地球も金星も火山は活動中

 日本列島は火山活動期にある。火山性地震が続く箱根山で、小規模な噴火が起きた。箱根山は5月6日、噴火の危険度を5段階で示す「噴火警戒レベル」を「1(平常)」から「2(火口周辺規制)」に引き上げたばかり。

 6月29日、新たな噴気孔が確認され、周辺に火山灰などが積もっていることから、気象庁は「ごく小規模な噴火が発生したとみられる」と発表した。気象庁は箱根山では今後、大涌谷周辺の居住地の近くまで影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして、噴火警戒レベルをレベル2からレベル3に引き上げた。

 箱根山では地質調査などで、12世紀から13世紀にかけて大涌谷周辺で水蒸気噴火が発生したと考えられているが、その後、噴火の記録などない。60万年前、火山島だった伊豆半島が日本列島にぶつかり、その時に地下にマグマが生まれて富士山と箱根山ができた。2つの山はいわばきょうだいの関係で、距離も25kmしか離れていないので、どちらかが噴火すれば、連動する可能性もある。



西暦536年の謎の大噴火と地球寒冷期の到来 (DIS+COVERサイエンス)
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nature [Japan] October 3, 2013 Vol. 502 No. 7469 (単号)
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