都市鉱山 ごみの中から宝の山

 都市鉱山(urban mining)とは、都市でゴミとして大量に廃棄される家電製品などの中に存在する有用な資源(レアメタルなど)を鉱山に見立てたものである。 そこから資源を再生し、有効活用しようというリサイクルの一環となる。 地上資源の一つでもある。

 レアメタルは、鉄、銅、亜鉛、アルミニウム等のベースメタルや金、銀などの貴金属以外で、産業に利用されている非鉄金属を指す。例えば、リチウム、ベリリウム、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、ガリウム、ゲルマニウム、白金、ビスマスなどがある。

 日本には地上にレアメタルが少なく、世界的には中国に集中して存在するものが多い。最近は、日本の排他的経済水域の海底に大量のレアメタルが発見されているが、それを引き上げる技術がまだない。それだけに、都市部でゴミの中にあるレアメタルは貴重なものである。


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