ニュースで学ぶサイエンス!このブログでは、最新科学情報をくわしく調べ、やさしく解説!科学がわかります。
宇宙にいくことが決まった古川聡さん

JAXAの宇宙飛行士古川聡さんが、日本人医師として初めて宇宙に行くことが決まった。時期は2011年春ごろ。ロシアのソユーズ宇宙船で打ち上げられ半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在、日本を初めとする参加国の科学実験など宇宙での活動を行う。帰還もソユーズ宇宙船を利用する。

古川さんは、1989年東京大学医学部医学科卒の医学博士。89-99年同大学医学部付属病院に勤務し、麻酔科、外科、消化器外科の臨床と研究の経験を積んだ。99年2月に星出彰彦、山崎直子さんたちと一緒に宇宙飛行士候補に選ばれた。

宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士のほか、ソユーズ-TMA 宇宙船フライトエンジニアと、米航空宇宙局(NASA)の搭乗運用技術者(ミッションスペシャリスト)にも認定されている。

古川さんの任務「ISS第28次/第29次長期滞在ミッション」
先月11月に日本人初のママさん宇宙飛行士、山崎直子さんが2010年2月以降、アトランティス号に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)へ約2週間飛行することが決定したが、これに続くうれしいニュースになった。

古川さんの任務はISSフライトエンジニアとして、「きぼう」を含むISSの各施設の運用及び科学実験、ISSロボットアーム操作を実施すること。そのため「きぼう」をはじめとしてISSの各施設の運用及び科学実験に必要な訓練を行うとともに、ソユーズ宇宙船搭乗に必要な訓練を実施する予定である。

古川聡さん 宇宙飛行士搭乗決定にあたっての抱負
「これまで激励、支援してくださった多くの皆様に心から感謝致します。

2008年は、土井宇宙飛行士、星出宇宙飛行士の大活躍で、「きぼう」日本実験棟の船内保管室、船内実験室が国際宇宙ステーション(ISS)に組み付けられ、運用が開始されました。筑波の地上局からは日本人管制官チームが、「きぼう」日本実験棟を24時間体制で見守っています。

そして、2009年2月から若田宇宙飛行士、同12月からは野口宇宙飛行士がISSに長期滞在します。さらに、2010年2月頃には山崎宇宙飛行士がISSに飛行予定です。その後も、日本人宇宙飛行士のISS長期滞在が続いていきます。我々日本人チームの活動を通して、将来の日本の有人宇宙活動の発展に貢献できるよう、皆で力を合わせて努力していきたいと考えています。

自分としては、医師としての専門能力を活かし、宇宙での科学実験、特に生命科学実験の促進に寄与したいです。そして、ISS第28次/第29次長期滞在ミッションを成功させるため、全力で訓練に取り組んでいきたいと思います。」
JAXA宇宙飛行士 古川 聡 (出典:JAXA)

関連するニュース
古川聡さん:2011年春宇宙へ ISSに長期滞在


宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、古川聡宇宙飛行士(44)が2011年春から約半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在することが決まったと発表した。古川さんは初飛行で、日本の宇宙飛行士8人全員の飛行が決まったことになる。長期滞在は来年の若田光一飛行士(45)、野口聡一飛行士(43)に続き3人目。

古川さんは横浜市生まれ。東京大医学部を卒業後、消化器外科の医師として働いた。1999年2月、星出彰彦さん(39)、山崎直子さん(37)とともに宇宙飛行士に選ばれた。

計画によると、古川さんはロシアのソユーズ宇宙船で往復し、ISSの運用や日本の実験棟「きぼう」での科学実験を担当する。現在、ロシアで訓練中で、今回の決定について、「医師としての専門能力を生かし、特に生命科学実験に寄与したい」との談話を発表した。(出典:毎日新聞 2008年12月18日)
 

宇宙ステーション入門
狼 嘉彰,中須賀 真一,冨田 信之,松永 三郎
東京大学出版会

このアイテムの詳細を見る
アポロとソユーズ―米ソ宇宙飛行士が明かした開発レースの真実
デイヴィッド スコット,アレクセイ レオーノフ
ソニーマガジンズ

このアイテムの詳細を見る

ブログランキング・にほんブログ村へ  ランキング ←One Click please