核兵器による人類の滅亡を仮定した「終末時計」。残り0分で人類は滅亡する。
アメリカの「原子力科学者の会」が人類への警告のために発表している。
何とも物騒な話だが、地球上で核兵器の多さを考えるといかに現在の世界が危ういバランスの上で成り立っているかがわかる。
最近は核兵器だけではなく、地球温暖化、戦争や病気なども合わせて計算されるようだ。
今日は「終末時計」について調べる。(参考HP Wikipedia)
終末時計
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「終末時計」核拡散と温暖化で残り5分に
核戦争による人類滅亡までの残り時間を示す「終末時計」が17日、「残り7分」から2分進められ、「残り5分」となった。
時計を管理する米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」(原子力科学者会報)が発表した。
針が進んだのは5年ぶりで、冷戦終結後では4度目。同誌は、針を進めた理由として、北朝鮮とイランの核開発や核拡散への懸念ほか、米国とロシアに依然として約2万6千発の核兵器があることをあげ、「第二次核時代の瀬戸際に立っている」と警告した。さらに地球温暖化の進行も、人類の破局へ近づいた理由に挙げた。
(2007年1月18日10時21分 読売新聞)
終末時計とは?
世界終末時計(せかいしゅうまつどけい、Doomsday clock)、核の時計とは核戦争による地球(人類)の滅亡を「世の終わり」(終末)になぞらえて、その終末(午前零時に設定)までの残り時間を象徴的に示す時計(実際の動く時計ではない、時計の45分〜正時の部分を切り出した形状)。
原爆投下から2年後の1947年にアメリカの科学誌「原子力科学者会報」(Bulletin of the Atomic Scientists) の表紙に初めて掲載された。実物はシカゴ大学にあり、同誌によって管理されている(何分前を指しているかが新年号の表紙に掲載される)。
1950年代のころの冷戦時と異なり、必ずしも核からの脅威のみで時計の針の動きが決められているわけではなく、世界の様々な紛争状況が考慮されて針が決定される。
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