NASA無人探査機が冥王星に最接近

 7月14日、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ニューホライズンズ」が、地球から48億8000万キロ離れた冥王星に最接近した。2006年1月に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ニューホライズンズ」が14日午前7時49分(日本時間午後8時49分)、地球から48億8000万キロ離れた冥王星に最接近した。

 13時間後の14日夜(日本時間15日の午前10時前)、NASAは、冥王星に最接近した無人探査機から無事に飛行を続けていることを知らせる信号を受信したと発表した。今後、1年以上かけて送られてくる冥王星の鮮明な画像や詳細な観測データへの期待が高まっている。

 探査機は、最接近の間は観測活動に集中していたため、22時間にわたって地球との通信が途絶えていたが、信号が届いたのが確認されると地上管制室があるアメリカ東部の研究施設では大きな歓声が上がり、関係者が互いに抱き合った。



nature [Japan] June 4, 2015 Vol. 522 No. 7554 (単号)
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