東海地方・関東甲信地方 梅雨入り
6月7日(日)、気象庁は東海地方と関東甲信地方の梅雨入りを発表した。東海地方では平年より1日遅く、関東甲信地方では平年と同日の梅雨入り。平年よりかなり早かった昨年と比べると、東海では21日遅く、関東甲信では16日遅くなっている。
関東甲信越地方の梅雨明けの予想は6月28日で、平年では7月19日だからかなり早い。ところで世界に梅雨はあるのだろうか。
日本のようにシトシトと長期間雨が降る「梅雨」は、世界的には非常に珍しい気象現象。東アジアの一部地域(韓国、中国、台湾、ベトナム北部など)に見られるのみで、欧米やアフリカなど多くの国には「梅雨」は存在しない。

例えば、フランスのパリではこの時期になると晴れる日が多くなり、6月で54%、7月で61%の確率で晴れる(快晴、ほぼ晴れ、または一部曇り)。
パリの月平均気温平年値は6月が18.2℃、7月が20.4℃と、東京の平均値(6月21.9℃、7月25.7℃)よりも低く、7月でもうだるような暑さになることはほとんどない。
湿度も日本に比べて低いので、むしろ涼しいと感じる日もある。日中は暑く感じる日であっても、夕方には涼しい風が吹くので、街歩きやカフェでのんびり過ごすのにも絶好の季節。
フランスにおいて、日本の梅雨時期にあたる6月から7月にかけては、全国的に雨が少なくカラッとした、過ごしやすい時期になる。
パリなど、西岸海洋性気候の地域では、年間を通じて比較的均一に雨が降る。ただし、6月頃から夏にかけては晴れる日が多くなり、秋から冬にかけて雨が降る日が多くなる。
一方、南フランスのニースなど、地中海性気候の地域では、年間を通して雨が降る日は少なく、中でも夏は特に晴れる日が多くなる。
また、ヨーロッパ全体で見ても、雨の多い時期は、一般的にフランスと同様、夏は少なく、秋から冬にかけて多くなる。
芒種
二十四節気ではこの時期、「芒種(ぼうしゅ)」にあたる。「芒種」は、二十四節気の第9番目で、毎年6月6日〜20日頃の時期を指す。稲や麦など、穂先に針のような突起(芒・のぎ)がある穀物の種まきや、本格的な田植えを行う目安とされる農作業において非常に重要な節気。
芒種には、名前の由来ともなった「田植え」がおこなわれる。日本では育てた苗代を田植えする方法が一般的ですが、この苗代は寒さに弱いため、芒種の時期が適している。さらに蛍のシーズンが最盛期を迎えるため、鑑賞を主流とした「蛍狩り」もおこなわれる。
この時期は日本における梅雨入りと重なることが多く、高温多湿で蒸し暑い日が増え、アジサイの花が見頃を迎える。次の節気は夏至で2026年は6月21日まだ梅雨の最中だろう。
芒種中の6月6日には「稽古始め」として、習い事を始めるのも良いとされている。これは能を大成した世阿弥の著の冒頭文にある「この芸において、おほかた、七歳を以て初めとす」より。江戸時代には歌舞伎のセリフでも取り入れられるようになり、語呂の良さもあって「6歳の6月6日」が定着した、といわれている。

立夏
二十四節気は、今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられている。1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、「節(せつ)または節気(せっき)」と「気(中(ちゅう)または中気(ちゅうき)とも呼ばれる)」が交互にある。
太陰太陽暦(旧暦)の閏月を設ける基準となっており、中気のない月を閏月としていた。二十四節気は、その年によって1日程度前後することがある。
木々の緑が輝き、爽やかな風が吹き抜ける5月5日、暦の上では「立夏」を迎え、夏の始まりが告げられ、立夏は春分と夏至の中間に位置し、「夏が立つ」、つまり本格的な夏の気配が立ち始める時期を意味する。日差しが強まり、木々の緑が鮮やかな深緑へと変わるこの頃は、草木が生命力を増し、夏の訪れを肌で感じられる。
なお、立夏を含む立春・立夏・立秋・立冬は「四立(しりゅう)」と呼ばれ、各季節の大きな区切りとされている。それぞれの前日はかつて「節分」と呼ばれ、邪気払いの行事が行われていた。現在の節分は立春の前日だけを指すが、もともとは年4回あった。
小満
小満(しょうまん)は、あらゆる生命がすくすくと育ち、天地に生命力が満ちあふれる時期を意味する二十四節気の第8番目。立夏から数えて15日目にあたる5月21日頃から始まり、本格的な梅雨や夏の暑さを迎える直前の心地よい初夏の季節を指す。
小満の季節の主な特徴は以下の通り。小満の意味は、木々の緑が濃くなり、草木や生き物があらゆる方向へ勢いよく成長していくことに由来する。秋に撒いた麦の穂が実り始め、農作物が順調に育っている様子を見て農家の人々が「少しホッとして満足する(小満)」という説もある。
この時期、春の穏やかさから徐々に気温が上がり、少し動くと汗ばむくらいの「薄暑(はくしょ)」を感じる頃。走り梅雨といって、本格的な梅雨に入る前の5月末頃には、ぐずついた天気が続くこともある。
これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。

��潟�<�潟��