科学大好き!アイラブサイエンス!このブログでは、最新科学ニュースをくわしく調べ、やさしく解説!みるみる科学がわかります。
WHO:フェーズ「4」に引き上げへ
メキシコから始まったインフルエンザ、4月27日現在、WHOは、豚インフルエンザの警戒水準引き上げ検討の緊急委員会を午後11時から開催した。フェーズ「3」から「4」「5」への引き上げが検討され、その後レベル「4」が発表された。

メキシコのコルドバ保健相は、全体の死者は103人、感染の疑いは1614人に上ると発表した。このうち豚インフルエンザによる死亡が確定したのは少なくとも22人になる。

メキシコのカルデロン大統領によると、25日時点で豚インフルエンザに感染した疑いのある患者1384人のうち、67%の929人は治癒したという。

各国:汚染状況拡大
WHOは、米国で豚インフルエンザの人への感染が確認されたケースが40件になったと発表した。

フランスでも豚インフルエンザに感染した疑いのある患者が新たに4人見つかり、検査を進めている。

スイス保健当局は、同国内の5人が豚インフルエンザに感染した疑いがあることを明らかにした。

カナダ保健当局は、同国内で初めて6人の豚インフルエンザウイルス感染を確認したと発表した。

またスペイン政府は、8人に感染の疑いが出ていると報告した。入院・隔離を続けている。AFP通信が報じた。

また英スコットランド行政府は、メキシコから帰国し、軽いインフルエンザのような症状の出た2人が入院したと発表した。

ニュージーランドのライオール保健相は、「この3週間にメキシコを旅行した学生22人のうち10人の感染が疑われる」と明らかにした。

日本:水際対策の徹底
日本政府の対応はどうだろうか?

麻生太郎首相は26日午前、メキシコと米国で人への感染が拡大している豚インフルエンザ問題で、伊藤哲朗内閣危機管理監を首相公邸に呼び、情報収集と国民への情報提供と安全の確保、帰国・入国者への検疫を強化する「水際対策」の徹底を指示した。

外務省は、在メキシコ日本大使館が備蓄する「タミフル」が2370人分だと報告。同国に在留する邦人数(2008年秋)は約66000人で、その半数が、豚インフルエンザの感染者が集中するメキシコ市に在留しているとみられる。

約1000人分が不足する計算で、同省は日本や米国・在マイアミ総領事館から1000〜2000人分を輸送しておぎなう方針を説明した。厚労省は、旅行者への注意喚起や検疫所での対応などの取り組みを説明した。

豚インフルエンザ問題が世界的な広がりをみせる中、成田国際空港内の薬局では27日、マスクを買い込む海外渡航者の姿が目立った。第1ターミナル内の薬局では、普段の2〜3割増しで飛ぶように売れた。

農水省:豚肉の風評被害を懸念
心配なのは豚肉だが食べても大丈夫なのだろうか?

農林水産省は「豚肉を食べてもインフルエンザに感染はしない」と強調しており、豚肉を売るのを自粛表示するスーパーはないか、調査を始めた。こうした自粛表示は風評被害を招く恐れがあるためで、不適切な案内があれは表示の撤去を指導する方針。

豚肉の安全性について農水省は次のように説明している。

「豚肉は2007年度、米国から約28万トン、メキシコから約5万トン輸入された。豚がインフルエンザに感染した場合、ウイルスは通常、呼吸器に付着し肉を汚染することはない。さらに、万が一汚染があったとしても、加熱すると死滅するため、調理していれば感染の恐れはない。」

「また、豚のインフルエンザは国内でも毎年のように発生しているが、豚は短期間で治っている。生きた豚が輸入されたとしても、検疫所内の施設に隔離して対応する。」という。

参考HP 毎日新聞 豚インフル:「販売自粛」は撤去農水省がスーパー指導へ 

パンデミックから身を守る―新型インフルエンザ対策 (B&Tブックス)
荒岡 敏
日刊工業新聞社

このアイテムの詳細を見る
インフルエンザ緊急対策―新型インフルエンザへの備え
小林 治
法研

このアイテムの詳細を見る

ブログランキング・にほんブログ村へ  ランキング ←One Click please