二十四節気「夏至」七十二候「半夏生(はんげしょう)」
今年は6月21日(日)が二十四節気の「夏至(げし)」。太陽が真南に来る南中の時の位置が1年で最も高くなるため、影の長さは1年で最も短くなる。昼が最も長く、夜が最も短い日でもある。
この時期日本では「梅雨」の時期と重なることが多い。七十二候(しちじゅうにこう)では、7月2日ごろ(2024年は7月1日)から5日間が「半夏生」となる。
半夏生の「半夏」とは「烏柄杓(からすびしゃく)」というサトイモ科の多年草のことで、「半夏生」は半夏、つまり烏柄杓が生えるころの意。
七十二候は、旧暦の1年を72に分けた約5日を一候としたもの。二十四節気の各節気をそれぞれ3つに分けたものともいえる。また、半夏生は「節分」「彼岸」「八十八夜」などと同じように、「雑節(ざっせつ)」の一つでもある。「雑節」は、二十四節気を補足するために、日本独自で設けられた季節の目安である。

「半夏生」の時季に降る雨は「半夏雨(はんげあめ)」と呼ばれ、大雨になることが多いといわれる。現在、台風7号(メーカラー)&台風8号(ヒーゴス)のダブル台風が接近中であり、梅雨前線も刺激して線状降水帯が発生している。
台風7号・8号のダブル台風
今回「1日に2つの台風」が連続して関東地方などを直撃・接近する恐れがあるコースをたどっており。観測史上初めてのことである。また、「線状降水帯」の発生で雨量が観測史上1位を記録している場所もある。
あす6月27日になると、2個の台風が関東を直撃する見通しである。まずは、台風8号(ヒーゴス)があす朝から昼前にかけて関東に最も接近し、上陸するおそれがあります。この時間が関東は2回目の大雨のピークになりそうだ。
あす午後になると、台風8号は東の海上に抜けていくが、今度は夕方から夜遅くにかけて台風7号(メーカラー)が関東周辺に近づいてくる。台風7号も上陸するおそれがあり、関東は3回目の大雨のピークになりそうだ。
あす午後9時までの36時間に降る雨の量は、多い所で紀伊半島から関東にかけて200ミリ以上の大雨が予想されている。土砂災害、河川の氾濫、低地の浸水や道路の冠水などに厳重な警戒が必要。
関東の皆さんは、あすは不要不急の外出は控えた方がいい。
「ダブル台風」で話題「藤原の効果」
2026年6月26日台風7号(メーカラー)・台風8号(ヒーゴス)の「ダブル台風」が今週末、日本列島に大きな影響を及ぼす可能性が高まっている。
今回のように2つ以上の台風が同時に接近するというあまり例のないケースでは、互いが特徴的な動きを引き起こすことがあり、「藤原の効果」とも呼ばれている。
日本気象学会によると、この名称は大正時代、中央気象台(現在の気象庁)の気象学者で、渦巻きの力学について研究していた藤原咲平氏が提唱したことが由来だという。
「藤原の効果」について、気象庁では「2つ以上の台風が接近して存在する場合に、それらが互いの進路に影響を及ぼすこと」と説明している。
これによって「相対的に低気圧性の回転運動をするなど、特徴的な動きをする」という。 具体的には、接近し合ったり、逆に離れていったり、片方の台風に追従していったり、と複雑な動きを見せる。
ただ、気象庁は「藤原の効果」という用語を気象解説には用いていない。「台風は他の台風以外にも気圧の谷や高気圧、偏西風などの影響も受け、個々の事例については相互作用の程度を明確に示せない」ことを理由としている。

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