サイエンスジャーナル

自然科学大好き!サイエンスジャーナル!気になる科学情報をくわしく調べ、やさしく解説します!

地学

琉球海溝も危ない?過去2000年、石垣島では600年おきに4回の大津波が起きていたことが判明!

津波石でわかる沖縄の海溝型巨大地震

 東日本大震災の後、南海地震・東南海地震・東海地震という3つの地震が連動して起きるとされているが、過去の事例を紐解くと、それらの3連動地震の前には必ず日向灘で地震が発生しているので注目されている。だが、もう一つ危険な個所として琉球海溝で起きるプレート境界地震がある。

 石垣島東海岸の津波石群として天然記念物に指定されている石垣島東岸の津波石のうち、高こるせ石、あまたりや潮荒、安良大かね、バリ石は「大波之時各村之形行書」末尾の「奇妙変異記」での記録などから、1771年4月24日(明和8年3月10日)午前8時ごろに発生した、八重山大地震の明和大津波が襲来した時に、沖合から運ばれた岩である。

 しかし、これらの石の中には、それ以前の地震で動いたと考えられるものもあった。例えば、高こるせ石は約2000年前の津波でも動いているとされる。また、津波石群のうち、津波大石は明和の大津波ではなく約2000年前の津波で打ち上げられたものとされる。


続きを読む

およそ77万年前の地磁気逆転の明瞭な証拠!地層「チバニアン」 国際学会で「国際標準地」の審査通過

 “地磁気逆転”の証拠となる、77万年前の地層「チバニアン」

 およそ77万年前に地球の磁場が逆転した時の痕跡を残している、千葉県市原市の地層について、茨城大学などのグループは、地球の歴史の一時代を代表する「国際標準地」としての登録を目指し、日本時間の6月7日、国際学会に申請した。

 地球の歴史の一時代を代表する「国際標準地」としての登録を目指すのは、市原市の養老川沿いにあるおよそ77万年前の地層。茨城大学や国立極地研究所などで作る研究グループによると、この地層に含まれている鉱物や火山灰などを調べた結果、およそ77万年前に、地球の磁場、つまり「N極」と「S極」が逆転して今の状態になったことを示す痕跡がはっきりと確認された。

 このため研究グループは、この地層について、およそ77万年からおよそ12万年前にかけての地球の一時代の特徴を最もよく表す「国際標準地」としての登録を目指し、世界の地質学者で作る国際地質科学連合に申請していた。


続きを読む

恐竜絶滅、小惑星の落ちた場所が悪かった?直後は1000km先でも即死、時速965kmの爆風、巨大地震発生

恐竜絶滅の原因は謎に包まれている

 恐竜絶滅の原因で、現在確定的とされているのは巨大隕石の衝突である。

 1980年、地質学者のウォルター・アルバレスとその父で物理学者のルイス・アルバレスは、世界的に分布が見られる中生界白亜系と新生界古第三系を境する粘土層(通称K-T境界層)に含まれるイリジウムの濃度が他の地層の数十倍であり、かつ、イリジウムは地殻にはほとんど存在しないことから、これが隕石の衝突によってもたらされたものであると考え、大量絶滅の原因を隕石の衝突に求めた。

 その後、1991年メキシコ・ユカタン半島に、直径180キロの巨大クレーター(チチュルブ・クレーター)が再発見され、このクレーターを形成した隕石の衝突が恐竜絶滅の原因だとする説が提唱された。この説では、地球規模の大火災で生態系が破壊され、衝突後に生じた塵埃が大気中に舞い、日光を遮断することで起きた急速な寒冷化が絶滅の原因であると示説された。


続きを読む

火星に弱い磁場のねじれた尾を発見!人工磁場で磁場を強化・テラフォーミング可能、人類移住へ

 地球の磁場とは何か?

 磁場とは、磁極に対して力を及ぼす空間のこと。磁場は永久磁石、電流を流したコイル、ソレノイド、電磁石などによってつくられるが、その強さは磁極からの距離の2乗に反比例する。磁場内において、その点における磁場の接線方向に一致する曲線を磁力線line of magnetic forceといい、磁力線の密度はその点における磁場の強さに比例している。

 地球にも磁場がありこれを地磁気という。地磁気は、地球により生じる磁場(磁界)である。地球の磁場は、概ね磁気双極子で(つまり、地球の中心に仮想的に置かれた一つの棒磁石として)近似でき、現在は北極部がS極、南極部がN極に相当し、それぞれ北磁極と南磁極と呼ぶ。

 地磁気の磁力線は、赤道付近を除けば、地面に対して平行ではなく、地面と斜めに交わるかたちになっている。地球の磁場は、主に地球(電離層等を含む)に流れる電流に起因する。地磁気の発生原因は、今でも完全には解明されていない。


続きを読む

海の水は、あと6億年でなくなるかもしれない?海洋プレートが地球内部に大量の水を運ぶ

温泉はどのようにしてできるのか?

 温泉ができるには何が必要だろうか?答えは簡単「水」と「熱」。以前から「熱」は、火山活動を起こす「マグマ」に由来するものと考えられてきた。火山の近くに温泉が多いことを考えてみても、火山と温泉が深く関係していることは納得できまる。

 しかし「水」に関しては、有力な2つの説が論争を繰り返してきた。ひとつめは、温泉の湧出量が降水量に伴って変化する点に目をつけた「循環水説」(雨水が地下で温められて地表に戻ってくるという説)、ふたつめは、温泉の湧出量が降水量よりはるかに多いことに目をつけた「処女水説」(温泉の水は雨水ではなく、マグマから出てきた水であるという説)である。

 現在では、その両方が正しかったということが分かっている。つまり、雨水(海に近いところでは海水も)とマグマの水が混合したものが温泉水というわけだ。


続きを読む

やがて必ず来る「東南海地震」 2016年4月1日の和歌山地震は間一髪だった?南海トラフと巨大地震の関係

東南海で起きている地震と巨大地震の関係が分かってきた

 2016年4月1日の午前11時39分ごろ、最大震度4を和歌山県で記録する地震が起きた。震源地は三重県南東沖。「東南海(とうなんかい)」とよばれるこの海域には、近い将来、死者が最大30万人に達する巨大地震を起こすとみられる「南海トラフ」が、日本列島沿いに走っている。2011年に東日本大震災が発生して以来、震度4くらいの地震は頻発しているが、場所が場所だけにヒヤリとさせられた。

 ひょっとしたら東南海地震の引き金になった可能性があったからだ。幸いにも大地震は発生しなかったが、少なくも新たなひずみが蓄積されたことには間違いがないという。

 九州大学の辻健教授らのグループがこのほど発表した研究結果によると、この地震は、ほんとうに間一髪のヒヤリだった可能性がある。「トラフ」は、大陸の下に海底が潜り込んでいるところにできる、海岸線に沿った海底の溝だ。溝が深いものを「海溝」とよび、やや浅い場合を「トラフ」という。いずれも巨大地震が繰り返し起きる場所で、東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震も、東北・三陸沖の日本海溝で起きた。


続きを読む

ダイヤモンドの年代に2種類あることを発見!「古いダイヤ」(29.5億歳)と「若いダイヤ」(11.5億歳)

 ダイヤモンドのできる場所

 ダイヤモンド(diamond)というと、美しい宝石であるが、炭素(C)の同素体の1つであり、天然で最も硬い物質である。

 ダイヤモンドは炭素を多く含む火成岩である「キンバーライト」が、地球の奥深く、地下120km以上のマントル層(マグマの中)という高温高圧の条件下にあって形成される。その後、別のマグマとともに、地殻の割れ目を通って地表近くまで急上昇、火山噴火する。そして、マグマは急速に冷却固化する。さらに地表に出るまで、長い間の風化に耐えねばならない。

 このため、ダイヤモンドの産出地は「キンバーライト」の認められる、ロシア、アフリカなどの安定陸塊に偏っている。2004年時点のダイヤモンド総産出量は15600万カラット(以下、USGS Minerals Yearbook 2004)で、上位6カ国は、ロシア (22.8 %)、ボツワナ (19.9 %)、コンゴ民主共和国 (18.0 %)、オーストラリア (13.2 %)、南アフリカ共和国 (9.3 %)、カナダ (8.1 %) であり、これだけで世界シェアの90%を占める。


続きを読む

自然地震だけではなかった!人為的な地震は150年間で728件も発生、主な原因は資源採掘とダム

 地震の原因とは何か?

 地震の原因といえば、日本では地下構造の成り立ちから、プレートの境界で起こるものとプレート内部で起こるものに分けられる。東日本大震災はプレート境界で起きた地震であり、阪神淡路大震災はプレート内部の断層型地震である。

 この他には、火山体周辺で起こるもの(火山性地震)がある。マグマや火山ガスの移動が地震を起こすほか、周囲よりも地殻が破砕されて弱いために応力が集中して地震が起こるなど、いくつかのメカニズムが知られている。

 地震は予測のできない自然災害だと考えられているが、最近ではそうとばかりは限らないようだ。世界では人工的な原因で地震が起きる場合が多い。


続きを読む

世界最古の生命痕跡を発見!カナダ・ラブラドル半島で39億年前の岩石から生物由来の炭素

 世界最古の生命痕跡を発見

 東京大学などの研究グループが、カナダで採取した39億年前の岩石から、世界最古とみられる生命の痕跡を発見したと発表した。

 東京大学の小宮剛准教授などの研究グループは、カナダ北東部のラブラドル半島にあったおよそ39億5000万年前の岩石を採取し詳しく調べた。その結果、自然界に存在する3種類の重さの炭素のうち、生物の体内に多い、最も軽い炭素の割合が高い塊が見つかり、研究グループでは、生物の死骸の痕跡だとしている。

 これまでに確認された世界最古の生命の痕跡は、グリーンランドでみつかった38億年前のものだが、今回の発見は、それよりも1億年以上古いものだという。


続きを読む

観測史上最大の磁気嵐発生は?9/6巨大フレアーの約10倍!1770年9月、江戸時代の文献「星解」

 9月5日~7日、太陽フレアーによる磁気嵐発生

 太陽の活動を観測しているNASA(アメリカ航空宇宙局)は、日本時間の9月5日から7日にかけて、5回にわたって「太陽フレアー」を観測した。そのうち9月6日に発生した2回の大規模なものは、ともに「X」クラスと呼ばれる最も規模の大きい爆発に分類されるが、このうち、日本時間の午後9時ごろに観測された2回目は、2008年12月以降、最大の爆発だったという。

 この影響で、9月8日午後から深夜にかけて電気を帯びた微粒子が地球に到達し、GPSや無線通信などに影響が出た。また、この「フレア」の影響で今月、地球で磁気嵐が起きて日本でも北海道でオーロラが見られ話題となった。

 今回、およそ250年前の江戸時代に観測史上最大の磁気嵐が発生し、京都市で夜空の半分を覆うようなオーロラが観測されていたとする研究成果を国立極地研究所などのグループが発表した。


続きを読む

前人未踏の世界へ!世界初、マントルを直接掘削!JAMSTEC掘削船「ちきゅう」の挑戦

 世界で初めてマントルを調べる掘削船「ちきゅう」

 海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球深部探査センター(CDEX)の地球深部探査船(掘削船)「ちきゅう」。

 日本・米国が主導する統合国際深海掘削計画(IODP)において中心的な掘削任務を担当しており、巨大地震・津波の発生メカニズムの解明、地下に広がる生命圏の解明、地球環境変動の解明、そして、人類未踏のマントルへの到達という目標を掲げている。

 地球が水と生命に恵まれたオアシスであることを我々は既に知っている。しかし、過去46億年の地球の歴史で繰り返されてきた、隕石衝突、地震、火山噴火、津波、異常気候の発生は、地球上の生命に多大な影響を及ぼしてきた。


続きを読む

全米で「皆既日食」の天体ショー、北米大陸を99年ぶり横断!日食を予測「サロス周期(18年11日)」

 全米で皆既日食の天体ショー、北米大陸を99年ぶり横断

 地球と太陽の間を月が横切って太陽が隠れる皆既日食が米時間21日(日本時間22日未明)、米国西部の太平洋岸から東部の大西洋岸までの広い範囲で観測された。

 米航空宇宙局(NASA)は独自の「NASAテレビ」で多くの観測地から多数の市民や観光客らが世紀の天体ショーに熱狂する様子を専門家の解説付きで中継し、中継画像を公開した。NASAはまた、太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー」(SDO)の観測画像なども公開した。

 NASAなどによると、皆既日食は西海岸のオレゴン州から中西部ミズーリ州、南部サウスカロライナ州まで14州の長さ約4200キロにわたる帯状の地域で観測できた。皆既日食の終わりに月の地形の隙間から太陽光が漏れる「ダイヤモンドリング」も各地で観測でき、NASAテレビは、ダイヤモンドリングの瞬間に大歓声が沸く様子も中継した。皆既日食は太陽活動を調べる絶好の機会で、NASAテレビは興奮しながら解説する研究者の様子も伝えている。


続きを読む

8月の天文現象、8日部分月食・13日ペルセウス座流星群・22日米国皆既日食、日本は2035年

 8月の天文現象

 学校では夏休み。いつもよりゆっくりと過ごせる人も多いだろう。こんな時期には夜空を眺めてみたい。8月の天文現象を調べてみた。(国立天文台HPより)

7日、立秋(太陽黄経135度)暦の上では秋の始まりである。暑さはこれからだが、この日から残暑となる。

8日は、満月、部分月食が観察できる。夜半から明け方にかけて、全国で「部分月食」(最大食分0.25) が起こる。北海道東部では、部分月食の終了とほぼ同時に月没となる。日本で見られる月食は、2015年4月4日以来 2年ぶり。次回は半年後2018年1月31日の皆既月食。

11日は「山の日」

13日は毎年恒例、午前4時頃、ペルセウス座流星群が極大となる。(見頃は13日未明。1時間に35個程度。月が明るいため条件は悪い)


続きを読む

地球内部はどうなっているか?水が地球の深部まで運ばれている可能性あり!新構造の含水鉱物を発見

地球の内部構造はどうなっているのか?

 地球の内部はどうなっているのだろうか? それは誰も見ることができない。したがって、地球内部の構造は地表面での観測で得るしかない。

 その中で最も優れた方法は地震波の分析である。地震波解析によると、地球は外側から、岩石質の「地殻」、岩石質の粘弾性体である「マントル」、金属質流体の「外核」、金属質固体の「内核」という大構造に分けられる。岩石質とはいっても、地殻とマントルでは化学組成が違う。外核と内核も金属質とはいうが、若干化学組成が異なると推定されている。

 上部マントルの一部と地殻とから成る層を岩石圏(リソスフェア)という。岩石圏は10数枚のプレートと呼ばれる板に分かれている。プレートには2種類ある。大陸を含む大陸プレートと、海洋地域のみを含む海洋プレートである。海洋プレートは中央海嶺で生産され、マントル対流に運ばれて中央海嶺から離れる。その間にも中央海嶺では次々にプレートが生産されるので、海洋底が拡大する。


続きを読む

世界最大の氷山(ラーセンC)が分離!棚氷の崩壊続けば起きる「海面上昇」さらに海水の重さで「大地変動」?

 JAXA衛星が南極の分離棚氷を撮影

 南極大陸西部の南極半島にある広大な棚氷が割れて分離してできた巨大氷山を、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の陸域観測技術衛星「だいち2号」が撮影し、撮影画像がこのほど公開された。分離前の画像との比較から棚氷の南側から始まった亀裂が北へ広がって巨大氷山になった様子がはっきりと分かる。

 米航空宇宙局(NASA)は衛星観測の結果から、棚氷の分離による巨大氷山の誕生を発見して7月13日に発表していた。NASAやJAXAによると、新しい巨大氷山の面積は約5,800平方キロで、三重県とほぼ同じ広さ。重さは約1兆トンもあるという。

 「だいち2号」は、災害状況の把握や地域観測、資源調査などを目的とした「だいち」の後継機として2014年5月に打ち上げられた。今回公開された巨大氷山の画像は、搭載している合成開口レーダーの広域観測モード(観測幅350キロ)を活用して7月21日に撮影された。


続きを読む

内陸地震が起こる原因はフィリピン海プレートにあった!関東南部沖に複雑なプレートのトリプルジャンクション

フィリピン海プレート

 フィリピン海プレート(Philippne Sea Plate)とは、東は小笠原海溝やマリアナ海溝、北から西にかけては南海トラフ・琉球海溝・ルソン海溝・フィリピン海溝などに囲まれた海洋プレートである。

  太平洋の北西部をしめるフィリピン海が主な領域。伊豆諸島・小笠原諸島・マリアナ諸島・ヤップ島・パラオと連なる島孤のほか、大東諸島、ルソン島の一部がこのプレート上にある。日本では、本州の中で唯一伊豆半島だけがフィリピン海プレート上にある。

 伊豆半島は約2000万年前、数百kmも南の海底火山群だった。およそ200万年前フィリピン海プレートの上にできた火山島は、プレートとともに北に移動。やがて本州に衝突し、現在のような半島の形になった。約60万年前のできごとである。


続きを読む

“地磁気逆転”の証拠となる、77万年前の地層「チバニアン」が日本に存在!国際標準模式地に登録申請

 地磁気は逆転する

 地磁気逆転とは、地球の地磁気の向きが、かつては現在と南北逆であったとすること。まさかそんなことが...と思うかもしれない。現在の北極が南極であり、現在の南極が北極であることが過去にあった。それも何回も何回も繰り返して...。

 1600年に、ウィリアム・ギルバートが地球は一つの大きな磁石であると主張した。1828年には、カール・フリードリヒ・ガウスが地磁気の研究を開始した。さらに1906年には、現在の地磁気の向きとは逆向きに磁化された岩石が発見された。

 1926年、京都帝国大学(現在の京都大学)教授の松山基範が、兵庫県の玄武洞の岩石が、逆向きに磁化されていることを発見した。松山はその後、国内外36か所で火成岩の磁気の調査を行い、他にも逆向きに磁化された岩石を発見した。松山は1929年、地磁気逆転の可能性を示す論文を発表した。当時の常識に反する考え方だったため、当初の評判はよくなかった。


続きを読む

地球以外に川のある天体、火星・タイタンの地形は、地球とは全く違う歴史をたどったらしい?

 地球以外に川のある天体

 驚いたことに、地球以外に川の存在が確認されている天体が太陽系にある。

 ひとつは、土星の衛星タイタン。ここでは地球における水と同じように、雨が降り、川を流れ、海に注ぐ。2005年探査機「カッシーニ」の子機「ホイヘンス」が、タイタンの地表を調査してくわしいことが分かった。

 土星最大の衛星タイタンは、地球以外で唯一、液体が安定的に地表に存在する天体だ。地球では水の雨が降り、川となって海に流れ、蒸発してまた雨になるが、これと同様にタイタンには、エタンやメタンといった炭化水素の循環が存在する。カッシーニがレーダー観測でとらえたのは、タイタンの北極圏を400km以上にもわたって流れる川で、液体の炭化水素がLigeia Mareと呼ばれる大きな海に流れ込んでいる。


続きを読む

系外惑星の多様性「ウォーム・ネプチューン」発見!ホットジュピター、スーパーアースなどバラエティ豊かな仲間

 次々に発見される「系外惑星」

 太陽系外惑星(Extrasolar planet, Exoplanet)とは、太陽系にとっての系外惑星、つまり、太陽系の外にある惑星である。 多くは(太陽以外の)恒星の周りを公転するが、白色矮星や中性子星(パルサー)、褐色矮星などを回るものも見つかっており、他にもさまざまな星を回るものが想定される。

 NASAが2017年2月21日、突如として全世界に向けて驚くべきアナウンスを行った。アナウンスは「系外惑星に関する重大な新事実」であり、地球から約39光年(1光年は約9兆4600億キロ・メートル)先の宇宙で、生命を育む可能性がある惑星が7個も発見されたという内容だった。

 それによると、研究チームは太陽系から、およそ40光年離れた宇宙にある「TRAPPIST-1」と呼ばれる星の周りを、地球と似た大きさと質量を持った惑星が、少なくとも7つ回っていることを突き止めた。7つの惑星は、その質量や、「TRAPPIST-1」との距離などから、表面にもし水があれば、凍ることなく液体のままで存在できる可能性があるほか、うち6つは地球のように岩石などでできた固い表面を持っている可能性がある。


続きを読む

古生代オルドビス紀末、最初の生物大絶滅の原因は大火山噴火による寒冷化?それともガンマ線バースト?

 過去5回の大量絶滅とは何か?

 大量絶滅とは、ある時期に多種類の生物が同時に絶滅すること。大絶滅ともよばれる。顕生代において起こった、特に規模の大きな5回の絶滅イベント(後述)をまとめて、ビッグファイブと呼ぶことがある。

 大量絶滅は、地質時代において幾度か見られる現象である。そもそも地質時代の「代」や「紀」の区分は、化石として発見される動物相の相違によるものである。原生代・古生代・中生代・新生代の「代」の時代区分は、大量絶滅により従来の動物の多くが絶滅し、新たな動物が発生したことによる区分である。「紀」の時代区分は「代」との比較では動物相の相違は小さいが、大量絶滅による場合もある。

 多細胞生物が現れたエディアカラン以降、5度の大量絶滅(オルドビス紀末(O-S境界)、デボン紀末(F-F境界)、ペルム紀末(P-T境界)、三畳紀末(T-J境界)、白亜紀末(K-Pg境界))と、それよりは若干規模の小さい絶滅が数度あったとされる。大量絶滅の原因については、K-Pg境界のように隕石や彗星などの天体の衝突説が有力視されている事件や、P-T境界のように超大陸の形成と分裂に際する大規模な火山活動による環境変化(プルームテクトニクスも参照のこと)が有力視されている事件などさまざまであり、その原因は一定しているわけではない。


続きを読む
科学用語でクリック!
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ギャラリー
  • 観測史上最古、ビッグバン直後(130億年以上前)に誕生した超巨大ブラックホールを発見!
  • 琉球海溝も危ない?過去2000年、石垣島では600年おきに4回の大津波が起きていたことが判明!
  • 史上最多、215個の翼竜の卵を発見!「生まれてすぐ飛べた」とする従来説が覆されるかもしれない
  • 超深海(水深8143m)に新種の魚「シンカイクサウオ」、ゾウ1600頭分の水圧に耐える
  • 火星テラフォーミングに農業は重要!「火星の土」でミミズの繁殖に成功、次は受粉をどうするか?
  • 生薬「ビワの種」に有害物質「アミグダリン」、青酸配糖体であり過剰摂取は危険!
最新記事
livedoor プロフィール

 サイエンスジャーナルに
 関する、取材の申し込みや
 お問い合わせは、記事の
 コメント欄にご記入お願い
 致します



logo

bnr-yt-fact-min

The Liberty Web
未曾有の危機到来!
自分の国は自分で守ろう!

最新コメント
太陽の法―エル・カンターレへの道
大川 隆法
幸福の科学出版

このアイテムの詳細を見る
黄金の法―エル・カンターレの歴史観
大川 隆法
幸福の科学出版

このアイテムの詳細を見る

楽天SocialNewsに投稿!

ブログランキング・にほんブログ村へ ←Click
人気ブログランキングへ     please

月別アーカイブ
まぐまぐ

 現在、記事の一部しか表示
されません。記事のすべてをお読み頂くためには、
メルマガ登録後に配送される
パスワードが必要です。
 御登録お願い致します。

最新科学情報やためになる
科学情報 をメルマガで!
540円/月!お試し期間あり!


週刊 サイエンスジャーナル


ダイジェスト版
Yes,We Love Science!
もご利用下さい。

ツイッター相互フォロー
科学・環境・Twitter情報局
をご利用下さい。

 全力で情報収集し、記事を
まとめています。
参考になりましたら、広告を
クリックしていただけると
励みになります。m(_ _)m



























































































Let’s tweet Science!
















































理科学検定に挑戦しよう!






























































































  • ライブドアブログ