科学大好き!アイラブサイエンス!このブログでは、最新科学ニュースをくわしく調べ、やさしく解説!みるみる科学がわかります。
速さとは何か?
人が元気に歩く速さは、6 km/hである。人がオリンピックで100mを走る速さは、 36 km/hである。速さとは何だろうか?
速さとは、計測できる動きの量のことであり、距離を移動する量と同じである。
速さは移動の方向を持たない、スカラー量でありその次元は距離を分子、時間を分母とする [距離] ÷ [時間] の分数で表される。
同じ速さの量であっても方向を持つものはベクトル量であり「速度」と言われる。
物体が一定の速さで距離 Δx を時間Δt をかけて移動し、そのことを数学的に表現すると速さ V は次の式で表せる、
V = Δx/Δt
加速度とは何か?
新幹線の発進時の加速度は、0.2 m/s2、エレベーターの発進は、1 m/s2、ジェット機の離陸は、2 m/s2、物体の落下は、9.8 m/s2、スペースシャトルの発射時の加速度は、30 m/s2もある。加速度とは何だろう?
加速度は、単位時間当たりの速度の変化率。速度がベクトルなので、加速度も同様にベクトルとなる。加速度はベクトルとして平行四辺形の法則で合成や分解ができるのは力や速度の場合と同様であるが、法線加速度、接線加速度に分解されることが多い。法線加速度は向きを変え、接線加速度は速さを変える。
速度を ΔV とすれば、加速度a は速度の時間Δt とすると次のように表される。
a = ΔV/Δt
速度の合成・分解
速度は、x方向や、y方向に分解できる。今、地上との角度θ、速度V で運動する物体を考えるとx方向の速度成分、Vx、y方向の速度成分、Vyは次のように表される。
Vx = V cosθ Vy = V sinθ
単位が取れる力学ノート (単位が取れるシリーズ) 橋元 淳一郎 講談社 このアイテムの詳細を見る |
面白いほどよくわかる物理―地球物理、光と音、力と運動法則など物理学の基本を解説! (学校で教えない教科書) 長沢 光晴 日本文芸社 このアイテムの詳細を見る |
��潟�<�潟��