サイエンスジャーナル

自然科学大好き!サイエンスジャーナル!気になる科学情報をくわしく調べ、やさしく解説します!

人類学

およそ250万年前、突如大型化した人間の脳 その原因は「果物」?脳が大きければ知能があるとは限らない

 動物の脳の大きさ比べてみたら...

 脳の大きさはどのくらいあるのだろうか? 現代人の脳は成人では、男性は1350〜1500グラム、女性では1200〜1250グラムだそうだ。

 他の動物と比べると、ステゴサウルスの脳の重さは推定で33グラム、ティラノサウルスで推定200グラム、鳩の脳の重さは2.3グラム。同じ霊長類と比べると、チンパンジーの脳で、350~400グラム、350万年前のアウストラロピテクス(猿人)で約375グラム、石器を使っていた190万年前のホモハビリス(原人)で約750グラム、史上初めて火を使っていた150万年前のホモエレクトゥスで約950グラムということだから、いかに現代人の脳が大きいかがわかる。

 では、人類が地球上で最も大きい脳を持つのか...というとそうでもなくて、地球上でもっとも脳が大きい動物はマッコウクジラである。彼らはシロナガスクジラに比べると体重は4分の1なのに、脳みその重さは3分の1より大きい。マッコウクジラで9000グラム、ゾウの脳で5000グラムもある。


続きを読む

およそ3万年前、絶滅したネアンデルタール人...現在、霊長類の6割が絶滅の危機に!生息地減少など深刻

 絶滅したネアンデルタール人

 ネアンデルタール人は約40万年前に出現し、約3万年前に絶滅したヒト属の一種である。我々現生人類であるホモ・サピエンス (Homo sapiens) の最も近い近縁種とされる。ネアンデルタール人は、ヨーロッパを中心に西アジアから中央アジアにまで分布しており、旧石器時代の石器の作製技術を有し、火を積極的に使用していた。

 発見された頃、ホモ・サピエンスと異なる種とされたが、現在はネアンデルタール人をホモ・サピエンスの一亜種であるホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシス (Homo sapiens neanderthalensis) と分類する見方が一般的である。ネアンデルタール人を過去には「旧人」と呼称していたが、この語は使われることが少ない。

 ネアンデルタール人が絶滅した理由は何だろうか...?正確な答えをみつけるのは難しいが、疫病や気候変動説が有力視されてきた...。しかし2月に科学誌「米国科学アカデミー紀要」に掲載された最新研究は、別の可能性を指摘している。それによると、約4万5000年前にヨーロッパ大陸にやってきたホモサピエンスと競う能力が無かったという。


続きを読む

タンザニアで、アファール猿人の足跡化石14個新発見!人類最古の足跡化石は1億年以上前?

 最古の人類とは?

 これまで知られている人類の歴史は約200万年である。これは「道具を使う」人類が出現したとされている時代の定義である。地質時代では新生代「第4紀」を人類の出現から現在までの時代としている。ところで、人類の歴史の定義を「二本足歩行」とするとどうなるだろうか?

 全身に近い人類骨格が発見されているものに「ルーシー」の愛称を持つ約320万年前のアウストラロピテクスの化石がある。彼らは二足歩行で直立して、歩く能力があったと考えられている。

 アウストラロピテクスは最も古い人類の祖先とされていたが、アルディピテクス属の発見により、その次に続く属となった。約440万 - 約390万年前にA・アナメンシスが、約390万 - 約300万年前にアファレンシスが現れ、約330万 - 約240万年前にA・アフリカヌスに進化した。この属からパラントロプスと、ホモ(ヒト属)最初の種ホモ・ハビリスが進化したと考えられている。


続きを読む

無形文化遺産に「山・鉾・屋台」決定!世界遺産とは違う枠組み「無形文化遺産」とは何?

無形文化遺産に「山・鉾・屋台」決定

 無形文化遺産(Intangible Cultural Heritage)は、ユネスコの事業の一つ。同じくユネスコの事業である世界遺産が建築物などの有形の文化財の保護と継承を目的としているのに対し、民族文化財、フォークロア、口承伝統などの無形のもの(無形文化財)を保護対象とすることを目指したものである。

 先日、エチオピアの首都アディスアベバで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会は11月30日(日本時間1日未明)、日本が無形文化遺産に提案していた「山・鉾・屋台行事」の登録を決定した。日本の登録は2014年の「和紙」以来2年ぶりで、国内の無形文化遺産は計21件となる。

 山・鉾・屋台行事は「八戸三社大祭の山車行事」(青森)や「博多祇園山笠行事」(福岡)など地域の安泰や厄よけを願う全国18府県の祭礼行事計33件で構成。迎えた神をにぎやかし、慰撫するため、木工や漆塗り、染め物といった伝統工芸で華やかに飾り付けた山車などの造形物が街を巡るのが特徴だ。いずれも国の重要無形民俗文化財に指定されている。


続きを読む

最古の人類はアウストラロピテクスではなかった!続々新人類発見!「ホモ・ナレディ」とは?

最古の人類とは?

 現在最古の人類とされるのは、アルディピテクス属(genus Ardipithecus)である。約580万- 約440万年前(新生代中新世末期[メッシニアン中期] - 鮮新世初期[ザンクリアン初期])のエチオピアに生息していた原始的な人類(猿人)の一種。

 有名なアウストラロピテクス属は、長らく最古の人類とされてきたが、アルディピテクス属は、よりいっそう古い時代の化石人類となった。哺乳綱- 霊長目- ヒト科- ヒト亜科に分類される、ヒト族- ヒト亜族(en)中の1属であり、アルディピテクス・ラミドゥスとアルディピテクス・カダッバの2種からなる。 エチオピアのアファール盆地にある約440万年前の地層から1992年に発見された猿人(ラミドゥス猿人)の化石を機に、1995年5月に新しい属として記載された。

 アウストラロピテクス属は、約440万 - 約390万年前にA・アナメンシスが、約390万 - 約300万年前にアファレンシスが現れ、約330万 - 約240万年前にA・アフリカヌスに進化した。この属からパラントロプスと、ホモ(ヒト属)最初の種ホモ・ハビリスが進化したと考えられている。


続きを読む

イエティや雪男は実在した!およそ10万年前、大きすぎて絶滅した類人猿ギガントピテクスの子孫か?

 やはり、イエティや雪男は実在していた?

 昨年のことになるが、10月7日TBSでよる7時から放送した「世界がビビる夜」では、雪男の子孫が実在するという情報の真偽を確かめるためにロシア・コーカサス地方に、俳優の中尾明慶が捜索するロケを敢行、伝説のイエティ(雪男)に迫った。

 その結果は驚くべきものであった。どんなに科学が発達しようとも、この世は未だ好奇心をくすぐる不思議な現象であふれている。UFOや未確認生物は、いつの時代も子供心をワクワクさせ、大人の童心をも刺激させるものだ。

 絶滅した類人猿ギガントピテクス(Gigantopithecus)は、かなりの大きさだった。化石から、身長は3m、体重は500kgほどであったとされる。しかし、発見された化石はわずか3個の下顎骨と歯のみである。


 

続きを読む

人類大移動「出アフリカ」を書き換える発見?中国南部に8万年以上前のヒトの歯

 人類の祖先はアフリカで誕生した

 現在のホモ・サピエンスは10万年ほど前にアフリカで誕生して、世界中に広がっていったと考えられている(第2の出アフリカ)。現在の人類はアフリカに起源を持つ単一種ということになる。

 そして約8万5千年前、一つの集団がアフリカからユーラシア大陸へ。その後、全世界へと拡散。現在の全てのアフリカ人でない人種は、この集団に由来する。

 こうしたことは、細胞内のミトコンドリアDNAを調べるとことでわかった。ミトコンドリアは母方からしか受け継がれない。そこで、ミトコンドリア(の突然変異を解析する手法)を使うと、どの系統とどの系統が近いか、またいつころ分岐したか、そしてさらに母方の祖先を追うことができる。


続きを読む

南アで、人類含むホモ属最古の「新種」発見か?進化論では説明できない人類史

 南アで発見 人類含むホモ属最古の「新種」?

 南アフリカの最大都市ヨハネスブルク近郊の洞窟で、現生人類を含むホモ属の新種とみられる15体分の化石が見つかったと、南ア・ウィットウォーターズランド大などの研究グループが科学誌「イーライフ」で発表した。

 いつの年代に生存していたかは不明だが、同大のリー・バーガー教授は英BBC放送に、ホモ属として最古のものの一つとみられ、人類と二足歩行の霊長類との懸け橋になり得る存在だと述べている。

 グループは2013年10月に化石を発見した後、1550片の骨や歯を採集し研究。脳の大きさは原始的な猿人であるアウストラロピテクスと同じぐらいだが、手足の骨格などは人類に似ているという。


続きを読む

世界遺産「カホキア」北米最大の先史都市!その後のインディアン戦争

 人種差別と戦った最初の黄色人種

 今年は終戦後70年だが、太平洋戦争では白人の植民地主義に対し、我々日本人はよく戦ったと思う。アジアの黄色人種は、現在でも差別されることがあるが、日本には人種差別をなくし植民地を開放する…という大義名分があった。現在でも人種差別は人類の課題の一つである。

 ところで、日本人より先に白人の植民地主義と戦った黄色人種がいた。それは誰だろうか?

 それは、アメリカインディアンである。インディアンは直訳するとインド人の意味である。だが、アメリカ大陸に住む先住民族のことだ。人種的にはモンゴロイドの系列にあり古モンゴロイドに分別される。

 「インディアン」が二義的な意味を持つ由来には、クリストファー・コロンブスがカリブ諸島に到達した時に、インド周辺の島々であると勘違いし、先住民をインディオス(インド人の意)と呼んだことがあり、以降アメリカ先住民(の大半)をインディアンと呼ぶようになった。


続きを読む

最古の人類?ケニアで330万年前の石器発見!真実ほど面白いものはない

 ケニアで330万年前の石器 ホモ属出現前の最古級か

 アフリカ・ケニアの330万年前の地層から複数の石器を発見したと、米仏やケニアなどの研究チームが5月21日付の英科学誌ネイチャーに発表した。これまでで最も古い石器は、エチオピアで見つかった260万年前のもので、約70万年さかのぼる。現代人類を含むホモ属が出現する前のものと考えられるという。

 研究チームによると、石器はトゥルカナ湖に近い遺跡から出土した。材料をのせる石や、ハンマーのように使う石、鋭利な刃物を作るための石などがあり、260万年前の石器に比べて原始的という。石の形や表面の痕跡から、材料をたたく目的でよく使われていたとみられる。

 チームは、こうした作業をするための腕や手の動きは、チンパンジーなどの霊長類が木の実を割るときの動きに似ていた可能性が高いとみている。


続きを読む

淡路島で銅鐸「第一級」7個発見!古代史に400年、突然現れ忽然と消えた謎?

 突然現れ忽然と消えた、銅鐸の謎

 兵庫県南あわじ市(淡路島)で、銅鐸(どうたく)が7個見つかった。兵庫県教委が5月19日発表した。いずれも弥生時代前期末~中期初頭(紀元前3~2世紀)の古い型式だった。

 銅鐸(どうたく)は、弥生時代に製造された釣鐘型の青銅器である。紀元前2世紀から2世紀の約400年間にわたって製作、使用された。

 扁円形の中空の身と,それを吊下げるための鈕とから成る。鐸身に流水文や袈裟襷文などの文様がある。本来は内部に舌をもち、鐸身を揺り動かして音を出す一種の楽器であったが、のちに次第に大型化し、祭器へと転化していったと思われる。


続きを読む

古代ミステリーロマン!マヤ文明は共同作業で始まった?セイバル遺跡で発見

 マヤの神秘の予言とマヤ文明

 マヤ文明というとマヤの予言を思い出す。マヤ文明では歴史は繰り返すという観念があり、異なる周期を持つ複数の暦が用いられていた。また、暦のなかには、一つの周期の終わりが滅亡に結び付くと考えられていたものもあったらしく、マヤ文明衰退の一因に、こうした終末観の影響を挙げる者もいる。

 マヤ文明で用いられていた暦の一つ、主に碑文などで用いられていた長期暦はある起点日からの日数で表わされており、その周期は13バクトゥン(187万2千日)であった。その最後の日に向かって人類は滅亡に向かうと解釈する人もおり、マヤの予言などという。最近、その日が2012年12月22日であり、何かが起きると話題になったのは記憶に新しい。

 さて、マヤ文明は、メキシコ南東部、グアテマラ、ユカタン半島などいわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明である。マヤ文明の栄えた時期は、先古典期(前2000~後300年)、古典期(300~900/1000年)、後古典期(900/1000~16世紀前半)に大きく分けられる。


続きを読む

およそ280万年前、ヒト属最古の化石エチオピアで発見!人類の起源とは何か?

 最古の人類とは何か?

 最古の人類というと、いつ頃どこで存在したのだろうか?

 それはヒトを何で定義するかで異なる。脳が発達して道具を使うことができること、複雑な言語体系があること、火を使用すること、直立二本足歩行をすることなどの条件によって異なる。

 ヒト(人類)の祖先が、チンパンジー・ボノボの祖先と別れたのは600万年前~700万年前くらい。遠いアフリカの地で、乾燥化に伴い、森林が縮小、サバンナの拡大ということが背景にある。ここで、森林生活からサバンナでの生活へと、生活環境を変えざることになった。

 360万年前のタンザニアのラエトリ遺跡には二本足歩行のはっきりとした足跡の化石が残っている。当時はまだ脳の容量もチンパンジー程度、長い腕と短い足といったチンパンジー的な特徴も持っていた。大きさも110cm~140cmとチンパンジーなみである。それより以前、450万年前~430万年前のラミダス猿人がすでに2本足歩行していたという。


続きを読む

“ポンペイ最後の日”残された古代の黒焦げ巻物、X線最新技術で解明へ

 ポンペイ最後の日

 ベスビオ火山(Il monte Vesuvio)は、イタリア・カンパーニア州にある火山。ナポリから東へ約9kmのナポリ湾岸にある。

 ベスビオ火山の噴火で有名なのは、ポンペイ(Pompei)遺跡である。ポンペイは、イタリア・ナポリ近郊にあった古代都市である。79年のベスビオ火山噴火による火砕流によって地中に埋もれたことで知られ、その遺跡は「ポンペイ、ヘルクラネウム及びトッレ・アンヌンツィアータの遺跡地域」の主要部分として、ユネスコの世界遺産に登録されている。

 紀元79年8月24日(日本の弥生時代)、ポンペイはベスビオ山の大噴火によって、噴火開始からわずか19時間で滅亡した。火砕流と火山の噴出物によって街全体は埋もれ、1748年に本格的な発掘がスタートするまで1700年近く、その存在は地中深くに眠ることとなった。


続きを読む

台湾の海底に、アジア第4の原人を発見!謎に満ちた人類史を探る

 人類発祥の地

 人類はどこからきたのだろう?定説では、アフリカで人類は発生し、世界中に広がっていったという。今のところ、もっとも古いヒト科の化石は500万年前のもので、エチオピアで発見された。

 アフリカで形成された人類集団の一部が、5~6万年前までには東南アジアに渡来。アジア大陸に進出した後期更新世人類は北アジア(シベリア)、北東アジア、日本列島、南西諸島などに拡散した。

 シベリアに向かった集団は、少なくとも2万年前までには、バイカル湖付近にまでに到達し、寒冷地適応を果たして北方アジア人的特徴を得た。


続きを読む

血液型性格分類、実はニセ科学?日米1万人の調査から解析!

 血液型性格分類

 血液型というと、ABO式だが、血液型でその性格まで分かるという話がまことしやかに語られている。

 すなわち、A型人間は神経がこまやかで、人の気持ちを敏感に感じとる。思いやりがあるが、少し神経質だ。B型人間は、マイペース型で、他人の思惑、常識、習慣をあまり意識せず、思うところをストレートに実行する。自由奔放で規則破りの名人、楽天的である。

 AB型人間は、理想追求型で、物欲、出世欲など世俗的な欲望は希薄で精神性が強い。夢や希望をいつまでも追い続ける。クールで合理的である。O型人間は、現実型経済観念が発達している。生活力旺盛。逆境に強い。ロマンチスト。目的に向かって直進する。視野が広く小さなことにこだわらない…。


続きを読む

沖縄で旧石器時代の貝器発見!日本人の起源と港川人の関係

 日本人はどこから来たのだろう?
 アフリカで形成された人類集団の一部が、5~6万年前までには東南アジアに渡来。アジア大陸に進出した後期更新世人類は北アジア(シベリア)、北東アジア、日本列島、南西諸島などに拡散した。シベリアに向かった集団は、少なくとも2万年前までには、バイカル湖付近にまでに到達し、寒冷地適応を果たして北方アジア人的特徴を得た。

 日本列島に上陸した集団は縄文時代人の祖先となり、南西諸島に渡った集団の中には港川人の祖先もいた。1970年、沖縄県八重瀬町で国内最古の全身骨格・港川人みなとがわじん(1万8000年前)が発見される。この港川人を縄文人の祖先とする日本人のルーツ論がある。

 今回、沖縄県立博物館・美術館は、同県南城市のサキタリ洞遺跡で、約1万9000年~1万6000年前(後期旧石器時代)の、貝を加工した道具「貝器」が出土したと発表した。同時代の「貝器」の発見は国内初。同館は沖縄に独自の貝器文化が存在していた可能性が高いとみている。


続きを読む

スペインの初期人類は、デニソワ人?40万年前のヒトDNA解読に成功!

 ヒトのDNA塩基配列
 ヒトの染色体の数は46本。ではその中に遺伝子はいくつあるだろうか?また、遺伝子の本体であるDNAの塩基配列はいくつあるのだろうか?

 ヒトゲノムの塩基配列の解読を目的とするヒトゲノム計画は1984年に最初に提案され、解読作業は1991年から始まった。そして2003年4月14日に解読完了が宣言された。

 ヒトのDNA塩基配列は約31億塩基対あり、細胞核内で24種の線状DNAに分かれて染色体を形成している。また、ヒトの遺伝子数の推定値は2万1787個であると2004年10月21日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。(ただし、遺伝子数は個人差などにより多少の変動が見込まれる)


続きを読む

雄のチンパンジーにも、マザコンがあった?母の死別で短命に

 マザーコンプレックス(母親依存体質)
 マザーコンプレックスとは、母親に対して子供が強い愛着・執着を持つ状態を指す。なお、これは正確な心理学用語ではなく和製英語の俗語である。俗にマザコンとも略され、この場合、母親に強い愛着・執着を持つ子供のことも指すことがある。

 今回、京都大学の研究で、離乳後の雄のチンパンジーは母親と死別すると、自分も早死にする傾向のあることが分かった。ヒトと同様にチンパンジーでも、とくに雄の成長における母親の役割の重要性を示す結果だ。

 父系社会を築くチンパンジーの雄は、生後5歳ごろまでの授乳期を過ぎて母親を亡くしても、その後は生き延びられると考えられていた。研究グループは、アフリカ・タンザイニアの山林にいる野生チンパンジーを観察した2012年まで40年間の記録を基に、孤児となった雄37頭の寿命を調べた。


続きを読む

消えたもう一つの人類、ネアンデルタール人が歯科治療していた?

 消えたネアンデルタール人
 ネアンデルタール人は、ヨーロッパを中心に西アジアから中央アジアにまで分布しており、旧石器時代の石器の作製技術を有し、火を積極的に使用していた。

 なおネアンデルタール人を過去は「旧人」と呼称していたが、ネアンデルタール人が「ホモ・サピエンスの先祖ではない」ことが明らかとなって以降は、この語は使われることが少ない。

 ネアンデルタール人は約40万年前に出現し、約3万年前に絶滅したヒト属の一種である。我々現生人類であるホモ・サピエンス (Homo sapiens) の最も近い近縁種とされる。ネアンデルタール人は、ヨーロッパを中心に西アジアから中央アジアにまで分布しており、旧石器時代の石器の作製技術を有し、火を積極的に使用していた。

 火や石器は使うが、知能が未発達と考えられているネアンデルタール人が、少なくとも歯の衛生に関しては違ったようだ。食後は楊枝(ようじ)を使っていた可能性が高い。

 また、その楊枝は炎症抑制作用を持つ成分を含んでおり、薬草の知識を持っていた可能性もある。


続きを読む
科学用語でクリック!
ギャラリー
  • プラスチック食べる虫を発見!プラごみ問題も解決?現状ではプラスチックの再利用が最優先
  • 世界初の快挙!夢の分子“カーボンナノベルト”(カーボンナノチューブの基本構造)の合成に成功
  • 太陽系からわずか40光年先に地球似の惑星を発見!望遠鏡で大気の有無や地球外生命の痕跡も分析
  • 世界最長の2枚貝、奇妙な「エントツガイ」の驚くべき生態を初めて解明!口がないのに生きている?
  • 第64回ノーベル生理学・医学賞 ブロッホ・リネン「コレステロール、脂肪酸の代謝と調節の機構に関する研究」
  • 第64回ノーベル化学賞 X線結晶解析学の開花、ドロシー・ホジキン「X線回折法による生体物質の分子構造の決定」
最新記事
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

livedoor プロフィール

 サイエンスジャーナルに
 関する、取材の申し込みや
 お問い合わせは、記事の
 コメント欄にご記入お願い
 致します



logo

bnr-yt-fact-min

The Liberty Web
未曾有の危機到来!
自分の国は自分で守ろう!

最新コメント
太陽の法―エル・カンターレへの道
大川 隆法
幸福の科学出版

このアイテムの詳細を見る
黄金の法―エル・カンターレの歴史観
大川 隆法
幸福の科学出版

このアイテムの詳細を見る

楽天SocialNewsに投稿!

ブログランキング・にほんブログ村へ ←Click
人気ブログランキングへ     please

月別アーカイブ
まぐまぐ

 全力で情報収集し、記事を
まとめています。
参考になりましたら、広告を
クリックしていただけると
励みになります。m(_ _)m

最新科学情報やためになる
科学情報 をメルマガで!
540円/月!お試し期間あり!


週刊 サイエンスジャーナル


ダイジェスト版
Yes,We Love Science!
もご利用下さい。

ツイッター相互フォロー
科学・環境・Twitter情報局
をご利用下さい。

 現在、記事の一部しか表示
されません。記事のすべてをお読み頂くためには、
メルマガ登録後に配送される
パスワードが必要です。
 御登録お願い致します。
なおパスワードは一定期間
ごとに変更されます。



























































































Let’s tweet Science!
















































理科学検定に挑戦しよう!











































































































  • ライブドアブログ