寒波が居座る日本列島

 1月20日〜2月3日は大寒で日本では一番寒い時期にあたる。日本の上空には強い寒気が流れ込んでおり、日本付近は1月30日強い冬型の気圧配置が続く。また、日本海からの気圧の谷が北陸地方から西日本の日本海側にかけてのびる見込み。強い冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で、東北地方と東日本から西日本では、日本海側を中心に降雪が強まり、大気の状態が非常に不安定となる。

 東北地方と東日本から西日本では、日本海側を中心に、山沿いや山地だけではなく、平地でも大雪となる所がある見込みだ。また、普段雪の少ない東日本から西日本の太平洋側でも大雪となる所がある。

 これまでの大雪で、各地で平年を上回る積雪となっていて、午前11時の積雪は、新潟県魚沼市守門で2メートル64センチ、青森市で1メートル50センチ、福井県南越前町今庄で78センチなどとなっている。

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 一方、太平洋側は雨がほとんど降っていない。2025年12月31日からの1か月、太平洋側では、平年の20%以下しか雨が降っていない。例えば、東京都心では1月2日以降、1ミリ以上の雨が降っていない。また、名古屋市、神戸市、高知市、宮崎市などはこの1か月、降水量が0ミリとなっている。太平洋側は来週の木曜日まで、まとまった雨が降らず、空気の異常乾燥が続く。

 アメリカ大寒波 低体温症死者11人 NY州マイナス45℃

 寒波による被害は、日本だけではない。アメリカでは24の州で緊急事態宣言が出され、ニューヨークでは死者が出ている。

 アメリカでは北東部から南部を中心に週末から雪が降り続き、広い範囲で厳しい寒波に見舞われている。一面の銀世界となったニューヨーク中心部。足首が埋まるほど雪が降り積もった。

 ニューヨーク州の一部では、氷点下45℃の冷え込みを記録し、州兵まで動員された。

ニューヨーク州 ホークル知事「これは間違いなく今までで一番の寒さです。ここ数年で最も厳しい冬の嵐です」低体温症でこれまでに少なくとも11人が死亡している。

 大量の雪でホワイトハウスも雪化粧。除雪車も投入され、雪への対応に追われていた。空の便も1万7000便以上欠航している。このような大雪は10年以上見たことがない。影響は、ライフラインにも及んでいる。倒木や送電線の寸断が相次ぎ、100万戸あまりが停電した。

 トランプ大統領も緊急メッセージで「連邦緊急事態管理庁や州知事などと緊密に連携し、すべての人の安全確保に努めています。安全に、そして暖かく過ごしてください」とメッセージを送った。

 CNNは、テネシー州やミシシッピ州では停電がこの後数日間続く可能性があると報じている。 厳しい寒さは今週いっぱい続く見通しだ。