ニューホライズンが冥王星へ

 水の惑星というと“地球”のことだが、最近では火星や月など太陽系のいろいろな天体に氷の存在が確認されている。今回、太陽系の果てにある冥王星にも氷が存在する可能性がでてきた。

 ニュー・ホライズンズ (New Horizons) はアメリカ航空宇宙局 (NASA) が2006年に打ち上げた、人類初の冥王星を含む太陽系外縁天体の探査を行う無人探査機である。

 ニュー・ホライズンズは、2015年7月14日に冥王星に最接近する。その後、太陽系外縁天体を観測する予定だ。太陽系外縁部にはどのような天体があるかまだよくわかっていない。

 ニューホライズンが4月12日~18日にかけて冥王星を9300万kmから1億400万kmの距離で撮影した。画像に映る冥王星は明るい部分と暗い部分があり、このうち明るい部分は雪や氷で覆われた極冠である可能性があるという。

これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。