初の国産ジェット旅客機「MRJ」を初公開

 日本でほぼ40年ぶりに製造される初の国産ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(Mitsubishi Regional Jet、MRJ)」が18日、三菱重工業(Mitsubishi Heavy Industries)の小牧南工場(愛知県豊山町)で公開された。

 客室の快適性と燃費性能が高く、運航コストも安いとされるMRJは、活況を呈しているリージョナルジェット(短距離小型ジェット旅客機)市場で大手メーカーのエンブラエル(Embraer、ブラジル)やボンバルディア(Bombardier、カナダ)に挑む。その他にロシアや中国の同クラスの航空機とも競争することになる。

 日本で旅客機が製造されたのは1962年に試作1号機が製造され、その約10年後に生産が終了したYS11以来。三菱重工の大宮英明(Hideaki Omiya)会長は、最高水準の効率と最高水準の快適性を備えた日本製の航空機を世界に示すという夢がついに現実のものとなった、と述べた。



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