エボラ出血熱、米国内での感染を初確認

 ついに西アフリカ以外の国でエボラ出血熱が発生した。米疾病対策センター(CDC)は9月12日、米南部テキサス州ダラスの病院の女性看護師がエボラ出血熱に感染し、発症したことを正式に確認した。

 同州の暫定調査で9月11日に陽性反応が出たため、CDCが確認を急いでいた。

 米国内でのエボラ出血熱の感染は初めて。発症は2人目。女性は8日に同病院でエボラ出血熱で死亡したリベリアの男性患者の手当てを担当。病院内で男性から感染したとみられ、10日に微熱が出たため検査を受けた。

 同病院ではCDCが定めたガイドラインに従って、万全の感染防止対策を講じていたはずだったが、何らかの手違いがあり、患者から看護師に感染してしまったとみられる。



ホット・ゾーン――「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々
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