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住宅と自動車のCO2排出量
住宅は20年前・10年前と比較すると、冷暖房設備や温水便座など、利便性・快適性の追求とともに、年々消費エネルギーが増加している。平均的な4人家族の住宅のCO2排出量は1年間で4100kg-CO2あるという。

自動車のCO2排出量は1L当たり2.3kg。1年間の走行距離を10000kmとし、燃費を10km/Lと想定すると、10000÷10=1000 だから、自動車の1年間のガソリン消費量は1000Lになる。

では、自動車1年間のCO2排出量はいくらになるか?

そう正解は、1000×2.3=2300 だから、2300kg-CO2である。住宅が4100kg-CO2であるから、住宅のほうが2倍近くもCO2排出量が大きい。

省エネ効果の大きい住宅
現在ようやくエコカーが市場の主役になろうとているが、自動車のCO2排出量を少なくするよりも、住宅のCO2排出量を減らしたほうが地球温暖化防止に、はるかに貢献できる。

そこで最近は、エコ住宅の開発に技術の進歩が見られる。目標は何とCO2排出量0である。パナソニックが開発している「エコアイデアハウス」では、おウチまるごと「CO2±0(ゼロ)」のくらしを提案している。

何で人が住んでいるのに0になるのだろうか?その方法は、家電製品の省エネ性能を高め、さらに高断熱の建築材料なども活用することでCO2を徹底的に削減。それでも必要となるエネルギーは、燃料電池、太陽光発電、蓄電池による創エネ・蓄エネで賄う。

その一方で、涼しさ、暖かさ、明るさ、といった自然の恵みを生活に活かす日本古来の知恵を採り入れ、先進技術と組み合わせることで、より心地よいくらしを目指す。

パナソニックのエコアイデアハウス
「エコアイデアハウス」は、東京都江東区有明の「パナソニックセンター東京」敷地内に、3〜5年後のくらしを想定して「家まるごとCO2±ゼロ」を目指したショールームとして開設。2009年4月18日以降の土、日、祝祭日は一般公開する予定で、見学も自由である。

エコアイデアハウスでは、最先端の省エネ家電製品を採用している。エアコン、換気システム、LED照明で節電。ななめドラム洗濯乾燥機、ミストシャワーなど浴室関連で節水。真空断熱材、ヒートポンプなどでは熱の保温・有効利用を行う。

自分たちが使うエネルギーは、つくる、ためる仕組みがある。家庭用燃料電池と太陽光発電システムを最適に活用し、ご家庭で使う電気をご家庭で発電。ピーク時など発電でまかないきれない電気は、必要に応じてリチウムイオン電池に貯めておいて、必要に応じて電力を使用する。

ヒート・ポンプ
ヒートポンプユニットと貯湯タンクで構成される。ヒートポンプユニットのコンプレッサーは圧力が10MPaを超える高圧であるため、2重構造の2段圧縮となっている。1段目の圧縮吐出圧力が2段目の圧縮部の外殻に加わり、圧力で押さえ込む構造となっている。

冷媒に二酸化炭素 (CO2) を用いる。ファンを回転させ外気をヒートポンプ内に取込み、ユニット内のCO2を暖める。 暖められたCO2を圧縮機に送り圧縮することで、高温にする。この高温になったCO2を利用してタンクの水を温める。その後CO2を膨張弁にかけて膨張させ低温にする。

積水ハウスのグリーンファースト
積水ハウスは26日、光熱費とCO2排出量の削減を実現する環境配慮型住宅「グリーンファースト」を発売した。通風や陽射しなどの自然エネルギーを活用する空間設計や自然と共存する庭造りに、創エネと省エネが可能な環境技術を組み合わせたという。

太陽光発電システムまたは家庭用燃料電池(以下、エネファーム)の装備。オール電化の住宅では太陽光発電システムを、電気ガス併用の住宅では太陽光発電システムまたはエネファームの設置を推奨するという。また太陽光発電システムとエネファームの両方を備えた住宅を「グリーンファースト プレミアム」とし、CO2排出量はほぼゼロにできるとしている。
 
参考HP パナソニック「エコアイデアハウス」が東京・有明にオープンエコアイデアハウスのホームページ ・積水ハウス「グリーンファーストのホームページ」 

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