
世界で一番ペンギン好きの国民は?
何と日本人だそうである。たしかに陸上での歩き方はユーモラスでかわいい。しかしこの鳥、空中は飛べないが、水中では飛ぶように泳ぐ。最大38km/hに達する。
ペンギンはどこに住んでいるだろう?北極?南極?それとも...?
正解は南半球である。北極と南極というのは間違いで、暑いところでは赤道直下のガラパゴス諸島に住むガラパゴスペンギンがいる。
「北海道の流氷の上にいる」と言う子がいたが、調べるとやはり勘違いで不思議なことに北半球にはいない。
私たちは動物園でのイメージがあるのだろうか、氷があればいると思ってしまう。以前、アラスカ沖にペンギンが発見されたことがある。何でこんなところにいたのだろう?
どうやら南米で捕まったペンギンがアラスカで放されたものらしい。2002年7月のできごとである。(参考HP Wikipedia A:フンボルトペンギン B:キングペンギン C:コウテイペンギン)
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アラスカ沖にペンギン 南米で捕まり、船員のペットに?
米アラスカ州南東沖で漁船が網を引き揚げたら、サケに交じって、南米にしか生息しないフンボルトペンギンがいた−。2002年7月に起きたこの珍事について、米ワシントン大(シアトル)の研究チームは12日までに、南米沖で漁船などに捕まり、船員らに一時ペットにされた後、アラスカ沖で放された可能性が高いと結論付け、鳥類学誌に発表した。
フンボルトペンギンは、主にペルーやチリの太平洋沿岸に生息。他種のペンギンも野生では南半球にしか生息しない。20世紀前半、北欧のスカンディナビア半島にペンギンを連れてきて定着させようとする試みがあったが、クマなどの餌食になってしまったという。(asahi.com 2007年06月12日)
ペンギンとは?
ペンギン目(学名:Sphenisciformes)・ペンギン科(学名:Spheniscidae)に属する鳥類の総称である。南半球に生息する海鳥であり、空を飛ぶことができない。
生態
陸上ではフリッパーをばたつかせ、短い足でよちよちと歩く姿がよく知られているが、氷上や砂浜などでは腹ばいになって滑る。しかし海中では「飛ぶ」ように俊敏に泳ぎ、ペンギン類としては最も速いと言われるジェンツーペンギンで最大36km/hに達する。
イルカのように海面でジャンプすることもあり、水中から氷棚(陸上)に戻るときにはいったん深く潜り、勢いを付けて飛び乗る。独特の体型は海中を自在に泳ぐことに特化したものといえる。
食性は肉食性で、魚類、甲殻類、頭足類などを海中で捕食する。一方、天敵はシャチ、ヒョウアザラシ、サメなどである。
分布
南極に生息するというイメージがあるが、実際には南半球の広い緯度範囲に分布する。むしろ、主に南極大陸で繁殖するのはコウテイペンギンとアデリーペンギンの2種のみである。ほかに、ジェンツーペンギン、マカロニペンギン、ヒゲペンギンの3種は、南極大陸の中でも比較的温暖な南極半島にも繁殖地があるが、主な繁殖地は南極周辺の島である。他の種類は南アメリカ、アフリカ南部、オーストラリア、ニュージーランド、あるいは南極周辺の島などに繁殖地がある。
最も低緯度にすむのは赤道直下のガラパゴス諸島に分布するガラパゴスペンギンである。ただし、これらの生息地の共通点として、「南半球高緯度からの寒流の流れる海域に面した地域」ということは重視されるべきである。なおグレートバリアリーフなどの、珊瑚礁のあるような温暖な海域にはどの種も生息しない。
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