2025年カムチャツカ半島大地震
2025年カムチャツカ半島大地震が発生した。2025年7月30日日本時間8時24分にロシア・カムチャツカ半島ペトロパブロフスク・カムチャツキーの南東南119 kmで発生した。マグニチュードはM8.7-8.8の巨大地震であった。
アメリカ合衆国地質調査所(USGS)によると、2011年の東北地方太平洋沖地震以降世界で最も規模が大きい地震で、20世紀以降では1906年のエクアドル・コロンビア地震と2010年のチリ地震に並ぶ、史上6番目に大きな地震である。
各地の交通やコンビニ・小売店の営業などさまざまなサービスのほか、鉄道が停止して夏休み期間中の観光や旅行客にも影響が出た。太平洋側の海岸沿いの地域では津波警報が発令した。
遠い地震でも津波警報発令
日本からかなり離れた「遠地地震」で警報が発表されたのは15年ぶりだ。警報の対象は北海道から和歌山県までの太平洋側で、注意報はオホーツク海沿岸や四国、九州・沖縄にも及んだ。同庁は午後8時45分までに警報を全て解除し、注意報に切り替えた。さらに31日午後4時30分、注意報を全て解除した。この地震で北海道釧路市などでは震度2を観測した。
気象庁の発表では、30日午後には岩手県の久慈港で1.3メートルの津波を記録。北海道根室市と青森県八戸市、東京都の八丈島で80センチ、宮城県石巻市で70センチ、東京湾に面した東京都中央区の晴海でも20センチを観測した。津波は北海道、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、三重、大阪、兵庫、和歌山、徳島、愛媛、高知、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の計22都道府県に到達した。
遠い地震でも津波被害
1960年5月23日、チリ沖で発生したマグニチュード9.5の地震は、観測史上最大級の地震である。この地震によって発生した津波は、太平洋を渡り、約22時間半後に日本の太平洋沿岸を襲った。この津波は「チリ地震津波」と呼ばれ、北海道から沖縄まで広い範囲で被害をもたらし、死者142名、家屋の流失・全壊2,830棟、半壊2,183棟、浸水37,195棟などの被害が出ている。
気象庁によると1952年に発生したカムチャツカ半島沖地震はM9.0で、2~5時間たって北海道から本州の太平洋側に津波が到達した。東北地方の三陸海岸に最大3メートルを記録し、約1200軒の家屋が浸水する被害があった。
今回巨大地震が起きたカムチャツカ半島沖は、海側の太平洋プレートが陸側の北米プレートの下に沈み込んでいる。過去、2011年の東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖大地震と同じ海溝型地震だ。世界的にも地震活動が活発な地域として知られる。
米地質調査所(USGS)によると、この付近は太平洋プレートが北米プレートに対して西北西方向に年間80ミリというゆっくりした速度で移動している。今回の巨大地震は西北西方向に圧力がかかって跳ね返った逆断層型地震だという。
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