大量のサンショウウオが小学校のプールに
学校では冬の間プールに水を貯めておく。水を抜いている間にプールの壁や底が傷むことがあるからだ。毎年初夏、プールの季節が始まる頃に水を抜き、掃除をし新しい水に入れ替える。
佐賀県唐津市の名護屋小学校では今年もプールの水を抜いて、掃除をしようと覗いてみたところ、なんと環境省のレッドリストで、絶滅危惧種に指定されているカスミサンショウウオが、大量に泳いでいるのが発見された。専門家は、近くに生息するカスミサンショウウオが産み付けた卵から、繁殖した可能性があると指摘している。
カスミサンショウウオは、西日本に生息する体長10センチほどの小型のサンショウウオで、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。5月25日に見つかったのは、体長がいずれも3センチから5センチ程度で、成長の過程にあるとみられ、子どもたちが、プールに入って捕獲した結果、およそ100匹が確認された。
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「もしも?」の図鑑 絶滅危惧種 救出裁判ファイル (「もしも?」の図鑑) |
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コメント一覧 (1)
10cm)が大量に見つかったのは非常に珍しいと思いました。また、カスミサンショウウオは西日本・九州の農山村・里地里山地域のため池・雑木林・自然公園の林間部の自然に出来た大きな水たまり・沼地・湿地で従来、普通に見られる小型の止水性サンショウウオでしたが、乾田増加・アメリカザリガニ・アライグマ・ブラックバス・ウシガエル・カムルチー等による捕食の影響・ごみの不法投棄・過剰な開発の影響で非常に数が減少しました。それで、県や市町村の自然環境課さん・環境政策課さん・農山漁村振興課さん・水道局の流域連携課さん等は早急な保護活動を実施する事でカスミサンショウウオが安心して生息できる農山村・里地里山地域作りに力を尽くして頂きたいと思いました。