科学大好き!アイラブサイエンス!このブログでは、最新科学の?をなるべくわかりやすくコメントします。
「ハイビジョンテレビで見ているのにハイビジョンで見てなかったってこと?」「...もったいない!」最近テレビでSONYの「ブルーレイ(BD)」の宣伝で聞いたフレーズである。矢沢永吉氏が見事に「ブルーレイ」の性能を表していてよいCMだと思う。シャープAQUOSブルーレイの吉永小百合さんのCMもよかった。最近発売された新型プレイステーション3にも搭載されている。

「ブルーレイ」とは何だろう?

「ブルーレイ」はBlu-ray Disc(ブルーレイディスク、BD)のことでソニーや松下電器産業などが「Blu-ray Disc Association」で策定した青紫色半導体レーザーを使用する次世代光ディスク規格である。



DVDの赤色レーザーの波長は650nm。「BD」の青紫色レーザーの波長は405nm。これだけでもより多くのデータを記録できるが、さらに開口数の大きな対物レンズを採用。データを読み書きする「光スポット」の面積をDVDの約5分の1に絞り込むことで、同じ直径12cmディスクでありながら、約5倍もの高密度な情報の記録/再生を実現できるようになった。このため情報量の多い、ハイビジョンデジタル放送でも「BD」でそのまま録画することができる。

「BD」と同じく青紫色レーザーの波長が405nmを使用しているものに「HD DVD」がある。「HD DVD」とは東芝とNECが共同で開発した青紫色半導体レーザー世代の光ディスクの規格である。ピックアップレンズで世界シェアトップの三洋電機も開発に参加した。

「使用する光の波長は同じだが、レンズの開口数などに違いがあり記録容量は「BD」に比べて少ない。ただ従来のDVDは「BD」と互換性はないが、東芝「VARDIA」では従来のDVDにハイビジョンを録画できる機能を搭載させるなど、互換性に優れている。

いずれにしても最近買ったばかりのDVDレコーダーがハイビジョンに対応してなかったとはショックである。まさに「ハイビジョンテレビで見ているのにハイビジョンで見てなかったってこと?」

PLAYSTATION 3(20GB)

ソニー・コンピュータエンタテインメント

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ブルーレイディスクとは?


新世代の光記録ディスク
全国各地で次々と地上デジタル放送が開始され、デジタルハイビジョン放送が一般的になりつつある今日。臨場感と迫力のある高精細映像を思う存分楽しめるハイビジョンテレビをはじめ、さまざまなハイビジョン対応機器がより身近な存在になってきました。

ハイビジョン時代の到来は、さらなる映像の進化のはじまり。映像の高画質化はますます加速し、インタラクティブな楽しみも追求され、エンターテインメントの進化とともに、データはさらなる大容量化が求められています。

「ブルーレイディスク」は、ハイビジョン映像はもとより、その先の映像の楽しみまで見据えて開発された、新世代の光ディスクです。CDやDVDと同じ12cmディスクでありながら、DVDの約5倍の大容量と、54Mbps、72Mbps(BD-RE ver.2.1)、144Mbps(BD-R ver.1.2)の高転送レートを実現。ブルーレイディスクのポテンシャルは、現在のハイビジョン放送の転送レートである24Mbps(BSデジタル放送の場合)をはるかに超え、映像の表現力と楽しみまでも広げます。

ハイビジョン画質で映画鑑賞
単層で25GB、2層で50GBという膨大なデータ容量を備えたブルーレイディスク。もはや記録容量に左右されずに、ハイビジョン画質で映画を鑑賞できます。フィルムの質感まで感じられる映像を、1枚のディスクに収録でき、映画館のような臨場感あふれる映像を自宅で楽しめます。さらに、圧縮方式によっては、7時間を超えるハイビジョン映像を収録できます。未公開シーンやインタビューなどの特典映像も、ブルーレイディスクならたっぷり楽しめます。その上、インタラクティブ機能の搭載やインターネットと接続した、新たなメディアの方向性も模索されています。ブルーレイディスクは、これまでのエンターテインメントの姿を一新し、今までにない映像体験をもたらしてくれます。
 
ハイビジョン番組をそのまま録画
地上デジタル放送の開局とともに、すでに広い範囲で見られるようになったハイビジョン放送。ハイビジョン番組はデータ容量が大きく、リアルタイムで見るか、大容量のHDDに録画して見るしかありませんでした。しかし、ブルーレイディスクの登場により、ハイビジョン放送をオリジナル画質でディスクに録画・保存できるようになりました。臨場感あふれる映像とともに高音質5.1chサラウンドも、1枚のディスクに記録可能。持ち運びや保存が手軽にできるディスクに記録すれば、ハイビジョン番組をもっと自由に楽しめるようになります。
 
自分で撮った映像もハイビジョンで記録
ハイビジョンの楽しみは、“見る”だけではありません。ハイビジョンビデオカメラの登場で、ハイビジョン画質での撮影が自分でも楽しめるようになりました。ブルーレイディスクなら、ハイビジョン映像をそのままの画質で残せ、DVDと同じような感覚で、いつでも見たいシーンをすばやく探せます。
 
パソコンなどの大量データを記録・保存
大容量データをダウンロードできるブロードバンド環境や、パソコンのオーディオ、ビデオ、写真機能が増加し、さらに大容量の記録メディアが必要とされています。また、電子メールの普及とペーパーレス化によって、業務上必要な記録容量も飛躍的に増大しています。大容量のブルーレイディスクなら、1枚のディスクにパソコンのデータをそのまま保存できます。(SONYホームページより引用)

SHARP AQUOS 地上・BS・110度CSデジタルチューナー搭載 ブルーレイ ハイビジョンレコーダー 2層タイプ BD-AV10-S シルバー
シャープ
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SONY 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー搭載ブルーレイディスクレコーダー HDD320GB BDZ-T70
ソニー
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