明けましておめでとうございます!このブログでは、最新ニュースで科学を学びます。くわしく調べ、やさしく解説!みるみる科学がわかります。
世界天文年とは?
2009年は「世界天文年」。国際連合、ユネスコ(国連教育科学文化機関)、国際天文学連合が定めた。今から400年前、1609年イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが口径4cmの手作り望遠鏡で天体を観測し、宇宙への扉を開いたのを記念した。

スローガンは「宇宙 … 解き明かすのはあなた(THE UNIVERSE: YOURS TO DISCOVER) 」。ガリレオのように自分なりの発見をしてもらおうと各国で、夜空を見上げてもらうイベントが企画されている。

2009年の天文現象
今年1年の天文現象を調べてみると、何といっても日本で46年ぶりになる皆既日食7月22日に観測できる。場所は鹿児島県、種子島南部から奄美大島北部の間で観測される。その中間にあるトカラ列島は観測の好地。

もう一つの特徴は、3大流星群の観測条件がよいこと。3大流星群とは「しぶんぎ座流星群(1/3〜1/4)」「ペルセウス座流星群(8/12〜8/13)」「ふたご座流星群(12/14〜12/15)」であるがいずれも満月と重ならず、流星の観測に適している。

しぶんぎ座は現在存在しない星座。1928年にりゅう座の一部になったが、流星群の名前で残されている。3大流星群は1時間に数十個の流星が観測できる。

「しし座流星群(11/18極大)」も有名で1時間に数千個という、過去最大の流星出現数を記録したこともある。しかし、1時間に数個しか出現しない年も多くムラが多い。また、今年は8月6日、9月3日に土星の環がまったく見えなくなるが、太陽の方角にあるので観測には適さない。

2009年1月の天文現象
1日 元旦
3日 〜4日未明にかけて、しぶんぎ座流星群(りゅう座ι流星群)が極大 (月明かりがないので観測条件は良い)
4日 上弦 / 水星が東方最大離角(宵の西空で観望の好機)
5日 小寒(太陽黄経285度)
11日 満月
12日 成人の日
15日 金星が東方最大離角(宵の西空で観望の好機)
18日 下弦
20日 大寒(太陽黄経300度)
26日 新月 / 金環日食(日本では先島諸島とその周辺海域などで日入帯食となる)

参考HP アストロアーツ 「しぶんぎ座流星群極大」
国立天文台 ほしぞら情報 「2009年1月の空」

 

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