線状降水帯発生、大雨特別警報発表

 8月11日には九州長崎、熊本などで線状降水帯が発生、洪水などで大変な被害が出た。

 「線状降水帯」とは気象庁が天気予報等で用いる予報用語で「次々と発生する発達した雨雲が列をなし、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50 - 300km程度、幅20 - 50km程度の強い局地的な降水をともなう雨域」のことである。

 また「特別警報」とは、警報の発表基準をはるかに超える大雨や、大津波等が予想され、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっている場合に発表し、最大級の警戒を呼びかけるものである。よく「数十年に一度の災害…」という表現がされる。気象庁では、平成25年8月30日から運用している。


画像

 記録的短時間大雨情報  

 11日には九州から東北まで広い範囲で雨が降り、特に九州北部には雨雲が非常に発達して、猛烈な雨が断続的に降り、熊本県では、11日午前4時までの24時間降水量が300ミリを超える記録的な大雨となった。長崎県や熊本県など九州北部には線状降水帯が発生していた。長崎県や熊本県では未明から明け方にかけて、1時間に100ミリ以上の大雨が降り、「記録的短時間大雨情報」が発表された所もあった。

 熊本県(玉名市・長洲町・宇城市・八代市・氷川町)には「大雨特別警報」が発表され、気象庁から「これまでに経験したことのないような大雨となっている所があり、土砂災害や河川の氾濫など何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当する状況、ただちに命を守る最善の行動をとってください。」という発表があった。