サイエンスジャーナル

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微生物・ウイルス

ついに!エボラ熱予防で効果的ワクチン完成!発症数「0対23」、2018年にも投与可能に

 エボラ出血熱とは?

 エボラ出血熱はエボラウイルスによる急性熱性疾患であり、ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱とともに、ウイルス性出血熱(Viral Hemorrhagic Fever :VHF)の一疾患である。

 2014年2月からギニア、シエラレオネおよびリベリアにおいて、エボラ・ザイールが流行し、複数国にまたがるパンデミックとなった。世界保健機関 (WHO) の2015年10月18日の発表によると、感染疑い例も含め28,512名が感染し、11,313名が死亡したとしている。終息宣言が出たのは、2016年1月14日である。

 最も重要な特徴は、血液や体液との接触によりヒトからヒトへ感染が拡大し、多数の死者を出す流行を起こすことであり、しばしば注目を浴びている。エボラウイルスは、ヒトにエボラウイルス疾患(EVD)を起こし、致死率は90%にもなる。エボラは、1976年の同時期に、スーダンのンザラとコンゴ民主共和国のヤンブクの2か所で初めて発生した。後者は、エボラ川の近くの村で発生し、疾患名は川の名前にちなんで名づけられた。


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極限環境生物を発見!地球最深部マリアナ海溝で新種の細菌・南極の昭和基地で新種の菌類2種

 常識では考えられない生物たち

 地球では常識では考えられない環境でも、まだまだ未発見の生物が多数存在する。 実際に、さまざまな環境で生物が成育している。例えば深さ10000mの深海にある、海底堆積物内にこれまでは数が少ないと考えられてきたアーキア(古細菌)が大量に生息していることが発見されている。

 地球の上空、高度12000mの成層圏からも航空機を用いた採集標品から、1立方メートルあたり約1個の細菌が検出されている。その菌を調べたところ、これまでに知られている中でもっとも高い紫外線耐性を示した。

 インド洋の深海、水深2450mの熱水噴出口からは122℃の高温、200〜400気圧もの高圧で生育できる微生物が見つかった。発見したのは海洋研究開発機構のチーム。生物の増殖が確認できた温度としては史上最高である。生命の進化の歴史や、地球外生命の存在の可能性を探る研究に役立ちそうだ。


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感染性胃腸炎(ノロウイルス)が流行中!新型「GII.17」に注意!予防ワクチン、抗ウイルス薬なし脱水症状に注意

感染性胃腸炎が前年同期比3倍増ノロウイルス流行拡大に警戒を

 ノロウイルスなどで起きる感染性胃腸炎の患者が、2016年11月28日~12月4日(第48週)の1週間で5万4876人にのぼった。1医療機関あたりの患者数は17.37人で、15年同期の6.42人と比べて2.7倍に跳ね上がった。国立感染症研究所が12月13日、ウェブサイトで速報値を発表した。

 厚生労働省のウェブサイトによると、感染性胃腸炎の感染は例年12月中旬にピークを迎え、特に集団感染の多くはノロウイルスによるものとされる。同省は感染予防を呼びかけている。

 従来、ノロウィルスは「GII.4」と呼ばれるタイプが主要。しかし、2014年に川崎市で「GII.17」という新型が発見されてからは、2015年に入ると新型ノロウィルスの感染者数が急激に増えている。2016-2017シーズンも「GII.4」だけでなく、新たなタイプ「GII.17」の流行に注意しておかなければならない。


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インフルエンザ流行、青森で飼育のアヒル1.6万羽、新潟で鶏31万羽殺処分!「H5N6型」の陽性反応

インフルエンザが流行入り、鳥インフルエンザも

 厚生労働省は11月25日、インフルエンザが流行入りしたと発表した。今月14~20日に全国約5000か所の定点医療機関から報告のあった患者数が、1医療機関当たり1.38人となり、流行の目安となる1人を超えた。

 例年より2・3週間早く、現在の集計方法になった1999年以降では、新型インフルエンザが流行した2009年を除いて最も早い流行入りとなった。

 厚生労働省の発表によると、報告患者数は6843人で、全国の推計患者数は約7万人とみられる。都道府県別で1医療機関当たりの患者数が多いのは、沖縄(8.12人)、栃木(5.5人)、福井(3.5人)など。検出されているウイルスは「A香港型」が多い。流行のピークは来年1月下旬頃の見込みだそうだ。


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マイコプラズマ肺炎の患者数過去最多758人に!発熱や長く続く咳まれに脳炎、早めに病院へ

患者数“過去最多”大人も注意を!

 ここのところ急に寒くなってきた。そのためかマスクをする人が多い。「マイコプラズマ肺炎」という、細菌が原因の感染症が流行している。統計を取り始めて以来、患者の数が最も多くなった。およそ8割が14歳未満の子どもだが、大人も注意が必要。

 タレントのおかもとまりが退院したが、病名は、マイコプラズマという細菌が引き起こすマイコプラズマ肺炎だったという。この日、自身のブログに動画をアップし、「無事に退院できました。良かった」とマスク姿で報告。

 文章でも「最短の日曜日退院が叶いました」と記している。正式な病名は、マイコプラズマという細菌が引き起こす「マイコプラズマ肺炎」。今後も通院する必要があるそうで、「金曜日に再検査するまで、点滴やらで通わなくちゃですが。病気になるのに、体力はあるから、つい元気になったと勘違いしちゃうんですよね。無理しないようにしよう」と自らを戒めつつ、「とりあえず、退院できて良かったです」と記している。


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「ジカ熱」はウイルス感染症、小頭症に関連 現在治療法なし?“寄生虫駆除する薬が効く可能性”

リオオリンピック・パラリンピックの憂鬱

 リオオリンピックに続いて、パラリンピックが9月7日に開幕する。日本は4年後の東京大会につなげるためにも、金メダル10個という高い目標を掲げている。2連覇している、車いすテニス国枝選手など楽しみだ。

 リオデジャネイロパラリンピックは12日間にわたって22の競技が行われ、およそ170の国と地域から4300人余りの選手が参加する予定である。日本は17の競技に合わせて132人の選手が出場する予定で、日本選手団の主将は車いすバスケットボールで4回目の出場となる藤本怜央選手、旗手は車いすテニスの女子シングルスで世界ランキング2位の上地結衣選手が、それぞれ務める。

 さて、リオオリンピックで心配されたのが、蚊を媒介にしたジカ熱だ。「ジカ熱」は南米を中心に感染が広がるジカウイルス感染症(ジカ熱)であるが、9月2日、世界保健機関(WHO)の専門家委員会は、「リオデジャネイロ五輪の参加者に感染の報告はない」と発表した。


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緑色の湖が 3カ月で真っ赤に、ウルミア湖 水温と塩分の上昇により微生物「ドナリエラ」が異常発生

 かつて世界第4位だった湖

 かつて世界で4番目に大きな湖だった「アラル海」が過去14年で縮小を続け、有害な砂をまき散らす広大な砂漠と化している。米航空宇宙局(NASA)は2014年10月、湖の縮小規模を示す画像を公開した。

 アラル海は中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの国境をまたぐ地域にあり、現在は元の湖の中心だった部分が「南アラル海」と呼ばれている。縮小は今年に入ってピークに達し、南アラル海の東側の部分が完全に干上がった。

 NASAによると、アラル海には1960年代までアムダリヤ川とシルダリヤ川の2つの川が注ぎ込み、雪解け水や雨水が流れ込んでいた。しかし旧ソ連が1960年代、農業用水を確保するため、この2つの川の流れを変え、水を運河に流入させた。


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抗生物質への耐性を持つ細菌「スーパーバグ」の感染例を米国内で確認!新たな抗生物質は存在するか?

抗生物質効かない「スーパー細菌」、米国で初の感染例 

 薬剤耐性菌(drug resistance bacteria)とは、細菌が、自分に対して何らかの作用を持った薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは効きにくくなる細菌のことをいう。

 最近では「スーパーバグ」といって、医療分野において、従来の抗生物質がすべて効かない薬剤耐性菌が出現している。スーパーバグは、過酷な環境にさらされて突然変異によって耐性を獲得する。安易な抗生物質の多用は薬剤耐性菌を生みやすいとされる。

 今回、あらゆる抗生物質が効かない細菌「スーパーバグ」について、米国内で初となる感染例が5月27日までに確認された。


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有毒藻が大繁殖!チリで大量死が続発、サケ大量廃棄が一因か?有毒藻類ブルーム「HABs」とは何か?

 世界最初の有害藻類ブルーム(HABs)

 藻類ブルーム(algal bloom)とは、微小な藻類が高密度に発生し水面付近が変色する現象をいう。日本では淡水域における浮遊性藍藻や緑藻、ユーグレナ藻の大発生を指すことが多い。いわゆる赤潮や青潮のことで、日本ではこれを水の華(みずのはな)ともいう。

 欧米では海水域において珪藻や渦鞭毛藻などが大発生して水面が褐色になる現象も water-bloom と呼ばれるが、日本語ではこうした褐色や赤系統の変色は赤潮と呼んで区別する傾向が強い。温帯では冬季に水塊中の躍層が消滅して水面近くの有光層に栄養塩が供給され、春季に気温の上昇とともに水の華が生じる現象が見られ、これをspring bloomと呼ぶ。

 こうした藻類の中には有毒なものもあり、これは「有害藻類ブルーム」「HABs(Harmful Algal Blooms)」と呼ばれる。プランクトンや微細藻類の毒は、貝などに取り込まれ、人に摂取された場合に中毒を引き起こす。


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生物はいつから「多細胞化」したのか?カギを握る遺伝子をボルボックスで解明!

単細胞はいつから多細胞へ進化したか?

 単細胞生物は一細胞が一個体であり、細胞分裂がそのまま個体の増加につながるのに対し、多細胞生物の有性生殖では生殖細胞のみが次世代に引き継がれる。個体の増殖速度は単細胞生物の方が早く、短時間での繁殖には有利であるが、多細胞生物は細胞を専門化させ複雑な機能を獲得することにより生存を有利にする戦略をとってきた。

 生物は進化の過程において複数回にわたって多細胞体制を獲得してきた。動物、菌類、植物はそれぞれ独立に多細胞化したと考えられている。比較的最近になって多細胞化した生物としては群体ボルボックスが知られている。化石の記録によると最初の多細胞生物は約10億年前に誕生したとされており、生物の誕生が35億年前であるから、多細胞化には25億年近くを必要としたことになる。多細胞化においては細胞同士の接着や、周りの細胞との協調が必要とされることから細胞間での情報伝達(シグナル伝達)が発達する必要があり、単細胞真核生物にこれらの機能が備わるまでに時間がかかったと考えられている。


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発症率第1位「胃がん」を抑える酵素「SHP1」を発見!ピロリ菌・EBウイルスに関係

 胃がんの原因は何か?

 胃がんというとがんの死亡率が高く、肺がんに次いで第2位にあたる。胃がんは中国、日本、韓国などアジアや南米に患者が多く、アメリカ合衆国をはじめ他の諸国ではそれほど顕著ではない。

 かつて日本では男女とも胃癌が第1位であったが、死者数は年々減少している。 早期胃がんならば98%完治する。ただし、悪性度の高いスキルス胃がんは、手術ができた場合でも5年生存率が20%程度とかなり低く、完治が難しいことでよく知られている。


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やがてプラスチックごみも消える?PETを分解して栄養源にする細菌(イデオネラ・サカイエンシス)を発見!

 プラスチックによる環境汚染

 合成樹脂(synthetic resin)とは、人為的に製造された、高分子化合物からなる物質を指す。プラスチック (plastic) は元来「可塑性物質」(plasticisers) という意味を持ち、合成樹脂と同義に使用される場合や、原料である合成樹脂が成形され硬化した完成品をプラスチックと呼ぶ場合などがある。

 つまり英語の学術文献を書く場合、プラスチックでは全く通用しない用語である。英語では「resin」などと表現するのが一般的である。電気を通さない(絶縁体) 水や薬品などに強く腐食しにくい。燃えやすく、紫外線に弱く、太陽光に当たる場所では劣化が早いなどの性質がある。

 現在、世界の海の汚染を進めると懸念されている大きさが5ミリ以下の微細なプラスチックのごみ「マイクロプラスチック」が問題になっている。研究によるとマイクロプラスチックが有害物質を高い濃度のまま沖に運んでいる可能性があると指摘している。


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ブラジルで小頭症の赤ちゃん急増4000件、ジカ熱(ジカウイルス)が原因か?

 リオオリンピックの憂鬱

 ブラジルでは、先天的に頭部が小さく、脳の発達に遅れが見られる「小頭症」の新生児が急増し、およそ4000件が報告されていて、妊娠中のジカ熱への感染との関連が指摘されている。

 小頭症とは、脳の発育が悪く頭が異常に小さい状態。脳の大きさを測ることは困難なので,頭囲(頭の周囲)を巻尺で測る(頭囲の標準値は,出生時約33cm,12ヵ月約43cm,成人約53cm)。脳の発育障害の原因としては,遺伝性小頭症(真性小頭症)のほかに胎内感染(たとえば風疹やウイルスの感染),重症仮死などの周産期障害,頭蓋内出血,中枢神経感染症などがある。

 今回、原因とされるジカ熱とは、ジカウイルスが引き起こす感染症である。


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にわかに信じ難いことだが、糞便からつくる薬が存在する?ダイエットや腸炎治療に効果絶大!

 腸内環境は自律神経にも関係

 最近では、腸内環境が健康を左右する―ということが、常識といっていいのかもしれない。「腸内環境」や「腸内フローラ」の文字もよく見る。腸内環境が日々の体調だけでなく、受験や恋愛、就職など、人生の様々な重要局面に影響を与えている。私も毎日、ヨーグルトの種類を変えて欠かさずに食べている。

 一方、腸には約1億個もの神経細胞が集まっていて、もともと第二の脳とも言われている。更に「リラックスホルモン」とも呼ばれるセロトニンは9割以上が腸管で作られている。

 セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンと共に「三大神経物質」とされ、不安やイライラを抑える働きがある。不足するとうつ病や不眠症を引き起こすとも言われ、腸内環境は善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%という割合が良好だが、この基準値より悪玉菌が増えたりすると、セロトニンの不足を引き起こしてしまうという。


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新石器時代の凍結ミイラ「アイスマン」が、現代人を悩ますピロリ菌に感染していた!

 凍結ミイラ「アイスマン」にピロリ菌

 イタリア北部の氷河で1991年に発見された約5300年前の凍結ミイラ「アイスマン」が、胃潰瘍(かいよう)や胃がんを引き起こす細菌「ヘリコバクター・ピロリ」(ピロリ菌)に感染していたことが、ボルツァーノ欧州アカデミー(イタリア)などの研究で分かった。米科学誌サイエンスで発表された。

 ピロリ菌というと私も、先日除菌薬を使ってようやく長年の胃の不調から解放された。もっと早く除菌してれいれば…と思った。あの不快なピロリ菌を持っていたとは…そう思うとアイスマンに親近感がわいてきた。

 研究チームは病変の標本をアイスマンからとって細菌をさがしだし、ピロリ菌の全遺伝情報(ゲノム)を解析した。アイスマンは、新石器時代の約5300年前の成人男性。これまでも体のゲノム解析などの研究が行われてきた。


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クマムシのスーパーパワーは如何にして生まれたか?衝撃のDNA構成を解明!

 死なないクマムシの不思議

 極限環境生物とは、極限環境条件で生きる生物のこと。こんな環境で生物は住めないだろうという場所でも、生育できる生物がいる。 例えば、高温(122℃)、高pH(pH12.5)、低pH(pH-0.06)、高NaCl濃度、有機溶媒、高圧力(1100気圧)、高放射線(16000Gyのガンマ線照射)などの条件で生きる微生物が発見されている。

 例えば体長1mm未満の微小な動物である「クマムシ類」は、私たちのまわりや、深海、高山、極地まで幅広く生息している「緩歩動物」である。

 このクマムシ、「クリプトビオシス」という特別な状態になると、150℃という高温や、‐200℃という低温につけられても、ヒトの致死量の1000倍以上のX線を照射されても、6000気圧もの高圧をかけられても生き延びることができる。


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「RSウイルス」最高人数を更新中!長引く風邪の症状、ワクチンなし何度も感染

 寒くなるといよいよ風邪の季節

 箱根の噴火警戒レベルが1になり、連休中は、久しぶりに観光地に活気が戻った。現在、紅葉が見ごろを迎えている。紅葉が美しくなると、ここ湘南にもいよいよ冬がやってくる。

 そして寒くなると風邪のシーズンだ。さっそくこの連休中は風邪気味で体が重かった。最近は風邪をひくと、すぐに治ることがない。いつも、風邪をひいている感じだ。ひょっとしたら普通の風邪と違うのかもしれない。

 最近新型のウイルスが流行している。RSウイルスというらしい。このウイルス、風邪と同じ症状だが、普通の風邪ウイルスと違ってなかなか治らないらしい。有効なワクチンもなく、免疫も獲得できず何度でも感染するという。対策としては免疫力を高めるしかなく、テレビでは数種類のヨーグルトを交互に食べることを勧めていた。


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今年の風邪は神経にもくる!子供の原因不明のまひで調査「エンテロウイルス」とは?

 今年の風邪は神経にくる?

 先日、少し寒くなったと思ったら風邪をひいた。喉が痛くなり声が出せなくなった。体も重くつらかった。熱が出てくれたら休めるのにそれもできない。おまけにすぐ治らない。

 子供のころは一晩熱でうなされれば、ケロッと治っていた印象のある風邪であるが、今では1週間以上も治らない冬の風物詩となっている。喉が痛いと頭もボーっとして集中ができない。最近の風邪は神経もだめにするのだろうか?

 現在流行している、エンテロウイルスは、ぜんそくの症状が出るうえに神経を麻痺させるはたらきもあるという。エンテロウイルスとは何だろうか?


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世界初!電気をエネルギーにして生きる微生物を発見!生物界に新しい可能性

 生物とは何か?

 生物を定義するのは難しい。普通の言葉では、生物とは生きているものであり、生きているとは生命があることであり、といった、言い換えしかできないからである。現在、我々が生き物と見做して知り得ているものが、生き物全てである保証はない。

 生物が無生物から区別される特徴としては、自己増殖能力、エネルギー変換能力、恒常性(ホメオスタシス)維持能力、自己と外界との明確な隔離などが挙げられる。しかし、この区分は例えば、ウイルスやウイロイドのような、明らかに生物との関連性があるがこれらの特徴をすべて満たさない存在(対象)までを区分することが出来ない。このことから言っても、生物と無生物を完全に区分することは困難なことである。

 ウイルスが生物なのか非生物なのか、生命を持つのか持たないか、については長年議論がある。増殖はするが代謝を一切しない。形状は幾何学的やメカのようであり、個体の多様性が無い。


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史上2番目の大量絶滅、原因は有毒金属とする新説!化石から予想の100倍超の奇形生物

 大量絶滅の様々な原因

 大量絶滅は、地質時代において幾度か見られる現象である。そもそも地質時代の「代」や「紀」の区分は、化石として発見される動物相の相違によるものである。原生代・古生代・中生代・新生代の「代」の時代区分は、大量絶滅により従来の動物の多くが絶滅し、新たな動物が発生したことによる区分である。「紀」の時代区分は「代」との比較では動物相の相違は小さいが、大量絶滅による場合もある。

 多細胞生物が現れたエディアカラン以降、5度の大量絶滅(オルドビス紀末、デボン紀末、ペルム紀末(P-T境界)、三畳紀末、白亜期末(K-T境界))と、それよりは若干規模の小さい絶滅が数度あったとされる。

 大量絶滅の原因については、K-T境界のように隕石や彗星などの天体の衝突説が有力視されている事件や、P-T境界のように超大陸の形成と分裂に際する大規模な火山活動による環境変化(プルームテクトニクス)が有力視されている事件などさまざまであり、その原因は一定しているわけではない。


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