「41.8度」国内の最高記録更新
連日、危険な暑さとなっている。群馬県伊勢崎市で8月5日午後2時半前に41.8度を観測し、国内観測史上過去最高を更新した。群馬県や埼玉県で41度を超えるなど関東甲信では経験したことのないような暑さになっていて、熱中症に厳重に警戒したい。
気象庁によると、東日本から西日本の太平洋側を中心に高気圧に覆われて晴れ、危険な暑さとなった。

群馬県伊勢崎市では5日午後2時26分に気温が41.8度を観測し、国内の過去最高を更新した。このほか、午後2時半までの最高気温は、群馬県桐生市で41.2度、埼玉県鳩山町で41.1度、前橋市で41度ちょうど、茨城県古河市で40.6度、群馬県高崎市と埼玉県熊谷市で40.5度、東京 青梅市で40.4度、栃木県佐野市で40.2度などと12の観測点で40度以上を観測し、各地で命に関わる危険な暑さとなった。国内で40度以上を観測するのはことし6日目だ。
これまでの国内最高気温は2018年7月23日の埼玉県・熊谷と2020年8月17日の静岡県・浜松で記録された41.1度。それ以前は1933年7月25日、山形で最高気温40.8度。この気温は、2007年に塗り替えられるまで74年間も日本の最高気温の記録だった。
44都府県に熱中症警戒アラート
8月5日熱中症の危険性が極めて高くなるとして、熱中症警戒アラートが今シーズン最も多い東北から沖縄にかけての44都府県に発表された。
発表されたのは、青森県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京23区と多摩地域、千葉県、神奈川県、長野県、山梨県、新潟県、東海の4県、北陸の3県、近畿の6県、中国地方の5県、徳島県、香川県、愛媛県、九州の7県、沖縄県の八重山地方。
東京23区で熱中症死亡者56人
東京23区で、ことし6月から7月末までに56人が熱中症の疑いで亡くなったことが東京都監察医務院の調べでわかった。
エアコンがあったものの使っていなかったケースが全体の3分の2以上にのぼり、専門家は気温が高い今の時期は命を守る道具として昼夜を問わずエアコンを使用するよう呼びかけている。
年齢別では、70代が26人と最も多く、次いで80代が16人、60代が10人、50代が2人、90代以上と30代がそれぞれ1人となっている。
場所別では、全体のおよそ96%にあたる54人が屋内で亡くなっていて、このうちエアコンがあったものの使っていなかったケースが38人で、全体の3分の2以上にのぼった。
外出はできるだけ避け、エアコンを適切に使用するなど涼しい環境で過ごした方がよい。また、水分や塩分を補給するなど、対策の徹底を。

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