小さなハエが気になる理由

 ハエ(蠅)というと、最近は少なくなってきたが、まわりで飛んでいると不快な存在だ。五月蠅と書いて「うるさい」とも読む。

 飛んでいて気になるのは、何といっても、衛生害虫としてのイメージが定着しているからだろう。

 ハエは、その摂食習性が、動植物の死骸から好んでタンパク質を摂取するタイプでは、人間の食物と糞便などの汚物の双方で摂食を行う場合があり、このときに病原性のある細菌、ウイルス、寄生虫卵などを媒介することとなる。


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