サイエンスジャーナル

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遺伝学

海は生命の源、海はDNAのスープだった!環境DNAメタバーコーディングにより1日で魚種の8割検出!

 海は生命の源

 地球は約46億年前に誕生したといわれている。誕生して数億年の地球は岩石の塊で、水のもとになる水素や酸素も岩石の中に閉じ込められていた。

 この岩石が地殻の熱で溶かされ、そこで遊離した水素と酸素が結合して、水ができた。水は水蒸気となって吹き上がり、厚い雲となって地球を包む。そして、地球にはじめて降り注いだ雨は、岩石に閉じ込められていた有機質の元となる炭素、窒素、ケイ素などや、さらには地殻の底に閉じ込められていたナトリウム、マグネシウム、カリウム、鉄、銅、カルシウムなどを溶かし出し、こうして多くの物質を含んだ海が生まれた。

 長い時間をかけて海に集められた様々な物質のなかには、生命をつくるのに欠くことのできない物質がそろっていた。さらに太古の海には潮の干満や、地殻の底からくる熱エネルギー、空中放電の電気エネルギーなど、様々な影響をうけ、生命を誕生させるという奇跡をおこしたと考えられている。


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こいつは驚いた!あなたの性格はDNAで決まる?外向性、神経症傾向、調和性、勤勉性、開放性の領域特定

 性格を決めるヒトゲノム領域が特定される

 カリフォルニア大学の研究により、「性格の主要な5因子」に対応するヒトゲノム領域が特定された。さらに、「外向性とADHD」や「神経症傾向とうつ病」といった、性格と精神疾患の発症のしやすさとの間に相関があることもわかったという。

 カリフォルニア大学サンディエゴ校が主導した研究で、性格の主要な5因子とされる外向性、神経症傾向、調和性、勤勉性、開放性に対応するヒトゲノムの領域が特定された。

 研究ではさらに、これらの領域と、統合失調症、ADHD(注意欠陥・多動性障害)などの精神疾患の発症のしやすさの関係も示唆された。具体的には、外向性はADHD、神経症傾向はうつ病、開放性は統合失調症や双極性障害と結びついているとみられることが判明した。


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ローマ帝国崩壊、原因はマラリア?古代墓地の紀元1~4世紀の遺骨DNAで原虫特定

 ローマ帝国の開始

 ローマ帝国の起源は、紀元前8世紀中ごろにイタリア半島を南下したラテン人の一派がティベリス川(テヴェレ川)のほとりに形成した都市国家ローマである(王政ローマ)。当初はエトルリア人などの王を擁いていたローマは、紀元前509年に7代目の王であったタルクィニウス・スペルブスを追放して、貴族(パトリキ)による共和政を布いた。

 共和政下では2名のコンスルを国家の指導者としながらも、クァエストル(財務官)など公職経験者から成る元老院が圧倒的な権威を有しており、国家運営に大きな影響を与えた(共和政ローマ)。やがて平民(プレブス)の力が増大し、紀元前4世紀から紀元前3世紀にかけて身分闘争が起きたが、十二表法やリキニウス・セクスティウス法の制定により対立は緩和されていき、紀元前287年のホルテンシウス法制定によって身分闘争には終止符が打たれた。

 都市国家ローマは次第に力をつけ、中小独立自営農民を基盤とする重装歩兵部隊を中核とした市民軍で紀元前272年にはイタリア半島の諸都市国家を統一、さらに地中海に覇権を伸ばして広大な領域を支配するようになった。紀元前1世紀にはローマ市民権を求めるイタリア半島内の諸同盟市による反乱(同盟市戦争)を経て、イタリア半島内の諸都市の市民に市民権を付与し、狭い都市国家の枠を越えた帝国へと発展していった。


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キリンは、4種に分かれることを発見!ハミングするキリン、睡眠時間は10分、肉食のキリンも?

キリン、単独種ではなく4種 研究で確認

 キリン(Giraffa camelopardalis)は、偶蹄目キリン科キリン属に分類される偶蹄類。もっとも背が高い動物であり、体にくらべ際立って長い首をもつ。アフリカ中部以南のサバンナや疎林に住む。

 キリンはこれまで、亜種を含む1種類のみと考えられていたが、研究の結果、4種に分けられることが新たに分かった。ドイツの研究者らの研究チームが8日、発表した。この結果を受け、一部が保護の対象となる可能性も出てきた。

 米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された論文によると、研究チームはアフリカ全域のキリン190頭の皮膚からサンプルを採取し、そのDNAを調べた。


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定説を覆す発見!クラゲが「うんち」 をすることを発見!腔腸動物はもはや死語?

 肛門のない生物

 クラゲといえば、浮遊生活をする「腔腸動物」である。体はゼラチン質で柔らかく、透明。体全体は、多くのものでは傘のような形をしている。多くの場合、傘の下面の中心部に口がある。ヒドロクラゲでは傘から柄が伸びてその先に口があるものや、口の周囲に触手が発達するものもある。鉢クラゲの旗口クラゲ類、根口クラゲ類では、口の縁が長く伸びて口腕となる。根口クラゲでは口腕が複雑化して口は口腕の先端部に小さな吸口として開口するだけで、中央の口は閉じてしまうものもある。肛門はない。腔腸とは肛門がない動物を意味する。

 クラゲの多くは傘の縁に触手がある。基本的に雌雄異体である。多くのクラゲでは、卵から幼生(プラヌラ)が生まれると、幼生は基質上に定着してポリプというイソギンチャクのようなものになる。新しいクラゲは冬季になるとポリプが御椀を重ねたような「ストロビラ」になり出芽、エフィラ幼生となって泳ぎ出す。また変態、ストロビレーションなどによっても生じる。ポリプは無性生殖によって増殖するので、これを無性世代、クラゲを有性世代と見なし、世代交代をおこなうものという場合がある。カラカサクラゲやオキクラゲはプラヌラからポリプにならずそのままエフィラとなる。


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ゲノム編集の新技術 DNA切らずに遺伝子書き換え!人工酵素複合体「Target-AID」とは何か?

ゲノム編集のしくみ

 最近注目されている遺伝子工学の一つに“遺伝子編集(ゲノム編集)”というものがある。ゲノム編集(Genome Editing)は、部位特異的な核酸分解酵素(ヌクレアーゼ)を利用して、思い通りに標的遺伝子を改変する技術である。

 主なヌクレアーゼには、クリスパー・キャス9(CRISPR/Cas9)システムやTranscription Activator-Like Effector Nucleases(TALEN)がある。これまでの遺伝子組換え技術との違いは、その成功率である。これまでの遺伝子組換えでは、プラスミドやウイルスなどを使って、運ばれた新しい遺伝子がDNAに割り込んで操作する仕組みだが、成功率は0.01~0.001%程度。数万の細胞を使っても1個できるかどうかという効率の悪さで、対象も限られていた。

 一方、ゲノム編集の成功率は数%~数十%と高く、受精卵や微生物(びせいぶつ)にも応用可能。基礎医学の研究でよく使われる特定の遺伝子を壊した「ノックアウトマウス」は、以前は作製に1~2年、費用も数百万円かかっていたが、ゲノム編集により期間は1カ月、費用も10分の1程度で済むようになった。


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緑茶の成分、ダウン症患者の認知能力向上に効果!緑茶のさまざまな健康成分

 緑茶の健康成分

 渋味、苦味、うま味などの独特な味わいをもつ緑茶には、人間の健康によい影響を与えるとされる成分が多く含まれており、実に多様な効果・効能が知られている。

 例えば、カテキンはお茶の渋味成分であるが、血中コレステロールの低下、体脂肪低下作用、がん予防、抗酸化作用、虫歯予防、抗菌作用、抗インフルエンザ作用、血圧上昇抑制作用、血糖上昇抑制作用、口臭予防(脱臭作用)が知られている。

 また、カフェインもお茶の苦味成分であるが、覚醒作用(疲労感や眠気の除去)、持久力増加、二日酔い防止、利尿作用などが知られている。


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ゲノム解読が困難な6倍体サツマイモ!2倍体近縁野生種のゲノム解読に成功

 植物の倍数性

 倍数体とは何だろう?倍数体とは1つの細胞に2組以上の染色体をもつ個体。通常、染色体は母親由来の1組と父親由来の1組とがセットになっているが(ニ倍体,2n)、まれに受精や分裂時の異常により染色体のセットが一組だけの個体(半数体,n)や3組(三倍体,3n)・4組(四倍体,4n)になった個体が生じる場合があり、3組以上の染色体をもつ個体を一般に「倍数体」と呼んでいる。

 二倍体と四倍体の交配からは三倍体を生じる。 倍数体を人為的に作り出す薬品を「コルヒチン」という。(人体に対し有毒で、皮膚炎・嘔吐・下痢を起こすが、痛風の鎮痛剤として用いられる。) 倍数体は、一般に植物体が大きくなり、それとともに花の大きさや花弁の厚さも増大する反面、生育が遅い(晩生)傾向がある。

 有性生殖をする動物の多くは、両親から配偶子を通してそれぞれ1セットのゲノムを受け取り、計2セットのゲノムを持つ二倍体(ヒト, 2n = 46 など)である。 一方、植物には様々な倍数体が存在している。それらは、農業で役に立つ特性を持つことがあり、作物の品種・種として成立している。


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イネの品種差(二次代謝産物)を作り出す、遺伝子多型をゲノム解析で解明

 イネ品種の違いは二次代謝産物の違い

 イネの品種というと何だろう?もちろん、1.コシヒカリ、2.ひとめぼれ、3.ヒノヒカリ、4.あきたこまち、5.キヌヒカリ、6.ななつぼし、7.はえぬき、8.きらら397、9.つがるロマン、10.まっしぐら…などである。(2009年、上位10品目・全体の80%を占める)

 ちなみにコメの販売には、産地、品種および産年が同一で、農産物検査法による証明を受けた原料玄米を100%使用したもの。それら(三点セット)と、「使用割合10割」を表示することが義務づけられている。たとえば、「○○県産△△ヒカリ」という表示の仕方をする。産地を示さず、単に「△△ヒカリ」などとして販売することは認められていない。

 これらの品種の違いはデンプンなどの一次代謝産物以外の成分である二次代謝産物の違いによる。二次代謝産物(secondary metabolite)は、生物の細胞成長、発生、生殖には直接的には関与していない有機化合物である。


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アミメニシキヘビ“セルマ”の単為生殖を確認!

 単為生殖するアミメニシキヘビ

 単為生殖(parthenogenesis)とは、一般には有性生殖する生物で雌が単独で子を作ることを指す。有性生殖の一形態に含まれる。なお、単為生殖によって産まれる子の性が、雌のみならば産雌単為生殖(セイヨウタンポポ、増殖中のアブラムシやミジンコ等)、雄のみならば産雄単為生殖(ハチ、ハダニ等)、雄も雌も生産可能ならば、両性単為生殖(休眠卵生産直前のアブラムシやミジンコ等)と区別される。

 今回、世界最大のヘビの単為生殖が初めて実証されたとする研究が発表された。2012年6月、ケンタッキー州のルイスヴィル動物園で体重91キログラム、体長6メートルもある11歳のアミメニシキヘビのセルマから6匹のメスの子どもが生まれた。セルマはルイーズと呼ばれる別のアミメニシキヘビと暮らしており、オスとの接触はなかった。

 同動物園で変温動物の飼育を担当するビル・マクマーン(Bill McMahan)氏によると、「Biological Journal of the Linnean Society」誌に7月に報告されたDNA鑑定により、セルマが唯一の親であることが明らかになったという。


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遺伝子工学で外来種を駆除する“遺伝子ドライブ”は果たして万能か?

 遺伝子工学で害虫抵抗性作物

 遺伝子工学(genetic engineering)とは、遺伝子を人工的に操作する技術を指し、特に生物の自然な生育過程では起こらない人為的な型式で行うことを意味している。遺伝子導入や遺伝子組換え(組換えDNA)などの技術で生物に遺伝子操作を行う事を一般に指す。

 DNAを分離し、操作し、細胞もしくは生物に再導入して、そのDNAが増殖できるようにする過程からなる。有用なタンパク質を発現させることや、生物に新たな形質を導入することなどを目的とする。細胞融合やクローン技術などとともに、バイオテクノロジーと総称される。

 一部の例を挙げれば、害虫抵抗性作物がある。遺伝子組換え「BTトウモロコシ」は、害虫に対して毒性を有するタンパク質や害虫の天敵を誘引する物質を生産させることで、害虫の発生を抑える害虫耐性のトウモロコシである。


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第46回ノーベル生理学・医学賞 ハーマン・J・マラー「X線照射による突然変異」

 突然変異とは何か?
 突然変異とは、ある集団の大多数の形質と異なる形質を持つようになること。DNAあるいはRNA上の塩基配列に物理的変化が生じる「遺伝子突然変異」と、染色体の数や構造に変化が生じる「染色体突然変異」がある。

 突然変異はなぜ起きるのだろう?有名なのが放射線だ。

 福島第一原発事故で漏れた放射線が、生物細胞にあるDNA分子の塩基配列に傷をつける。これが修復できないと細胞は死ぬ。細胞の死ぬ数が多いと、生物全体が死ぬ。だから放射線は怖い。

 今日、DNA分子の損傷は1日1細胞あたり最大50万回程度発生することが知られており、その原因は、正常な代謝活動に伴うものや、X線・γ線・紫外線などの環境要因によるものがある。

 通常DNA分子の損傷は、DNA修復酵素のはたらきで絶えず補修されている。補修が間に合わない場合、細胞は自動的に死を迎える(アポトーシス)か、癌化する。だが、まれにDNA分子が損傷したまま生き残る場合がある。これが突然変異だ。


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性同一性障害の原因は脳?オス・メスの脳を入れ替えたキメラニワトリに産卵障害!

 男と女はどうやってきまる?
 男と女はどうやって決まるのだろう?…そう、遺伝的には性別はY染色体があるかどうかによって決まる。だが話はそう単純ではないらしい。

 人の場合、自身の性別、「男性または女性であることの自己の認識」を持っており、これを性同一性という。大多数の人々は、身体的性別と性同一性を有するが、稀に、自身の身体の性別を十分に理解しているものの、自身の性同一性に一致しない人々もいる。そうした著しい性別の不連続性(Disorder)を抱える状態を医学的に性同一性障害という。

 性同一性障害はいかにして起きるのであろうか?これまでは、何らかの原因で、生まれつきの身体的性別と、性同一性に関わる脳の一部とが、それぞれ一致しない状態で出生したと考えられてきた。

 今回、ニワトリを使った実験で、オスとメスの脳を入れ替えた「キメラニワトリ」を作製したところ、脳がメスで体がオスのニワトリでは、通常のオスと区別がつかなかったが、脳がオスで体がメスのニワトリの成鳥では、行動や性ホルモンの血中濃度はメス型であるにも関わらず、性成熟の遅れや産卵周期に乱れが生じることから、生殖機能に障害が現れることがわかった。


Chimera_Chicken

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サクラの新品種誕生!重イオンビームによる変異誘発と放射線育種について

 サクラの新品種「仁科春果」と「仁科小町」
 理化学研究所(理研)は9月19日、サクラ育種家である山形市のJFC石井農場の石井重久氏と共同で、仁科加速器研究センターの理研リングサイクロトロンから発生する「重イオンビーム」による「変異誘発技術」を用いて、サクラの新品種として「仁科春果(にしなはるか)」と「仁科小町(にしなこまち)」の2品種の作出に成功したと発表した。

 2006年に研究グループは、花の大きさが3.0~3.5cm、花弁数は21~50枚の八重咲きのサクラ「春月花」の枝に炭素イオンを照射し、接ぎ木をして開花した照射集団内で自然に受粉させ、後代の種子を獲得。2009年になってその種子をまき、2012年4月、開花した集団から2つのサクラ新品種を作出することに成功した。

 1つは、花の大きさが春月花に比べて4.1~4.2cmと大きく、花弁数が23~25枚と安定した八重咲きの仁科春果だ。もう1つは、花の大きさが1.3~1.4cmと小さく、花弁数も5枚で一重咲きの仁科小町である。この仁科小町は、サクラでは珍しく、花が完全に開かないぼんぼりのような形(ぼんぼり咲き)となった。なお、今回の2品種の名前の「仁科」は理研加速器の父と呼ばれる仁科芳雄氏に由来している。


Nishina

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“2つの顔”をもつネコ「ビーナス」の謎?キメラかモザイクか、単なる偶然か?

 “2つの顔”のネコ
  “2つの顔”を持つ「ビーナス」は現在、世界で最も有名なネコだ。この3歳になるトータシェル(オレンジと黒などのまだら模様。白が加わると三毛ネコと呼ばれる)のメスは、フェイスブックに自分のページを持っていて、ユーチューブに投稿された動画は100万回再生され、先週はテレビ番組「トゥデイ」にも出演した。
  
 理由は一目見ればわかる。ビーナスは、顔の半分が黒一色で目が緑、もう半分は典型的なオレンジの縞模様で青い目をしている。

 どうしてこのような顔を持つのか。カリフォルニア大学デービス校の教授で、イエネコの遺伝について研究しているレスリー・ライオンズ(Leslie Lyons)氏は、ビーナスのようなネコは見たことがないと話す。「ビーナスはきわめて、きわめて珍しい存在だ。しかし、これを説明し、理解することは不可能ではない」。


Two-faced-cat

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ロンドンオリンピックの栄光と影:金メダルか死か?「遺伝子ドーピング」の可能性

 オリンピックの栄光と影
 楽しかったロンドンオリンピックが終わった。日本が獲得したメダル総数は、金7、銀14、銅17の38個。17日間の大会期間中、毎日必ず誰かがメダルを獲得した。男子フェンシング、女子アーチェリー、女子卓球、女子バレー、男女サッカー、男女競泳チーム…など、特にチームプレーで力を発揮したのがよかった。体格で勝る外国選手にも、チームで協力・工夫すれば結果を出せるのが面白い。

 一方、華やかなオリンピックにも、影の部分があることを知った。サッカー男子の3位決定戦、日本―韓国の試合後に韓国の選手が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げた問題で、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は、同選手へのメダル授与を保留していることを明らかにした。スポーツと国の問題が別にできないものなのかと感じた。

 毎日の各国のメダル数も気になった。中国や韓国だけでなく、北朝鮮もしっかりメダルを取っているのは、国として立派だなと感じた。日本人もメダル獲得者が言っているように、選手個人の力だけではメダルは獲れない。いろいろな人の応援・協力があって獲れるのだ。国のバックアップも重要。しっかりオリンピックのために予算をかけた国は、しっかりメダルを獲っていた。開催国の英国が米国・中国に次ぎ、3番目のメダル獲得数だった。

GeneRecombination

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宇宙では長寿になる可能性!ヒトとほぼ同じ遺伝子数を持つ線虫で確認!

 宇宙で長生きだった線虫
 宇宙での滞在は老化が遅れ、長生きできる可能性のあることが、東京都健康長寿医療センター研究所や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究チームによる線虫を使った実験で分かった。

 線虫は体長1ミリメートルほどの細長い糸状の虫。研究チームは数百匹の線虫を、2004年4月打ち上げのソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)に運び、実験棟で育ててもらった。宇宙空間での滞在は約11日間で、地上に持ち帰って調べると、加齢に伴って蓄積するタンパク質の量が通常よりも減っていた。

 また、神経伝達や内分泌の働きに関係する11種類の遺伝子の作用が低下していた。このうち特に機能が低下していた7種類の遺伝子(cha-1、glr-1など)を、地上で飼育した線虫で働かないようにしたところ、通常1カ月ほどの線虫の寿命が10~30日ほど延びたという。

 宇宙の微小重力環境がどのように遺伝子の働きに作用したのか、さらに他の宇宙環境の要因による影響など、いくつかの研究課題があるという。

 elegans

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世界初!青いコチョウラン咲く!青色遺伝子「デルフィニジン」を組換え

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 コチョウランとは何か?
 コチョウラン(胡蝶蘭)は、ラン科コチョウラン属に属する着生ランの一種。学名からファレノプシスとも呼ばれる。学名の語源については、花が蝶の舞っている姿に似ているところからつけられた。

 コチョウランは、その美しさで取り上げられるだけでなく、その光合成についても独特の性質がある。他の多くの植物と同様、ランの花の花弁は花粉媒介を行う昆虫を誘引し、中心にある器官を保護する役割を担っている。

 花粉媒介がすめば、花弁は衰えるのが普通である。これは、それらの器官を維持するのにそれなりの栄養を消費するから、不用になったら素早く捨てる方がよいからである。しかし、コチョウラン属においては、多くの種で花弁は新しい役割を担うようになる。すなわち、それらは緑色に変化し、明らかに光合成をするようになる。

 今回、千葉大大学院の三位正洋教授(植物細胞工学)らは、遺伝子組み換えにより、コチョウランに青い花を咲かせることに成功した。青いコチョウランは世界で初めてという。

Phalaenopsis_lindenii

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6匹分のDNAが混在?世界初の「キメラ」猿が誕生!「キメラ」とは何か?

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 複数の受精卵を結合
 6匹の“親”から遺伝情報を受け継いだアカゲザルを3匹誕生させることに、米オレゴン健康科学大のチームが成功し、1月6日までに米科学誌セル電子版に発表した。

 異なる遺伝情報の細胞が混ざった生物は「キメラ」と呼ばれ、マウスでは広くつくられているが、サルでは初めてという。

 チームは、細胞分裂を始めた直後のサルの受精卵(胚)を数種類集めて接合、一つの受精卵が育ったのと同じような状態をつくることに成功。その上で母ザルの子宮に着床させたところ、3匹の子ザルが生まれた。(毎日新聞 2012年1月7日)

Chimera

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驚異の生命力を持つDNA?クローンで5万年も繁殖するコケをハワイで発見!

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 クローンで増える植物とは?
 米国、ハワイ諸島に分布しているコケの一種が、約5万年にもわたり自身をコピーしてきたクローンだと明らかになった。地球上で最も古い多細胞生物の1つの可能性があるという。

 クローンとは、同一の起源を持ち、なおかつ均一な遺伝情報(DNA)を持つ核酸、細胞、個体の集団をいう。もとはギリシア語で植物の小枝の集まりを意味する言葉(κλών)から。1903年、ハーバート・ウェッバーが、栄養生殖によって増殖した個体集団を指す生物学用語として定義した。本来の意味は「挿し木」である。

 「挿し木」といえば、ソメイヨシノは大変美しい桜で、挿し木によって全国に同じDNAの桜を移植して増やしてきた。今では、ソメイヨシノのクローンは、日本の桜の80%を占めるまでになった。

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