スーパー台風発生
「スーパー台風」は、厳密な気象庁の定義ではなく、アメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)が用いる台風の階級で、非常に強力な台風を指す通称。日本の気象庁の基準でいう「猛烈な台風」をさらに上回る勢力である。
アメリカ軍(JTWC)の「スーパー台風」の基準では、台風の中心付近の1分間平均の最大風速が約67m/s(130ノット)以上になると「スーパー台風」に分類される。これは、大西洋で発生する「カテゴリー5」のハリケーンに相当する猛烈な勢力。
日本の気象庁は「スーパー台風」という用語を使わない。風速によって台風の強さを以下のように区分している。 強い台風: 最大風速 33m/s以上44m/s未満、非常に強い台風: 最大風速 44m/s以上54m/s未満、猛烈な台風: 最大風速 54m/s以上。
9月24日、大型で猛烈な「スーパー台風」が発生した。台風18号(ラガサ)が、アジア各地で大きな被害をもたらした。台湾では24日午前時点で14人の死亡が確認されたほか、18人が負傷し、124人が行方不明となった。
地球温暖化と今後の傾向
スーパー台風は、海水温が十分に高い北西太平洋で発生することが多い。近年、地球温暖化により、海水温が高い領域が広がっているため、スーパー台風を含む強大な勢力の台風が発生するリスクが高まっている。
将来、スーパー台風が日本に上陸するリスクも増加する可能性が指摘されている。この種の台風が上陸した場合、大規模な暴風や高潮、洪水など、これまでに経験したことのないような甚大な災害が発生するリスクがある。
台風ラガサは、カテゴリー5のハリケーンに相当する。22日には最大風速70メートルに達し、アジア各地で洪水、高潮、土砂崩れなどの警報が出された。香港では、台風警報が最高度のレベル10に引き上げられた。
トリプル台風
ここ最近「トリプル台風」とよく耳にするが、台風が3つ同時に存在することは珍しくなく、今年は3回目。4個だと10年に一度レベルで、5個(五輪台風と言われた)は統計開始以来1回のみ。
10月にかけて台風シーズンが続く。明日9月26日は伊勢湾台風・狩野川台風・洞爺丸台風と歴史に名を残す台風が襲来した日で「台風の特異日」と言われている。日頃から備えを。
9月25日9時現在、台風18号・19号・20号と、「トリプル台風」が発生中。天気図上に3つの台風が存在する、いわゆる「トリプル台風」は今年3回目で、決して珍しいわけではない。
ただ、同時に4個の台風が存在する「クアドラプル台風」は珍しく、10年に一度レベルだ。昨年2024年11月12日は、台風22号、23号、24号、25号と同時に4つの台風が存在。これは2017年7月23日以来、7年ぶりのことで、11月としては統計開始以来、初めてのことだ。
さらに、5個の台風が存在した事は1951年の統計開始以来、一回しかない。1960年(昭和35年)8月23日15時~24日9時、天気図上に台風14号・15号・16号・17号・18号と、5個の台風が並んだ。東京オリンピックの4年前、ローマ大会の直前だったため「五輪台風」とよばれた。
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