ペルーの地上絵、宇宙人飛来説

 11月10日月曜 19:00 -20:55 TBSで放映された「口を揃えたフシギな話」では、興味深い話が紹介された。その一つ目は、ペルーの「異星人ミイラ」の話題。

 ペルーといえば地上絵が世界遺産になっている。主にナスカ台地とパルパ平原に広がる巨大な図形の総称だ。ルー南部、ナスカ川とパルパ川に挟まれた乾燥した砂漠地帯の地表。紀元前200年頃から紀元後800年頃のナスカ文化の時代に描かれたとされている。

 作成方法は、地表の暗赤褐色の小石を取り除き、その下にある明るい色の土壌を露出させることで線を描いている。通常は上空の高い場所でなければ確認できず。空高いところから飛来した文明が存在したと考えられ、宇宙人飛来した証拠の一つとする説もある。

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 ペルーのミイラ

 ペルーではミイラの発見も多い。ペルーでは、先コロンブス期からインカ帝国時代にかけて、様々な文化でミイラ(スペイン語でマミーア、現地の言葉で「乾燥させた死体」を意味する言葉に由来)が作られてきた。自然の乾燥条件と人為的な加工により、多くのミイラが良好な状態で発見されている。

 ミイラ作りはインカ帝国だけでなく、それ以前の数千年にわたる多様なアンデス文明(カラル文化、ナスカ文化、チャチャポヤス文化など)に見られる。ペルーのカラル遺跡では、約5000年前(紀元前3000年頃)の高位の女性のミイラが発見されており、これは米大陸最古級のものだ。

 インカ帝国では、ミイラは単なる遺体保存ではなく、祖先崇拝の対象として重要視されていました。皇帝のミイラは生前と同じように扱われ、儀式やお祭りの際に外に運び出されることもあった。

 番組では、2023年から2024年にかけて、ペルーで発見されたとする「3本指のミイラ」がメキシコ議会などで公開され、地球外生命体ではないかという主張がされた。

 異星人ミイラは「偽物」との主張を覆せるか

 2017年にその存在が公表されたペルーの「異星人のミイラ」。2023年9月にはジャーナリストのハイメ・マウサン氏がメキシコの“UFO公聴会”で2体のミイラ「クララ」と「ジョセフィーナ」を披露し、大きな注目を集めた。

 ミイラを分析したと主張する科学者の中には、これらのミイラは動物の骨を現代の接着剤で接合して作られた“偽物”に過ぎないと断定する人もいた。

 その後、異星人ミイラに関する調査の第一人者、デビッド・ルイス・ベラ博士とジャーナリストのジョイス・マンティラ氏が、「モンセラート」と名付けられたミイラの子宮内に“胎児”を発見したのだ。2人はリマの放射線医学センターで、モンセラートの遺体を分析していたという。

 研究の結果判明したのは、モンセラートは推定妊娠30週未満。死亡したのは1200年前と見られている。CTスキャンによると胎児は仰向けで、頭は腹部の近く、胸と腕は骨盤近くに位置していることもわかった。科学者たちは、モンセラートが亡くなった当時は胎児の骨がまだ柔らかく、固まり始めたばかりだったため脊椎と肋骨の一部が一体化できていなかったと考えているようだ。

 多くの研究者が謎の解明に全力を傾ける「異星人ミイラ」。2024年7月には、「マリア」の指紋についての検査結果が明かされた。このマリアは今回胎児が発見されたモンセラートと同じく、3本指をもつ。

 話題になっては、何度も「これは人為的につくられた偽物」と科学者にいわれながら、再び話題になる異星人ミイラの謎。興味は尽きない。



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