レアアースはハイテクに必要不可欠
レアアースといえば、iPad、プラズマテレビ、レーザー、自動車のモーター、バッテリー、エンジン用触媒コンバーターなどのハイテク製品や精密誘導兵器、ミサイル、軍用アビオニクス、人工衛星、暗視装置など軍事兵器まで使われている。
2009年に中国がレアアースの輸出を制限したとき、世界に大きな衝撃を与えた。その後、南鳥島沖、約5700メートルの海底の泥を分析。その結果、世界最高濃度のレアアースを含む鉱床であることを突き止めた。
中国のレアアース含有量が500~1000ppmであるのに対し、南鳥島沖の鉱床はその約10倍となる約6600ppm。5700メートル海底であるため、水圧と海流に耐える技術と処理技術などの技術的な課題は残っている。しかし、海底下2~4メートルという浅い地層で発見されたため、上記の課題を乗り越えれば、採掘自体は簡単になるという。
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