条件反射とは何か?
条件反射(じょうけんはんしゃ)とは、動物において、訓練や経験によって後天的に獲得される反射行動のことである。
例えば梅干しを見るとだ液がでるというのは、過去に食べた梅干しの味を思い出し、無意識に起こる行動で、条件反射である。
次の反射のうち、条件反射はどれか?
1.ひざのお皿の下を軽くたたくと、足が無意識に動く。
2.角膜にものが触れると目が閉じる。
3.鼻の粘膜をこよりなどでくすぐるとくしゃみが出る。
4.のどの奥の粘膜を強く押すと吐き気を起こす。
5.急に寒い場所に出ると、心拍数と呼吸数が増え、末梢の血管が収縮し、立毛筋が収縮する。
6.光が目に入ると瞳孔が収縮する。
7.食事の時チャイムを鳴らすと、チャイムを聞いただけでだ液がでる。
8.転びそうになったとき無意識に手を出す。

正解は7.だけである。他は生まれつき持っている反射で無条件反射という。
さてロシアのイワン・パブロフは1902年、犬を使った「だ液」の実験で、この条件反射を世界で初めて発見した。
有名な「パブロフの犬」として知られる実験である。犬のほおに手術で管を通し、唾液の分泌量を測定した。 チャイムを鳴らしてからエサを与える事を繰り返した結果、チャイムを鳴らしただけでよだれを出すようになったという。
イワン・パブロフはこの実験を「消化生理に関する研究」としてまとめ、1904年にノーベル賞を受賞した。今日はイワン・パブロフについて調べる。(参考 Wikipedia)
イワン・パブロフ
イワン・ペトローヴィチ・パブロフ(Иван Петрович Павлов、Ivan Petrovich Pavlov、1849年9月14日 - 1936年2月27日)は帝政ロシア・ソビエト連邦の生理学者。
1890年に実験医学研究所を創設。1897年に『消化腺の働きに関する講義』を発表。1902年に唾液が口の外に出るよう手術した犬で唾液腺を研究中、飼育係の足音で犬が唾液を分泌している事を発見、そこから条件反射の実験を行った。行動主義心理学の古典的条件づけや行動療法に大きな影響を与えた。
初期には消化腺の研究を行い、1904年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。
晩年は睡眠や本能などを研究する傍ら、再教育を考えていたウラジミール・レーニンと親交を結び、条件反射の発見は「全世界の労働者階級にとって重大な意義をもつ」と賛辞が与えられた。
パブロフの犬を使った実験とは?
パブロフは、イヌの胃液分泌の実験中に偶然発見したと言われる。この現象に気づいたパブロフは、その後実験を重ね、条件反射の研究を行なった。当初この現象を精神反射と呼んでいたが、その後条件反射と呼ぶようになった。
犬のほおに手術で管を通し、唾液の分泌量を測定した。次にメトロノーム(ベル・ホイッスル・手拍子・足踏みと言う説もある)を聞かせる。イヌにエサを与えるとイヌはエサ食べながらだ液を出す。 これを繰り返しす「条件付け」の結果、イヌはメトロノームの音を聞いただけで、だ液を出すようになった。
さらにベルを鳴らし続けると次第に反応は消えていくが、数日後同様の実験をしても犬は唾液を分泌する。前者を『消去』と言い、後者を『自発的回復』と言う。
条件反射と無条件反射とは?
通常、反射と呼ばれるのは無条件反射であり、これはその種が先天的に持っている反射行動である。これに対し、経験などで後天的に獲得された反射行動が条件反射である。
条件反射の例
梅干を見ると、唾液が出てくる。 知ってる歌が聞こえてくると、一緒に歌いたくなる。
無条件反射の例
熱いものに触れたときに手を引っ込める。 転びそうになった時、手を差し出す。

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