サイエンスジャーナル

自然科学大好き!サイエンスジャーナル!気になる科学情報をくわしく調べ、やさしく解説します!

環境保護

「海洋」が地球を救う?遅れている「ブルーカーボン」研究、生態系エンジニアリングで地球をデザイン

 グリーンカーボンとブルーカーボン

 「グリーンカーボン」とは、陸上の植物が、光合成を通じて二酸化炭素を吸収して固定する炭素の総称。これに対して、沿岸海域の海洋生物によって固定された炭素を「ブルーカーボン」という。

 地球温暖化をもたらす大気中の二酸化炭素。その吸収源として、海洋が注目されている。沿岸の浅い海域では海底にアマモなどの海草が生えているし、植物プランクトンも多い。だから森林と同じように二酸化炭素を吸収してくれるのではないかと期待されている。

 海洋では植物以外にも、貝殻やサンゴの骨格など、おもに炭酸カルシウムとして固定されるものも存在する。このように「ブルーカーボン」は、植物プランクトン、海藻や海草、貝、サンゴなどの生物が関係しているが、これ以外に単に海水中に溶け込む二酸化炭素も含まれる。


続きを読む

上野動物園でニホンライチョウのひな誕生!ライチョウの糞から地球温暖化の時代を生き延びていたことが判明!

 ライチョウとは何か?

 ライチョウ(Lagopus muta)とは、キジ目ライチョウ科ライチョウ属の鳥の一種である。日本の固有種である亜種ニホンライチョウ(Lagopus muta japonica )は、国指定の特別天然記念物であり、富山県・長野県・岐阜県の県鳥である。

 季節が変わってもすみかを移動せず丸一年を同じ地域で過ごす留鳥であり、気温が激しく低下する冬場においても、それ以外の季節と同様、高山で暮らす。ライチョウが日本にやってきたのはおよそ2万年前の氷河期で、カラフト、カムチャッカを経由し本州中央部の高山帯に定住したが、氷河期が終わり温暖になったことで大半のライチョウは寒い北へ戻ったがごく一部が日本の高山に残った。

 現在は北極周辺が主な生息地域である。日本のライチョウは一番南の端ということになる。ミトコンドリアDNAの解析結果では、北アルプスに2系統、南アルプスに2系統の種が生息している。


続きを読む

クジラが小さくなったのは、個体群崩壊の前兆か?商業捕鯨モラトリアムに科学的根拠、日本の食文化に影響

 個体群動態論

 個体群動態論 (Population dynamics) は、生物の個体群の大きさ(個体数や生物量、密度)の時間的・空間的変動の様子を研究する分野。個体群動態学とも呼ばれる。個体群生態学における一分科であり、なおかつ個体群生態学の主要部分でもある。

 個体群動態論の最も簡単な数理モデルの一つに指数関数的増加(英語版)モデルがある。指数関数的増加モデルを用いることで、既に存在する個体群に対し、任意の与えられた個体群に関する変動率を求めることが可能となる。個体群動態論の最初の原理は、トマス・ロバート・マルサスのマルサスモデルに遡る。

 マルサスは1798年に『人口論』を出版し、人口の指数関数的成長を示唆した。1838年にはピエール=フランソワ・フェルフルストによりロジスティック方程式が提出された。この数理モデルでは、マルサスモデルの非現実的な側面である、無制限な指数関数的成長が解消され、個体群密度の増加に伴う個体群サイズ成長の抑制が記述された。ロジスティック方程式は、1920年にレイモンド・パールとローウェル・J・リードによってショウジョウバエの個体群サイズ成長の解析に用いられ、個体群サイズの増え方の基礎として定着していった。


続きを読む

猪・鹿・猿・熊...拡大する野生鳥獣の被害!対策の切り札は「オオカミ」そして「ジビエ」食文化導入

 野生鳥獣による被害の概況

 野生鳥獣による被害が深刻だ。 野生鳥獣による農作物被害額は、平成21年度以降は200億円を上回っている状況。被害のうち、全体の7割がシカ、イノシシ、サルによるもの。特に、シカ、イノシシの被害の増加が顕著で、平成26年度に成立した改正鳥獣保護法によりシカの捕獲目標が約倍となった。

 さらに、鳥獣被害は営農意欲の減退、耕作放棄地の増加等をもたらし、被害額として数字に現れる以上に農山漁村に深刻な影響。 鳥獣被害が深刻化している要因としては、鳥獣の生息域の拡大、狩猟による捕獲圧の低下、耕作放棄地の増加等が考えられる。

 森林被害面積は、近年約5~7千haで推移。213億円森林被害(平成21年度は約6.1千ha) シカ、カモシカ等による幼齢木の食害、シカ、クマ等による樹皮剥ぎ被害などが多く、シカによる被害が全体の約7割を占める。


続きを読む

5年ぶり5例目、上野動物園でジャイアントパンダの赤ちゃん誕生!日本で飼育されているパンダは9頭に

上野でパンダ赤ちゃん誕生

 上野動物園(東京・台東)の雌のジャイアントパンダ「シンシン」(11歳)が12日正午前、赤ちゃんを出産した。都への取材で分かった。生まれたのは1頭で性別は不明という。シンシンの出産は2012年以来で、上野でのパンダ誕生は5例目になる。

 シンシンは2月末、雄の「リーリー」(11歳)と交尾。5月16日ごろから、主食の竹を食べる量が減るなど妊娠の兆候がみられた。19日ごろから4カ所の乳頭が目立つようになり、妊娠した際に分泌される尿中のホルモン代謝物の値が上昇傾向を示した。妊娠の兆候が強まったとして、25日から公開が中止されていた。

 パンダは妊娠していなくても、しているような特徴を示す「偽妊娠」のケースもある。「実際に出産するまでは、妊娠していたかどうかは分からない」(都担当者)といい、都は慎重に経過をチェックしていた。


続きを読む

東京湾にある野鳥の楽園!東京都が葛西海浜公園(三枚州)、千葉県が三番瀬のラムサール条約登録目指す

 東京都 葛西海浜公園のラムサール条約登録目指す

 東京都は、江戸川区の葛西海浜公園を、世界的に貴重な湿地の保護を定めたラムサール条約に登録することを目指し、今後、国や地元と調整を進めることにしている。

 小池百合子知事は3月15日の都議会予算特別委員会で、野鳥の飛来地として知られる葛西海浜公園(江戸川区)のラムサール条約保全地域登録を目指す考えを示した。登録されれば都内初となる。公明党の上野和彦議員の質問に答えていた。

 上野議員は「同公園には2万羽を超えるスズガモなどの野鳥が飛来する」などと指摘。小池知事は「国際的にも重要な生息地。国や区と連携して調査を行い、検討を加速する」と述べた。同公園は1989年に開園。日本野鳥の会・東京の調査によると、約411万平方メートルの敷地に植物や昆虫など多くの生き物がすみ、野鳥だけでも260種類が確認されている。


続きを読む

大量のサンショウウオが小学校のプールに100匹も!日本の固有種・絶滅危惧種「カスミサンショウウオ」発見!

 大量のサンショウウオが小学校のプールに

 学校では冬の間プールに水を貯めておく。水を抜いている間にプールの壁や底が傷むことがあるからだ。毎年初夏、プールの季節が始まる頃に水を抜き、掃除をし新しい水に入れ替える。

 佐賀県唐津市の名護屋小学校では今年もプールの水を抜いて、掃除をしようと覗いてみたところ、なんと環境省のレッドリストで、絶滅危惧種に指定されているカスミサンショウウオが、大量に泳いでいるのが発見された。専門家は、近くに生息するカスミサンショウウオが産み付けた卵から、繁殖した可能性があると指摘している。

 カスミサンショウウオは、西日本に生息する体長10センチほどの小型のサンショウウオで、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。5月25日に見つかったのは、体長がいずれも3センチから5センチ程度で、成長の過程にあるとみられ、子どもたちが、プールに入って捕獲した結果、およそ100匹が確認された。


続きを読む

プラスチック食べる虫を発見!プラごみ問題も解決?現状ではプラスチックの再利用が最優先

 プラスチックごみ問題

 世界で海洋汚染が深刻となっている。毎秒200キロのプラスチックごみが海洋投棄されている。国際NGO「グリーンピース」は25日、海洋汚染に関する報告書を発表した。世界のプラスチックごみ海洋投棄量を合計すると、毎秒200キロという膨大な数になる。毎年、800万トンものプラスチックごみが海へと捨てられている。

 現在、海洋には累計で5億〜50億トンのプラスチックごみが漂流している。この数には沈んだりビーチに打ち上げられたものは含まれていない。この膨大なプラスチックごみによって太平洋、大西洋、インド洋には計5カ所の巨大ごみの島が形成されている。こうした状況を改善するためには、ペットボトルの廃棄量を減らすこと、リサイクルシステムを構築することなどが必要だと報告書は提言している。

 これらのプラスチックごみのうち60%がインドから廃棄されたものであると言われている。また、インドではプラスチックごみの焼却による大気汚染が深刻な問題となっており、WHOの調べでは、インドは中国・アメリカを抜いて世界一の大気汚染国であることがわかっている。この影響を重く見た国家グリーン審判所は、2017年1月、インドの首都デリーでプラスチック製の容器・フォーク・ナイフ・ビニール袋などの使用を全面的に禁止する法律を公布している。


続きを読む

温暖化に勝つ!海に救世主“白化しないサンゴ”を発見!褐虫藻に違いはなく、「バクテリア」の存在に違い

 世界中で“サンゴ白化”のニュース

 2016年3月、地球上でもっとも大きなサンゴ礁の一つ、オーストラリアのグレート・バリア・リーフで、大規模なサンゴの白化現象が生じている、というニュースが世界を驚かせた。

 南北2,000キロにわたって広がるこのサンゴ礁で起きたこの白化現象は、過去に例のない規模で拡大し、一時は北部の9割を超える地域のサンゴが白化したともいわれた。

  一見するときれいに見えるサンゴの白化は、高い水温に長くさらされたサンゴが強いストレスを受け、文字通り色が白くなって、弱ったり、死滅したりする現象。 このグレート・バリア・リーフをはじめとして、2016年はその後も世界各地のサンゴ礁で白化現象が拡大。長期にわたるその影響が懸念された。


続きを読む

鹿児島県「奄美群島国立公園」誕生!「奄美・沖縄」世界自然遺産への登録も...課題は野生化したネコ

 鹿児島県の奄美群島が34番目の国立公園に

 平成29年3月7日、国内34カ所目の国立公園として、「奄美群島国立公園」が新たに誕生した。公園のテーマは「生命にぎわう亜熱帯のシマ~森と海と島人の暮らし~」。面積は、陸域で42,181ha、海域で、33,082ha。場所は鹿児島県、奄美群島国立公園は、鹿児島県の南部に位置する。

 国内最大規模の亜熱帯照葉樹林が広がるとともに、大陸や日本本土との分離・結合を繰り返した島々の地史を背景に、アマミノクロウサギをはじめとする多種多様な固有で希少な動植物が生息・生育し、世界有数の速度で今も隆起するサンゴ礁段丘、琉球石灰岩の海食崖やカルスト地形、世界的北限に位置するサンゴ礁、マングローブや干潟等多様な自然環境を有する地域だ。 

 また、このような自然環境の中での日々の暮らしで育まれてきた伝統的な人文景観も特長的。奄美群島国立公園では、このよう大自然を舞台に、海岸沿いの景勝地や海浜巡り、亜熱帯照葉樹林の散策、マングローブでのカヌー体験のほか、シーカヤックやダイビング、グラスボートによる海中景観探勝も体験することができる。このほか、地域固有の動物などを観察するツアーも行われており、訪れる公園利用者へ良質な自然とのふれあいの場・機会を提供している。魅力あふれる「奄美群島国立公園」に、ぜひ、足を運んでみたいものだ。


続きを読む

世界最高齢アホウドリ、66歳でヒナかえす!スーパーママが太平洋の孤島で今年も子育て奮闘中

 アホウドリの小笠原移住計画

 アホウドリというと羽毛目的の乱獲のため、絶滅の危機に瀕している鳥である。北太平洋に分布。夏季はベーリング海やアラスカ湾、アリューシャン列島周辺で暮らし、冬季になると繁殖のため日本近海への渡りをおこない南下する。

 日本では現在伊豆鳥島と尖閣諸島のみで繁殖しているアホウドリだが、歴史的には非常に大きな個体数が北西太平洋の島々に広く繁殖分布していた。それが、明治時代以降、羽毛採取を目的とした濫獲によって次第に分布を狭め、最後の繁殖地とされた伊豆鳥島でも1949年には絶滅したとされた。その後、1951年になって鳥島で再発見され、1971年には尖閣諸島南小島でも少数の生息が確認された。

 伊豆鳥島では東邦大学の長谷川博氏の発案のもと、1992年から環境省の委託で山階鳥研がデコイによる新繁殖地の形成を行ってきた。2005年1月には鳥島初寝崎の新繁殖地で4羽の雛が孵化し、従来の燕崎繁殖地とは別に新たな繁殖地が島内にできることが確実になった。伊豆鳥島と尖閣諸島という現在の2つの繁殖地のうち、鳥島のほうがずっと大きく、2010年における調査で鳥島集団の総個体数は2,570羽と推定された。


続きを読む

TOKIO・山口達也「鉄腕!DASH!」で、絶滅危惧種「スナヤツメ」をまた発見!自然環境を改善する番組内容

  ザ!鉄腕DASH!!

 「ザ!鉄腕!DASH!!」は、日本テレビ系列で放送されているTOKIO出演のバラエティ番組である。 放送時間及び放送局はNNN系列30局ネットで毎週日曜日 19:00~19:58(JST)。TOKIOが「人間の限界」に挑戦する新しいタイプのバラエティとして、1995年11月2日に木曜深夜枠で『鉄腕!DASH!!』のタイトルでの放送開始。当時は30分番組(放送時間23:25 - 23:55)で、日本たばこ産業(JT)の一社提供だった。

 1998年4月12日よりタイトルを現在の『ザ!鉄腕!DASH!!』に改め日曜夜のゴールデンタイムに進出し放送時間も56分に拡大され、さらに半年後の同年10月18日放送分より58分へと拡大された。

 2006年度「子供とメディアに関する意識調査」(日本PTA全国協議会主催)において、「親が子どもに見せたい番組」第10位に選出された。また、民放連から2010年5月14日・2011年春に発表された「青少年に見てもらいたい番組」の1つとしても本番組が選出されている。 特に近年では高視聴率を連発しており、2014年のバラエティ年間平均視聴率ランキングでは首位を獲得している。


続きを読む

無形文化遺産に「山・鉾・屋台」決定!世界遺産とは違う枠組み「無形文化遺産」とは何?

無形文化遺産に「山・鉾・屋台」決定

 無形文化遺産(Intangible Cultural Heritage)は、ユネスコの事業の一つ。同じくユネスコの事業である世界遺産が建築物などの有形の文化財の保護と継承を目的としているのに対し、民族文化財、フォークロア、口承伝統などの無形のもの(無形文化財)を保護対象とすることを目指したものである。

 先日、エチオピアの首都アディスアベバで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会は11月30日(日本時間1日未明)、日本が無形文化遺産に提案していた「山・鉾・屋台行事」の登録を決定した。日本の登録は2014年の「和紙」以来2年ぶりで、国内の無形文化遺産は計21件となる。

 山・鉾・屋台行事は「八戸三社大祭の山車行事」(青森)や「博多祇園山笠行事」(福岡)など地域の安泰や厄よけを願う全国18府県の祭礼行事計33件で構成。迎えた神をにぎやかし、慰撫するため、木工や漆塗り、染め物といった伝統工芸で華やかに飾り付けた山車などの造形物が街を巡るのが特徴だ。いずれも国の重要無形民俗文化財に指定されている。


続きを読む

世界に広がるプラッスチックゴミ!動物たちが誤飲する一因はプラスチックについた藻類の「硫黄の匂い」

マイクロプラスチックと生物濃縮

 ウミガメがレジ袋を飲み込んで死亡したり、イルカの胃の中からプラスチックゴミが発見されたり、海鳥が餌と間違って食べてしまう...。海に捨てられたゴミによって、動物が被害を被っているという話を耳にした人もいるのではないだろうか?

 プラスチックゴミが紫外線や、波の力で少しずつ小さくなり、分解していき、目に見えねいほど小さくなる。この小さなプラスチックの破片「マイクロプラスチック」が、現在問題になっている。

 浮かんでいるプラスチック粒子は動物プランクトンに似ており、それがクラゲに誤食されることで海洋食物連鎖に入る。2001年にそこから採ったサンプルでは、プラスチックの質量が(この地域の最有力な動物である)動物性プランクトンの7倍を上回った。


続きを読む

ワシントン条約第17回締約国会議閉幕!日本は「象牙取引」と「ニホンウナギ実態調査」に課題

ワシントン条約開催

 2016年9月24日から10月5日まで、南アフリカ共和国のヨハネスブルグでワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する法律:CITES)の第17回締約国会議(COP17)が開催された。サイ、アフリカゾウ、センザンコウ、サメやエイなど多くの野生動植物の国際取引やそれにまつわる課題について、2週間の熱い議論が行われた。

 日本に直接関係のある課題はアフリカゾウの象牙取引に関する問題。そして、ニホンウナギの実態調査に関する問題である。

 絶滅の恐れがあるアフリカゾウの象牙については、各国内市場の閉鎖に関する決議案を大筋でまとめた。合法的市場を持つ国でも「密猟または違法取引に寄与している」場合は閉鎖の法的措置を取るよう求める内容で採択された。将来的に日本の市場にも影響する可能性がある。


続きを読む

「絶滅」したヨウスコウカワイルカの目撃情報!「長江の女神」の復活はあるのか?専門家は懐疑的

 「絶滅」ヨウスコウカワイルカの目撃情報、中国

 ヨウスコウカワイルカ(揚子江河海豚、Lipotes vexillifer)は淡水に生息するイルカで、長江(揚子江)の固有種である。

 ハクジラ亜目ヨウスコウカワイルカ科ヨウスコウカワイルカ属に分類され、本種のみでヨウスコウカワイルカ科ヨウスコウカワイルカ属を形成する。

 淡水に生息するイルカは世界に4種が知られており、ヨウスコウカワイルカはその中の1種である。他の3種は、南米のアマゾン川およびラプラタ川に生息するアマゾンカワイルカとラプラタカワイルカ、インド亜大陸のガンジス川やインダス川に生息するインドカワイルカである。


続きを読む

「環境危機時計」4分進んで「極めて不安」な9時31分に!世界終末時計は、終末のわずか「3分前」!

環境危機時計とは何か?

 環境危機時計®(the Environmental Doomsday Clock)とは、旭硝子財団が毎年実施している「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」調査(Questionnaire on Environmental Problems and the Survival of Humankind)の回答で示された地球環境問題の悪化に伴う人類存続危機の程度をどのように感じているか、時計の針にたとえて表示したものである。

 同アンケート調査は1992年を第1回として始まり、世界各国の環境問題の有識者に対して行なっている。第23回(2014年)には、23,953人中2343人(9.78%)から回答があった。

 環境危機時計®は、次の目安による回答を集計したものである。0:01~3:00 ⇒「ほとんど不安はない」3:01~6:00 ⇒「少し不安」6:01~9:00 ⇒「かなり不安」9:01~12:00 ⇒「極めて不安」


続きを読む

美しいサンゴ礁に魚の尿が不可欠?「水清ければ魚棲まず、魚棲まなければ、サンゴが育たない」ことが判明!

 水清ければサンゴも育たず

 美しいサンゴ礁の海。水が青く、どこまでも透き通った海というと憧れのリゾート地であるが、それが生物にとっては必ずしもよい海とは限らない。「水清ければ魚棲まず」とは、あまりにも水が清く澄んでいると、魚の餌になるプランクトンも繁殖しないし、魚が隠れることができないので棲みつかないという意味だ。

 一般に沿岸部は、陸地に森があり川が流れていると、川が木の葉など生物の死骸を多く含んでいるので、富栄養になる。すると浅海にプランクトンが大量に発生し、それを目標にして食物連鎖が始まるので魚が多く棲む海になる。これに対し、外洋域では陸地からもたらされる無機物や有機物が届きにくく貧栄養になりプランクトン発生が抑制され透明度が高くなる。

 今回、米ジョージア大学の生態学者、アルガイヤー氏がカリブ海の魚や無脊椎動物がどのように尿を排泄しているのかをつぶさに観察。魚の尿が、サンゴ礁を保っているという驚きの発見をした。


続きを読む

これは珍しい「幽霊ラン」を発見!担子菌と共生するラン科の植物の中でも激レア「腐生植物」

寄生植物と腐生植物

「あれ?これってナンバンギセル?」と思った人はいないだろうか? ナンバンギセル(Aeginetia)は、ハマウツボ科の属の一つ。一年草の寄生植物で、イネ科、カヤツリグサ科、ショウガ科などの単子葉植物の根に寄生する。

 茎は極端に短く、ほとんど地上には出ず、数個の鱗片葉がある。地上に出るのは花柄で、上部の鱗片葉の腋から長く伸びる。 花柄の先端に横を向いた大きな花を1個つける。萼は鞘状になり、下側が深く裂ける。花冠は太い筒型で、先端が5浅裂し、唇形となる。雄蕊は4本あり、その先端は花柱を取り巻く。蒴果は卵球状になり、多量の細かい種子がある。

 今回発見されたのは、「ユウレイラン(Epipogium aphyllum)」だ。ユウレイラン(幽霊ラン)はラン科。日本ではトカラ列島以南に分布している。森の林床に生育する。光合成をしない菌従属栄養植物(腐生植物)の一種で、高さ15cmほどになる。花の大きさは 1cmにも満たない小さなもの。やんばるの森では、5月から6月頃花が咲く。光合成を行わないため葉が無く、花の時期だけ地上部ある。ナンバンギセルもユウレイランも、自分では光合成をしない従属栄養植物だ。そのためだろうか、よく似た姿をしている。


続きを読む

約40年ぶりに発見された希少種の蝶は本州や韓国由来ではなかった!絶滅危惧種「オオルリシジミ」

オオルリシジミ九州で発見

 オオルリシジミは、昆虫綱鱗翅(りんし)目シジミチョウ科に属するチョウ。日本では本州および九州の一部に分布し、四国にはいない。本州では東北(青森県、岩手県)、中部(長野県とそれに隣接の群馬県、新潟県の一部)に局部的に分布するが、これらの地域では発生数が第二次世界大戦後著しく減少し、多くの産地では絶滅した。

 九州では阿蘇(あそ)、九重(くじゅう)の火山性高原に分布し、この地域では現在も個体数が多い。外国では朝鮮半島が知られているが、同地でも産地は局部的で少ない。はねの開張は32~38ミリメートル程度、ヒメシジミ亜科のチョウとしてはきわめて大形の種で、後ろばね裏面の外縁に近く橙色(とうしょく)帯をもつのが本種の際だった特徴である。年1回の発生で、暖地では5月、寒冷地では6月に出現する。幼虫の食草はマメ科のクララで、その花のつぼみを食べて育つ。越冬態は蛹(さなぎ)である。

 九州大学(九大)は7月25日、現在、日本では本州と九州の一部地域のみで見られるる希少な蝶で、大分県内では約40年ぶりに発見された「オオルリシジミ」のDNA解析などを行った結果、本州や韓国由来ではないことを確認したと発表した。


続きを読む
科学用語でクリック!
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ギャラリー
  • 第65回ノーベル物理学賞 朝永・シュウィンガー・ファインマン「量子電気力学分野での基礎的研究」
  • 夢のがん早期発見が可能に?マイクロRNA(miRNA)を使って血液1滴で13種類のがんを特定!臨床研究へ
  • 磁気テープの復権、磁気テープの記憶密度で従来比20倍の新記録!低コスト・安定性・ビッグデータに活用
  • 銀河は出会いと別れを繰り返す永遠の旅人?天の川銀河の物質の半分は別の銀河からやってきた
  • 夜の海にご注意を!海水に足をつけていたら、知らぬ間に血まみれに!夜行性のヤツラの仕業か?
  • 100年に1度の大変化!フランス・英国2040年めどに「EVシフト」を発表、日本はFCV?
最新記事
livedoor プロフィール

 サイエンスジャーナルに
 関する、取材の申し込みや
 お問い合わせは、記事の
 コメント欄にご記入お願い
 致します



logo

bnr-yt-fact-min

The Liberty Web
未曾有の危機到来!
自分の国は自分で守ろう!

最新コメント
太陽の法―エル・カンターレへの道
大川 隆法
幸福の科学出版

このアイテムの詳細を見る
黄金の法―エル・カンターレの歴史観
大川 隆法
幸福の科学出版

このアイテムの詳細を見る

楽天SocialNewsに投稿!

ブログランキング・にほんブログ村へ ←Click
人気ブログランキングへ     please

月別アーカイブ
まぐまぐ

 全力で情報収集し、記事を
まとめています。
参考になりましたら、広告を
クリックしていただけると
励みになります。m(_ _)m

最新科学情報やためになる
科学情報 をメルマガで!
540円/月!お試し期間あり!


週刊 サイエンスジャーナル


ダイジェスト版
Yes,We Love Science!
もご利用下さい。

ツイッター相互フォロー
科学・環境・Twitter情報局
をご利用下さい。

 現在、記事の一部しか表示
されません。記事のすべてをお読み頂くためには、
メルマガ登録後に配送される
パスワードが必要です。
 御登録お願い致します。
なおパスワードは一定期間
ごとに変更されます。
























































































Let’s tweet Science!
















































理科学検定に挑戦しよう!






























































































  • ライブドアブログ