太陽光パネルの効率アップ

 太陽光発電が徐々に普及している。2014年の経済産業省の発表によると、我が国の総発電量のうち、水力を含む再生可能エネルギーの占める割合は11%であった。水力を除く再生可能エネルギーの発電量に占める割合は、1.4%(2011年度)から、固定価格買取制度導入後2年間で、2.2%(2013年度)に増加した。

 特に増えたのは太陽光発電で、2012年7月に固定価格買取制度を開始して以降、2014年3月末時点で既に2955万kWに達した。設備容量は前年度比32%増加した。

 太陽光パネルのエネルギー効率は10%~20%程度。つまり、光エネルギーの10%~20%しか使っていない。これは、太陽光パネルに使われるシリコンが吸収する、光の波長に限度があるからである。もしすべての波長を吸収し、電気に変えられればもっと効率は上がる。



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