木星の大赤斑を至近距離から撮影、円形に近づく
NASAの探査機ジュノーが大赤斑の上空9000キロを通過した。9000キロは東京からベルリンぐらいまでの距離である。
NASAなどによると、木星の赤道付近にあって特徴ある模様の赤い大斑点は幅が約16,000キロもある。地球の幅の約1.3倍もあり、地球が中にすっぽり入ってしまう大きさだ。
ジュノーは今回、大斑点の上空約9,000キロまで接近、同約14,000キロ地点などいくつかの地点で撮影した。大斑点の正体は、大気が渦巻いて複雑な形状を作っている木星の「嵐」と言われる。
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