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 北朝鮮魚雷問題の影に
 日本をめぐる国際情勢が混沌としている。特に北朝鮮魚雷問題で朝鮮半島では緊張が続いている。この事件では46名の韓国将兵が亡くなった。韓国は今度、北朝鮮の挑発行為があれば即刻、報復することを明言している。米国や日本などは韓国への支持を表明した。

 韓国は中国へも援助を直接求めているが、中国がとても韓国を支持するとは思えない。中国の共産党機関誌では北朝鮮は、中国のお荷物であるなどと批判を述べている。それを真に受け、日本のマスコミも「中国も困っている」などと報道しているが、中国の言うことを鵜呑みにしてはいけないと思う。

 中国は中国共産党一党独裁の国であり、自由な発言ができないことは、Googleが撤退したことからもあきらかだ。たしかに経済は自由化したが、表現・思想の自由がない国である。もし、中国が民主主義の国になって、投票で代表者を選び、政治に参加させる議会制民主主義などになれば話は別だが、現状は一党独裁である。

 日本も一党独裁の国だった
 一党独裁の何が悪いか?それは、反対者はことごとく粛正されることだ。自由のなくなることだ。日本では「貧富の差が激しい」などといわれているが、現在の中国は日本の比ではない。中国国内では毎年何百という、暴動が発生している。

 同じ独裁国家である北朝鮮が今なくなれば、中国のまわりは民主主義の国ばかりになる。中国としては、そんな状態は絶対に避けたい。従って、この問題では、国連安保理の北朝鮮の制裁決議に拒否権を発動する。

 私は中国国民のすべてが悪いとは思っていない。訪問すれば情に厚い親切な人達が多い。問題なのは政治的指導体制だけである。これは、かつての日本もそうだったからよく分かるのだ。太平洋戦争が始まる直前の日本は軍閥が力を持ち、反対意見を自由に述べることはできなかった。反対意見を述べようものなら粛正された。

 そして軍事費だけが増えていき、日本はついに戦争へ突入した。今中国では同様のことが起きている。毎年増え続ける軍事費、空母艦隊を建設している中国が、太平洋を制圧しようとしているのはあきらかだ。

 日本の安全保障こそ最優先
 もちろん、中国一般国民はそんなことは考えてもいない。独裁体制が国内の矛盾を拡大化政策に駆り立てるのである。もし太平洋を制圧されたら、いつでも海上封鎖できる。これにより、日本の中東からの石油供給はストップする。となればいつでも日本を植民地化できるのである。

 今回、ようやく鳩山首相は日米共同声明を発表後、普天間基地辺野古移設案を閣議決定した。今朝の朝日新聞ではそれが一面に掲載された。これに対し沖縄の住民の怒りの記事は三面であった。これが逆でなくてよかった。日本のマスコミもまだ何が大切か分かっているようだ。ようやく混迷した米軍基地移設問題も方向性が見えてきたが、予断は許さない。

 心配なのは国民が平和ボケしており、お笑い番組などに洗脳されて、安易な発想しかできないことであるが、その番組やニュースを提供する、マスコミも同様なのかという問題があった。しかし、まだ何が大切かわかっているようだ。そう「国」が最優先なのだ、国がなければマスコミもないし、お笑い番組もない。学校もないし、これまでの楽しかった日常もないのである。

 日本の繁栄・発展を誇れる国へ
 私としても科学技術が好きであり、科学技術でこの国に貢献したいと考えている。戦争なんか始まったら、体力に自身のない私は緊張感だけで、真っ先に腹が痛くなって死ぬであろう。だが、その科学技術も国がなかったら何もないのだ。どうか国民の皆さんそこを分かってほしい。中国の大半の人達は、南京大虐殺があったにもかかわらず、日本に敵対意識を持っていない。

 その証拠に、日本の繁栄の象徴である銀座に訪れる、中国富裕層は年々増えている。日本が憧れの地だからである。しかし、中国の政治的指導部はまだ野心を捨てていない。軍事費を増加させ、国内の矛盾をどうするか模索中だ。

 ですからみなさん、中国に民主主義が始まるまでが目標です。この国の未来を考え、一致団結して安全を確立し、今一度、繁栄発展させていこうではありませんか?世界に誇れる国にしていこうではありませんか?

 日本は議会制民主主義の国です。国の安全保障のために、必要な政党に投票することができます。ぜひ、次期参議院選挙のときには、もっとも適切な安全保障を考えている、幸福実現党に投票しましょう。


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 鳩山首相、福島担当相を罷免−普天間、辺野古移設を決定


 政府は5月28日夜、首相官邸で臨時閣議を開き、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の代替施設を「名護市辺野古」周辺に移設する対処方針を決定した。鳩山由紀夫首相は、閣議での署名を拒否した福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)を罷免。

 首相は記者会見で、公約の「5月末決着」が果たせなかったことを陳謝しながらも、続投を表明した。一方、社民党は連立政権から離脱する方針を固めた。これにより政権基盤が弱体化し、夏の参院選にも大きく影響するのは必至だ。

 首相は臨時閣議後の会見で、「沖縄県民の理解を得られなかった。福島担当相を罷免せざるを得ない事態に至り、誠に申し訳ない」と陳謝。一方で「今後も命懸けで取り組む」と言明し、混乱を招いた責任を取り辞任する考えがないことを強調した。(時事通信 2010/05/29)

 

参考 書籍 危機に立つ日本 民主党亡国論 幸福実現党宣言

暴走国家・北朝鮮の狙い
李 英和
PHP研究所

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そうだったのか! 中国
池上 彰
ホーム社

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