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「カロリーゼロ」は本当にセロ?
飲み物を買うとき気になるのはカロリーだ。炭酸飲料は体によくないという人もいるが私は好きだ。しかし、カロリーは気になるので「カロリーゼロ」や「カロリーオフ」、「ノンカロリー」の炭酸飲料をよく購入する。

売る方も一目で分かりやすいように、商品名「ZERO」などのようにすぐにわかる表示が目を引く。メーカーの話によると、私たちは飲み物を決めるときに0.5秒という短さで決めるそうで、一瞬で分かる商品名が大事だという。

ところが、今朝のテレビの特集で、食品の「カロリーゼロ」表示はカロリーゼロでなくてもよいという。いったいどういうことなのだろうか?

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そして「カロリーオフ」や「ノンカロリー」「カロリーゼロ」という表示は何を基準に決められているのだろうか?

「エネルギーに関する強調表示」とは?
調べてみると「カロリーオフ」とは、100mlあたり、20kcal以下のものをいう。また、「ノンカロリー」や「カロリーゼロ」とは、100mlあたり、5kcal以下のものをいう。「健康増進法」の「エネルギーに関する強調表示の種類及び基準」により定められている。

さらに、アルコールにもゼロ表示がある。これは、これはどうなのだろうか?

それは「ノンアルコールビール」。ノンアルコールだから、味がビールっぽくて、アルコールは入っていないのかなと思っていたのだが、実は酒税法上アルコール濃度1%以上の飲料がお酒と分類されており、1%未満は清涼飲料水になるため、ノンアルコールと呼んでも良いという。

ちなみに「ジュース」とは果汁100%のものだけをいう。果汁5%未満無果汁とされ、果実の絵表示もしてはいけない。

私は知らなかった。今度から、「ノンカロリー」「カロリーゼロ」「ノンアルコール」は本当にゼロなのかしっかり成分表示を見て購入したい。

「健康増進法」とは何か?

我が国における急速な高齢化の進展及び疾病構造の変化に伴い、国民の健康の増進の重要性が著しく増大していることにかんがみ、国民の健康の増進の総合的な推進に関し基本的な事項を定めるとともに、国民の栄養の改善その他の国民の健康の増進を図るための措置を講じ、もって国民保健の向上を図ることを目的として施行された法律。

清涼飲料水のカロリーゼロ・ノン・レス・オフ表示(100ml当たり)

栄養成分 ノン〜レスなど「含まない」旨の表示……未満  低減控えめカットなど「低い」旨の表示……以下
熱  量
脂  質
飽和脂肪酸
糖  質
ナトリウム
コレステロール
5kcal
0.5
0.1g
0.5
5mg
5mg
40kcal (20kcal
3g   (1.5g)
 1.5g   (0.75g)
 5g   (2.5g) 
120mg (120mg
 20mg  (10mg)

果樹飲料とは何か?

名称 ジュース 果汁100%のものだけ名称を使用できる
ジュースドリンク 果汁 50%以上のものは使用可
表示 生、新鮮、フレッシュ 一切禁止
特選、精選、高級、デラックス、スペシャル等
医薬的表現
純正、純粋、ピュア 果汁100%のものだけ可
栄養飲料、健康飲料、美容飲料等 原則禁止
(果汁50%以上又はビタミンCを強化したものは説明文中に「栄養」、「健康」、「美容」等の文字の表示は差し支えない)


表示

果汁5%以上100%未満 果実から果汁の雫が落ちる等の描写禁止
果実のスライス等の描写禁止  
果実5%未満(無果汁) 果実の絵禁止。図案化した絵は可

参考HP 厚生労働省「エネルギーに関する強調表示の種類及び基準」

 

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