世界ジオパークと日本ジオパーク

 世界的に貴重な地質、地形、火山などの地質遺産を複数有する自然公園。世界遺産の地質版ともいわれ、2004年にユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の支援で設立された世界ジオパークネットワークが審査・認定を行っている。

 認定には、地質遺産の保護とともに、それらを地域の教育や科学振興、観光事業に活用し、地域社会の活性化に務めていることが必要。4年ごとに実施される再審査で、適正や活動度がチェックされる。日本では、09年に洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、島原半島(長崎県)、10年に山陰海岸(京都府・兵庫県・鳥取県)、11年に室戸(高知県)、13年に隠岐(島根県)が認定されている。

 日本ジオパークは、世界ジオパークネットワークとは別に、日本ジオパーク委員会が認定する国内版のジオパーク。2014年8月現在で、白滝、三笠、とかち鹿追、アポイ岳、三陸、八峰白神、ゆざわ、男鹿半島・大潟、磐梯山、佐渡、茨城県北、下仁田、秩父、銚子、伊豆大島、箱根、伊豆半島、立山黒部、白山手取川、恐竜渓谷ふくい勝山、南アルプス(中央構造線エリア)、南紀熊野、四国西予、おおいた姫島、おおいた豊後大野、阿蘇、天草、天草御所浦、霧島、桜島・錦江湾の30地域が認定されている。



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