津波石でわかる沖縄の海溝型巨大地震
東日本大震災の後、南海地震・東南海地震・東海地震という3つの地震が連動して起きるとされているが、過去の事例を紐解くと、それらの3連動地震の前には必ず日向灘で地震が発生しているので注目されている。だが、もう一つ危険な個所として琉球海溝で起きるプレート境界地震がある。
石垣島東海岸の津波石群として天然記念物に指定されている石垣島東岸の津波石のうち、高こるせ石、あまたりや潮荒、安良大かね、バリ石は「大波之時各村之形行書」末尾の「奇妙変異記」での記録などから、1771年4月24日(明和8年3月10日)午前8時ごろに発生した、八重山大地震の明和大津波が襲来した時に、沖合から運ばれた岩である。
しかし、これらの石の中には、それ以前の地震で動いたと考えられるものもあった。例えば、高こるせ石は約2000年前の津波でも動いているとされる。また、津波石群のうち、津波大石は明和の大津波ではなく約2000年前の津波で打ち上げられたものとされる。
増補版 地層の見方がわかる フィールド図鑑: 火山・津波・地すべり・地殻変動… 実際の地層や鉱物から成因・特徴がわかる | |
クリエーター情報なし | |
誠文堂新光社 |
2人分【車載用防災セット】渋滞や車両トラブル、事故、災害・緊急時の備えに! | |
クリエーター情報なし | |
ピースアップ |
これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。
��潟�<�潟��