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 口内炎の正体とは?
 気がつくと口の中にできている厄介者「口内炎」。放っておいてもいつかは治るのだが、食事のたびにしみて痛いし、気になっていやなもの。なかにはひんぱんにできて「また口内炎か!」と憂うつになる人も多い。口内炎の正体は何だろう?

 口内炎の正体は、口の中の粘膜に起こる炎症。口の中にできた傷口に「ばい菌」が繁殖しているので、体の免疫機能がこれと戦っており、それで炎症が起きている。
ではなぜ口内炎はできるのだろう?

 口内炎の原因とは?
口内炎が発生する原因は複数ある。ひとつは口腔内の傷が原因でできる場合で、これが一番多く、80%ほど。もうひとつは「ビタミン不足」や「ストレス」。「ストレス」でビタミンが分解されることもあるそうで、全体の20%くらい。

 私の場合、ストレスによる場合が多く、口内炎になったら、ビタミンB2を含んだ食品をとるようにしている。しかし、思ったように治る場合と、治らない場合とがある。治らないときは憂鬱だ。口内炎の薬というのも市販されていてつけたことがあるが効果があるのかどうかわからなかった。どんな方法が一番速く治るのだろうか?

 口内炎治療は擦り傷の治療と同じ?
 先日NHKの「ためしてガッテン」では、口内炎のスピード治療法を紹介していた。その答えは何と、軽い皮膚の擦り傷の治し方と同じだった。ガッテン流の擦り傷の治し方は、驚いたことに消毒薬を使わない。消毒薬は、ばい菌を殺すとともに、皮膚の細胞も殺すからだ。

 1.まず水洗い 2.消毒はしない 3.グチュグチュに保つ というのが軽い擦り傷の治し方。傷口のグチュグチュは浸出液。これが傷を早く治すという。

 さて、口内炎も同じと考えられ、口の中は水分はあるし、だ液がでているので自然に水洗いしているようなもの。ほうっておいてよいようにも思える。

 口内は常在菌が繁殖しやすい
 だが、口の中には常在菌というばい菌がいて、だ液も絶えず出ているわけではない、体調によって、口が渇くことがある。そうしたときに常在菌は増え、皮膚に炎症を起こし、口内炎は治りにくくなるのだ。

 では、薬はどうだろう?薬なのだから、治療効果はあるのではないか?

 ところが市販されている薬の多くは、つけてもすぐに治るわけではない。なぜか?それは炎症を抑える働きが主だからだ。炎症は抑えてくれるので、しばらく痛みは治まるが、常在菌自体が消えるわけではないからだ。

 では、結局のところどうしたら速く治るのだろう?

 口内炎には「まずは殺菌ブクブクうがい」
そうなんです。常在菌を消毒液で殺してから、薬をつければいいのだ。NHKの「ガッテン流・口内炎対策は「おすすめ、殺菌ブクブクうがい」であった。どんな意味だろう?
 
 口内炎を根本から治すためには、口の中の細菌の繁殖を抑える必要がある。そのためには、殺菌成分入りのうがい薬や洗口液(せんこうえき)を使ったブクブクうがいが効果的。

 実験によると、20秒のブクブクうがいを3回行った場合、口の中の細菌を10分の1程度に減らすことができた。しかも、その効果は3時間以上持続した。ただし、傷がある場合、殺菌成分が細胞にダメージを与え、傷の修復を遅らせるので、うがい薬や洗口液でブクブクうがいした後に水でうがいするとよい。

 完治するまでの時間が半分以下に
 うがい薬や洗口液は、殺菌成分入りのものなら、どれでも同等の効果があると考えられる。また、口の中に傷ができたとき、口内炎ができたと気づいたときなどにすれば、効果がある。口内炎の人に、毎食後と寝る前の、1日合計4回うがいをしてもらったところ、治るまでの時間が半分以下になった。

 「ガッテンして頂けましたでしょうか?」さて、今日からあなたも私も「まずは殺菌ブクブクうがい」で口内炎対策はばっちりだ! 


参考HP Wikipedia「口内炎」・NHKためしてガッテン「
口内炎スピード完治」  

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