても違法であるので、葉っぱ1枚でも採取をしてはいけない。警察は大麻が自生している土地の所有者に除草を呼びかけているが除草されることは極めて稀だという。また、大麻は北海道に限らず、日本各地に自生しており、毎年、各地域の保健所や自治体によって自生大麻の刈り取りなどの撲滅活動を行っている。その弊害としてアサカミキリといった昆虫が環境省の準絶滅危惧に指定されるなどの生態系に影響を及ぼしている。(出典:Wikipedia)
 

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