高雄のガス爆発事故が酷い

 台湾の爆発事故が酷い。爆発というのは非常に速い燃焼のこと。速く燃焼すると急激に周囲を熱するので燃焼ガスが非常に速い速度で膨張する。音速を超える膨張をすれば衝撃波が発生する。“ドーン”という爆発音がそれだ。

 今回の爆発事故は、台湾南部・高雄で8月1日午前0時(日本時間同1時)前に起きた。住民や警官、消防団などの少なくとも25人が死亡、267人が負傷した。

 高雄では住宅地の地下に工業用コンビナートのガス管が走っており、そこから漏れて引火したとみられる。人口密集地でのこうした管の埋設を見直すべきだとの声が上がっている。日本ではちょっと考えられないことだ。



コンビナート統合
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