“水素社会”の実現に向けた課題「エネルギーキャリア」

 CO2を排出しないクリーンエネルギーとして、水素(H2)の注目度が高まっている。現在国をあげたエネルギー革命が進行中だ。経済産業省がまとめた「水素・燃料電池戦略ロードマップ」によると、水素・燃料電池関連の市場規模は日本だけで2030年に約1兆円、2050年に約8兆円に拡大する。

 水素を燃料とする家庭用燃料電池(エネファーム)は日本企業が世界に先駆けて商品化しており、既に国内設置数は10万台を突破。2014年末には「究極のエコカー」と称される燃料電池車(FCV)がトヨタ自動車から発売された。

 2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックでは世界に向けて日本の先進技術をアピールするチャンスであり、東京都は選手村などで水素バスを運行させる。もちろん、新しいエネルギーを社会に導入するためには、莫大なコストと手間がかかる。



 

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