台風18号・19号の進路
週末台風18号、19号と、2週続けての大型台風に日本列島は見舞われている。JRは夕方から全面ストップするらしい。こんなことは前代未聞である。
こうした台風は今、どこにあって、どこに進むのだろうか?たしかに昔に比べて予報精度は上がっている。台風の進路もほぼ予想通りだ。だが、まだ台風の予報位置が大きな円だったり、突発する集中豪雨の特定などには精度が足りない。
こうした問題は、観測衛星ひまわりの精度が上がればある程度改善できる。実は気象庁のひまわり映像は、リアルタイムで撮影していない。われわれは30分前の画像を見ている。これでは、突然発生する竜巻などは対処できない。
しかし、科学技術は日々進歩している。台風18号で荒れた後の7日、種子島宇宙センターから、静止気象衛星「ひまわり8号」が、H2Aロケットで打ち上げられた。台風の画像を撮影する頻度は、現在の「ひまわり7号」が30分に1回なのに対し、「ひまわり8号」は12倍の2分半に1回となるため、より詳しい観測が可能になる。
参考 JAXA:http://fanfun.jaxa.jp/countdown/himawari8/ 朝日新聞:観測精度アップ「ひまわり8号」初の次世代型
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