ロケット続々と宇宙へ

 最近のロケットの打ち上げ技術には目を見張るものがある。アメリカのベンチャー企業が開発した超小型衛星を載せるためのミニロケットが日本時間の2018年1月21日午前11時前、ニュージーランドの発射場から打ち上げられ、衛星の軌道投入に成功しました。超小型衛星を載せるためのミニロケットの打ち上げ成功は世界で初めて。

 日本でも、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2018年2月3日午後2時3分、人工衛星を軌道に投入できるロケットとしては世界最小の「SS-520」5号機を鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所(同県・肝付町)から打ち上げた。同5号機は打ち上げ約7分半後に搭載していた東京大学が開発した超小型衛星を予定軌道に投入し、打ち上げは成功した。

 大型のロケットも打ち上げに成功している。2018年2月7日午前5時45分、世界最大の打ち上げ能力を持つロケット「ファルコン・ヘビー」が、アメリカ・フロリダ州から打ち上げられ、搭載していた赤い電気自動車を、火星に向かう軌道に投入することに成功した。



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