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ミドリガメの野生化
ミドリガメは米国産アカミミガメの幼体にで、ペットショップや縁日の屋台などでよく見かける。幼少期は小さくて、緑、黄、黒などの鮮やかな模様がありきれいなので人気がある。

しかし、成長につれ多くの個体は鮮やかな模様はくすんでしまい、褐色と緑黒色主体の体色となる。米国から大量に輸入されているが、日本国内で野生化し、いまや代表的な外来種の一つとなっている。

2008年現在外来生物法では要注意外来種にとどまっており、流通や飼育に規制はない。本亜種はカメの中では極めて環境に順応しやすく世界中に帰化する。遺棄されたカメは増殖を続け、日本の都市部の川や池では在来種のクサガメやニホンイシガメは少なく、本亜種が多いという状況になってしまった。

グリーンイグアナの野生化
最近、沖縄県石垣島では中南米原産のイグアナが増えているという。もともとペットとして島に持ち込まれたものが逃げたか、飼い主が捨てたかし、その後に繁殖したものとみられる。

環境省の石垣自然保護官事務所は生息状況を調査しているが、これまでに11匹が捕まった。うち5匹は3月末からの約10日間で捕獲された。小学校の教室に突然入ってきたり、「玄関を開けたら、庭で穴を掘っていた」と話す住民もいる。 もっといそうだという。

増えているのは最大2メートル近くになる中南米原産の大トカゲ「グリーンイグアナ」。グリーンイグアナは日本ではペットとして流通しているが、鋭いツメと長い尾を持ち危険もある。逃げても本州の気候では冬を越すのは難しいが、石垣島の気候が繁殖に適しているようだ。国内の繁殖報告は現在、石垣島だけ。20年ほど前から目撃されているが、生息数ははっきりしない。 ( asahi.com 2009年5月13日 )

グリーンイグアナとは何か?
グリーンイグアナは、イグアナ科グリーンイグアナ属に分類されるトカゲ。単にイグアナと呼ばれることもある。

イグアナで思い出すのは世界遺産ガラパゴス諸島のイグアナであるが、グリーンイグアナは同じイグアナでも種類が違う。ガラパゴス諸島のイグアナは固有種でウミイグアナ、とリクイグアナに分かれる。

最大全長120-180cm。全長の2/3を尾が占め、尾には暗色の横縞が入る。成体は喉元に垂れ下がった皮膚(咽喉垂、デュラップ)が発達し、威嚇や求愛の際にはこの部分を膨らませる。耳孔の下部には大型の丸い鱗がある。

幼体は鮮やかな緑色だが、成長に伴い色味は褪せていく。オスは後頭部から背面にかけて鬣状の鱗(クレスト)が発達する。熱帯雨林に生息する。樹上棲で、水面に張り出した樹上にいることが多い。泳ぎは上手く、危険を感じると水に飛び込んで逃げる。陸上で外敵に襲われた場合は、噛みついたり尾を打ちつけたりして応戦する。

食性は植物食で、植物の葉、花、果実などを食べる。幼体は昆虫などの動物質も食べる。また幼体は成体の糞を摂取し、体内に植物を分解するためのバクテリアを取りこむ。繁殖形態は卵生。地中に1回に20-45個の卵を産む。

参考HP Wikipedia「イグアナ」「ガラパゴスリクイグアナ」「ウミイグアナ」
環境省 要注意外来生物リスト爬虫類・両生類
 

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